2020年12月10日のブックマーク (3件)

  • スピーチ・コードはニューロダイバーシティに反しているのか? - 道徳的動物日記

    davitrice.hatenadiary.jp 先ほど書いた記事ではジェフリー・ミラーの『Virtue Signaling:Essays on Darwinian Politics & Free Speech』の辛口な感想を書いたが、こののなかでも「The Neurodiversity Case for Free Speech(ニューロダイバーシティの観点に基づく、言論の自由の擁護)」というエッセイは異色で興味深かったので、わたしなりに紹介してみよう。 なお、もともとはQuilletteに発表された文章を転載したものであり、タダで読むこともできるので、興味を持った人はそちらも参照してほしい。 quillette.com 「ニューロダイバーシティ」とは、性的特徴に関するダイバーシティや人種に関するダイバーシティなどと並列する、神経学的特徴に関するダイバーシティのことを指す。「アスペルガー

    スピーチ・コードはニューロダイバーシティに反しているのか? - 道徳的動物日記
    maeda_a
    maeda_a 2020/12/10
    “もし現代にニュートンがアメリカの大学に所属していたとしても、彼は早々に大学から追い出されてしまうであろう……とミラーは論じる”
  • 夫婦別姓に反対する保守派の本音はどこに?

    <「古き良き日」という幻想が崩れるのが苦痛だという、極めて概念的な原理主義ならその理屈は理解できるが......> 自民党内の保守派は「選択式夫婦別姓制度」について頑強に反対しています。しかし時代が少しずつ進むなかで、有権者の世代交代が起きてくると、選挙に落ちては大変ですから多くの議員は徐々に態度を軟化させてきました。これを受けて、最高裁大法廷で審理されることになったので、判例変更となるかもしれません。 報道によれば、別姓反対派は、この11月に自民党内の議員連盟として「『絆』を紡ぐ会」というのを結成したそうです。(発起人は高市早苗議員、山谷えり子議員、片山さつき議員など)その会は12月3日に、下村博文政調会長に対して、選択的夫婦別姓の導入には慎重に対応するとともに、旧姓の通称使用を拡充するよう求める提言書を手渡したそうです。 提言書の中では、夫婦同姓は「子育てや夫婦親族相互扶助の環境づく

    夫婦別姓に反対する保守派の本音はどこに?
  • ひとこと感想:『Vitrtue Signaling: Essays on Darwinian Politics & Free Speech』 - 道徳的動物日記

    Virtue Signaling: Essays on Darwinian Politics & Free Speech (English Edition) 作者:Miller, Geoffrey 発売日: 2019/09/18 メディア: Kindle版 以前からすこし気になっていたであり、ほしいものリストから頂いたので、読んだ。しかし、贈ってくれた方には申し訳ないのだが、かなりキツいであった。や文章としての魅力があまりにもなさ過ぎる*1 このは、進化心理学者であるジェフリー・ミラーがネットなどで発表した論考やエッセイを集めてまとめたもの。 ミラーは『恋人選びの心:性淘汰と人間性の進化』や『消費資主義!:見せびらかしの進化心理学』の著者であり、これまでにも人間が持っている様々な特質を性淘汰やシグナリング理論で説明する議論を展開してきた。 このでも、「道徳的な徳の性淘汰(Sex

    ひとこと感想:『Vitrtue Signaling: Essays on Darwinian Politics & Free Speech』 - 道徳的動物日記
    maeda_a
    maeda_a 2020/12/10
    “ミラーの議論にはそこそこの納得感があることは否めない…ただ、あくまで、…”