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ブックマーク / agora-web.jp (13)

  • 震災後の人口減少をどう乗り越えるか

    私は生まれも育ちも神戸である。平成7年の阪神淡路大震災直後、実家への救援物資をかついで神戸入りした。 当時は関東大震災以来の大災害とされた阪神淡路大震災も、マグニチュードは7.3であり、今回と比べると小さい。しかし人口密集地域での直下型であったので狭い範囲に被害が集中、死者は6千人を超え、特に神戸の被害は甚大だった。 皆の無事を確認したのち、思い出深いご近所の景色が一変したのを眺め、呆然とした。震災後も1年に2回、ほぼ規則正しく盆と正月には神戸に帰省し、個人的に「定点観測」を行ってきた。 その定点観測の結論を先に言うと、阪神大震災の場合、人口の減少が復興への最大のボトルネックとなったと考えている。おそらく今回の大震災でも同じ、もしくは人口減少の度合いは神戸よりさらにシビアな可能性もある。 神戸は、災害後の人口減少で経済に何が起こるのか、我々に示してくれている。この経験から学ぶことが重要だ。

    震災後の人口減少をどう乗り越えるか
    magi107
    magi107 2011/04/04
    中出し希望(^^)v
  • 就活はグローバル化で臨界点へ ‐ 鈴木和夫

    人は臨界点に到達した時にどんな行動を取るのでしょうか。2月下旬、就活を始めたばかりの鹿児島大学の男子学生は信じられない行動を取りました。学生が長距離バスを乗っ取り横転させ、殺人未遂で捕まったのです。エントリーシートの締め切りが迫っていたと伝えられています。まさに臨界点を越えていたのでしょうか。 水など圧力や温度などを変えて臨界点を超えると、もはや液体、気体の区別がなくなりメルトダウンします。これが臨界状態です。男子学生の精神状態もそんな状態だったのでしょう。報道によると、商社志望で成績も良かったらしい。どこで最高刑は死刑まである殺人未遂という重罪を犯すスイッチが入ったのでしょうか。 昨年に続き今年も大学生には頭の痛い就活シーズンがピークを迎えつつあります。 就活失敗で自殺するのは男性が9割 一方で、若者の未就業者の自殺が増えているニュースが流れました。2010年に就職に悩み自殺した20代の

    就活はグローバル化で臨界点へ ‐ 鈴木和夫
    magi107
    magi107 2011/03/07
    グローバル化による就活の問題を国の単位で捉えるのは適切じゃない。今まで国の経済圏に守られていた優秀でない人がありのままで勝負せざるを得ない状況になったのが問題の本質。二極化は止めようがない
  • 財政破綻は必至

    というような扇情的なことを書くな、という指摘を間接的にいただいた。財政破綻は必至だと私は思っているが、それが扇情的だとは思わない。なぜなら、破綻は必至だが、狭い意味での財政破綻は結局起きないだろうし、財政破綻するかどうか自体は意味のない問題設定だからだ。 財政破綻の定義を、政府が支払いに滞り、公務員の給与支払いや支払いが行われなくなる、ということに限るのであれば、それは日の場合には起こりにくいだろう。 その理由は、表面利率が現時点で低いことである。現在の国債利率は10年物で、1.2%程度だが、これが暴落して、一気に2%上がって3%となったとしても、1年間の国債発行高は借り換えも含めて150兆程度だから、最大でも利払いの増加額は3兆円だ。3兆円の利払い増加で、政府の資金調達がいきなり詰まることはなく、その意味では、普通の国債暴落では政府は破綻しない。 ここで、破綻にならない理由は、表面利率

    財政破綻は必至
    magi107
    magi107 2011/02/05
    財政に限らず経済もすでに実質破綻してるんだろうな。英語と専門技術身につけて早く逃げよう
  • 「自動公衆送信」の概念を廃止せよ

    先日の私の記事には、現役の裁判官と思われるtoeic_990pointsさんからコメントがあり、建設的な議論が行なわれました。彼の結論は、私とおおむね一致したようです。 池田先生ご指摘のとおり、判決は対象を「テレビ配信」に限定しておらず、インターネット情報等が一度サーバーを経由して配信される以上、サーバー業者等も、文面上は「送信主体」になり得ます。 この点が重要です。1対1の通信も多数が使うと「公衆」送信で、機材のユーザーだけではなくそれを設置した業者も著作権侵害の「主体」だという今回のまねきTVとロクラクの判決は、論理的にはすべてのネット配信を対象にする結果になります。 今回の判決は「テレビ番組のネット配信を違法にする」という結論がまずあって、それに合わせて「公衆」と「主体」の定義を拡大した印象が強い。最高裁はテレビ番組だけを目的とした業者が違法だというつもりかもしれないが、たとえばデ

    「自動公衆送信」の概念を廃止せよ
  • 無縁社会は不幸か - 『人はひとりで死ぬ』

    人はひとりで死ぬ―「無縁社会」を生きるために (NHK出版新書 338) 著者:島田 裕巳 日放送出版協会(2011-01-06) 販売元:Amazon.co.jp ★★★★☆ 昨年、NHKの「無縁社会」というシリーズが大きな反響を呼んだ。その後、100歳以上のはずの老人が行方不明になっている事件が多発し、老人が社会とのつながりを失って「無縁」になることが社会問題となった。こういう話は日来「有縁社会」で、その古きよき日が失われていくという感傷的なストーリーになっている。 しかし著者も指摘するように、無縁というのは中世では「自由」の意味だった。縁切り寺に飛び込めば公権力の追及も逃れることができ、楽市楽座のように領主が公認した場合もあり、堺のように一つの都市が領主から独立した場合もあった。日の高度成長を支えたのも、人々の「無縁化」を求めるエネルギーだった。そのころのフォークソングに

    無縁社会は不幸か - 『人はひとりで死ぬ』
    magi107
    magi107 2011/01/07
    「コミュニティなんて幻想」同感。
  • 移民受け入れは待ったなし―深刻な人口動態

    厚生労働省の推計によると、我が国の人口は2055年には9千万人を割り込み、然も、高齢化率は40%を超える見込みとなっている。この人口動態予想は、年金の負担に加えてGDPの2倍の借金をしている財政の現状を考えると、背筋が寒くなる程恐ろしい話である。 国富の40%を破壊された第二次世界大戦後の日に、600万人と言われる引揚者、復員者が帰国してきたのが、今から60年前の日であった。その為もあり、当時の日は人口過剰と資源不足にインフレが加わる大難問に直面し、東京は失業者や浮浪者で溢れ,街には「闇屋」が横行した。それでも当時の日人は、老若男女を問わずひたすら働き続け、奇跡の復興を成し遂げただけでなく、世界でも有数の豊かな国を作り上げた。 敗戦と言う特殊事情はあったにしても、国民所得水準が当時のフィリピンを下回る貧困国家から、前例のないスピードで世界トップクラスの富める国に変貌させた「秘密兵器

    移民受け入れは待ったなし―深刻な人口動態
    magi107
    magi107 2011/01/06
    僕がアメリカへの移民になりそうです
  • 労組に我が国は食いつぶされる

    民主党政権になってから、その最大の支持母体である日労働組合総連合会(連合)をはじめとする労組の政治力が強まっている。今回の平成23年度税制改正大綱には彼らの強い影響力が垣間見える。 今回の税制改正では高額所得者狙い撃ちともいわれているように、年収1500万円以上では給与所得控除の見直しにより実質的に累進性が強まり増税となる。会社役員はさらにきびしい給与所得控除の削減が予定されている。筆者はまずここに政府が労組に大変気を使った形跡を読み取る。労組の幹部職員の年収は概ね1000万円~1500万円程度で、彼らが増税されないように「1500万円」という増税になる基準が決定されたのだろう。しかし労組の優遇はそれだけではなかった。 平成23年度税制改正大綱をよく読むと、給与所得控除が削られる一方で、「特定支出控除」が見直され、たとえば弁護士や会計士が資格を取得するのにかかった費用を控除に加えられるよ

    労組に我が国は食いつぶされる
    magi107
    magi107 2010/12/30
    全体的に日本がJALっぽくなってるのは感じる
  • 起業は重要か - 『自由市場とイノベーション』

    自由市場とイノベーション 著者:ウィリアム J ボーモル 勁草書房(2010-12-24) 販売元:Amazon.co.jp ★★★★☆ 経済学の教科書では、完全競争によって価格が限界費用と一致してパレート効率的な状態が実現することになっているが、著者はこのような静的な効率性は資主義の驚異的なパワーを説明できないという。成長にとって重要なのは価格競争ではなくイノベーションによる製品差別化であり、利潤がゼロになることはなく、それは望ましくもない。固定費用が大きいときは、それを回収するための超過利潤が必要であり、完全競争より寡占のほうがいいという。 これはイノベーションにとって起業家精神が重要だという通説とは違うが、著者は多くのデータをもとにして、イノベーションの2/3は大企業の研究開発部門で生み出されているとする。ベンチャー企業の役割は、新しい「ゲームのルール」を見つけることで、彼らの冒険

    起業は重要か - 『自由市場とイノベーション』
  • 「無事これ名馬」が日本を駄目にする ― 大卒就職難に思う

    大学生の就職問題は、漢方の様に全体の調子を整えることで結果的に病気を治していく他ありません。症状だけを見て「臓器」や「組織」に病気の原因を求める西洋医学的な方法では、長期的な解決は出来ないと思います。 自力再生が必要な今日、日の企業文化の最大の問題は、安全第一の「無事これ名馬」の考えです。右肩上がりの経済が続いている時代は、自分で方針をきめる必要もなく、ひたすら欧米の後を追えば済みましたが、今はそうは行きません。 松岡氏によると「日企業が最も欲しくない人材は『優秀で会社への忠誠心が低い人材』で『黙って言うことを聞く人材』を何よりも求めている」由。これが当であれば、日企業のの活性化、ひいては就職難の解消は見込み無しです。会社への忠誠心は、企業が求めるのではなく、生き甲斐を感じた社員から自然に出て来るのが来の姿です。 1960年代にShockley Semiconductor Lab

    「無事これ名馬」が日本を駄目にする ― 大卒就職難に思う
    magi107
    magi107 2010/12/16
  • 「財政危機」の真に正しい理解のために-土居 丈朗

    慶應義塾大学経済学部教授 昨年、ギリシャの財政危機が顕在化して以降、わが国の財政状況をめぐり様々な見方が飛び交っている。日はギリシャよりも多く政府債務を抱えている上に、今後高齢化で社会保障費の増大が見込まれ、消費税を増税するなど財政健全化を真剣に取り組まないと日でもギリシャのような財政危機が顕在化する、とする見方がある。他方、日はギリシャよりも多く政府債務を抱えているが、ほとんどが国内で消化されているからギリシャのようにはならないので、財政危機をあおるのは増税したがる一派の陰謀で、無駄な財政支出を削減したり「霞が関埋蔵金」を取り崩せば増税は不要だ、とする見方もある。 どうやら、財政危機についての議論は、極論が横行し、冷静な議論が欠けているように思う。 結論から言えば、問題なのは、日がギリシャのようになるかならないか、財政破綻するかしないか、なのではなく、(誰から見ても金額として巨額

    「財政危機」の真に正しい理解のために-土居 丈朗
  • 手厚いセーフティーネットは必要か?

    多くの経済学者が反市場的な政策をかかげる民主党政権を批判している。筆者もそのひとりだ。筆者は貨幣を媒介とする市場経済というのは、人類が生み出した様々な仕組みの中でも、もっともすぐれたもののうちのひとつだと常々思っている。このことは、悲惨な破滅をむかえた社会主義国家の歴史や、精緻な経済理論を持ち出すまでもなく、日常生活の中で毎日観察できる。競争的な市場の中で生み出されるモノやサービスは常によくなり、そして安くなる。民間企業の創意工夫のおかげだ。一方で政府が生み出すモノやサービスは「お役所仕事」という言葉からもわかるように、非効率の代名詞だ。もちろん警察や国防、環境問題の解決などのように市場だけではうまくいかないことがあることも明らかなのだが。 経済学的にも市場を重視するというのは圧倒的な主流派で、多くの経済学者の提案する政策パッケージは競争的な市場とセーフティネットを組合わせたものだ。もちろ

    magi107
    magi107 2010/09/23
    あと10年ちょっとでデフォルトするだろうから、必死に英語と数学と工学勉強してる。早く日本から脱出する準備したほうがいいよ。直に社会保障もなにもなくなるんだから
  • 日本の学生の就職「超」氷河期は永久に続く

    9月になってもまだ就職先が決まらない大学生の数が、卒業予定者数の3割を超え今年は過去最高になるようである。2008年の金融危機で大幅に落ち込んだ日の大企業の業績は今年になって軒並み回復したが、日の新卒にとってのきびしい状況は一向に変わっていない。しかし日の大企業が採用数を減らしているかというとそうではない。今や日の大企業は海外で外国人を積極的に採用しているのだ。筆者はこの傾向は今後も変わらないと考えているし、また日の企業が積極的に海外採用することはすばらしいことだとも思っている。今後は市場が縮小していく日に留まっていても企業は高収益をあげることはできない。そこで日企業はいちはやくグローバル化し、熾烈なアジア市場のなかでの競争を勝ち残っていかなければいけないのだが、それには優秀な若いアジア人を雇い彼らの力を最大限に活用していかなければいけないのだ。 楽天やユニクロなどは社内公用

    日本の学生の就職「超」氷河期は永久に続く
    magi107
    magi107 2010/09/09
    どうということはないんです。大学や院で世界の優秀な学生に負けないように必死に勉強すればそれでいいんです(主に数理・科学・技術系を)
  • 小沢氏は『日本改造計画』の原点に帰れ - 池田信夫

    小沢一郎氏の出馬は民主党が、そして日が立ち直る最後のチャンスかもしれません。日政治が低迷している原因は、90年代以降の世界の変化に対応して日が大きく軌道修正しなければならないのに、自民党政権のころの「官僚丸投げ」が続いてきたことです。それに対して政治改革を実現しようとして自民党を割った小沢氏の行動は、それがたとえ党内の権力闘争に敗れた結果だったとしても、間違っていなかった。 そのとき彼の書いた『日改造計画』は「小さな政府」をめざす理念が明確でしたが、その後の小沢氏は政局の読みを誤って自民党政権の復権を許してしまい、政党は離合集散を繰り返して、経済の低迷はますます深刻化しました。 その中でも、自由党のころまでの小沢氏は一貫していましたが、民主党との合併以降おかしくなり、最近は菅首相より社民的な路線を打ち出すようになりました。これが田中角栄以来のバラマキ路線に戻ったのだとすれば、彼に

    小沢氏は『日本改造計画』の原点に帰れ - 池田信夫
    magi107
    magi107 2010/08/28
    池田さんからは日本のバカどもは一度徹底的にダメにならないと変われないだぜhahaha!と言いたいのがよく伝わる
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