10代女性へのプログラミング教育の提供に取り組んできたサウジャニ LARRY BUSACCA/GETTY IMAGES FOR THE WALTER KAITZ FOUNDATION <女性が手に職をつけて、経済的自立を励ますプログラミング本を制作。しかし、女性の自立を望まない保護者たちがいるという現実を知ることに。「排除ブーム」と「親の権利」とは?> アメリカの教育現場で台頭する「禁書」運動のことは、最近まであまり重視していなかった。一部の書籍(多くは歴史的・科学的事実を扱っている)の規制に、保守派が熱心なのは知っていた。 だが民主主義や世界の行方について不安を感じさせる出来事はほかにも多々あり、子供向けの本をめぐる問題は、その上位というほどではなかった。 変化が起きたのは今年9月24日の朝だ。テクノロジー業界の男女格差解消を目指して私が2012年に設立したNPO、ガールズ・フー・コード
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