ハニ・アルセバイ氏はロンドンに住むイスラム学者だ。しかし、もし視聴者にまともに取り合ってもらいたいと思うなら、インタビュアーに対して「黙れ」と言ったり、彼女を見下すような発言をするべきではないだろう。 3月の上旬に放送されたレバノンの放送局「アル・ジャディード・TV」のある討論が、中東のメディアウォッチを行っているアメリカの「中東報道研究機関」によって翻訳された。その中で司会者のリマ・カラキ氏が、キリスト教徒たちがダーイシュ(イスラム国)に入る可能性についてアルセバイ氏の意見を求めた。イラクとシリアで大部分を占領している過激派グループであるダーイシュは、国外からの戦闘員を採用していることで知られている。自身もエジプトのイスラム組織「ジハード団」への加入で実刑判決を受け、イギリスへ亡命した経緯を持つアルセバイは、キリスト教徒とイスラム組織の歴史的接点について語り始めた。
先月、フランスでイスラム教の預言者、ムハンマドの風刺画を掲載した新聞社が武装した男らに襲撃された事件について、イギリスのイスラム教徒の4分の1が犯行の動機に共感するとして、一定の理解を示していることが最新の世論調査で明らかになりました。 この世論調査は、イギリスのBBCなどが今月20日までのおよそ4週間、イギリスに住むイスラム教徒1000人を対象に行ったものです。 それによりますと、先月、フランスでイスラム教の預言者、ムハンマドの風刺画を掲載した新聞社が武装した男らに襲撃され12人が死亡した事件について、「風刺画に強い不快感を感じた」と答えた人は78%に上りました。 また、「犯行の動機に共感できるか」という質問に対して、▽「できない」と答えた人は62%で、▽「できる」と答えた人も27%に上りました。 BBCは、イギリスに住むイスラム教徒の多くは、今回の事件について暴力に訴える行為には反対し
「イスラム国」が2人の日本人を拘束したとみられる事件について、イギリスで「イスラム国」を強く支持する発言を続けているイスラム教の指導者は、日本は欧米に加担し、中立とは見られていないと述べました。 ロンドンを拠点に活動するイスラム教の指導者、アンジェム・チョードリー氏は、シリアやイラクへ渡って戦闘に加わるイギリスの若者に影響を与えているとされ、去年9月にはテロを扇動した疑いで一時、身柄を拘束されるなど、当局が監視を続けています。 チョードリー氏は20日、NHKのインタビューに対し、日本人2人がイスラム国に拘束されたとみられることについて、「アメリカの政策によって多くのイスラム教徒が死んでおり、どんな形であれアメリカを支持するならば日本の市民やジャーナリストが捕らえられても驚きはしない」と述べました。 また、日本が難民支援など非軍事面で支援していることについては、「欧米を後方支援していることに
シリアやイラクで勢力を広げる過激派組織「イスラム国」が米国人ジャーナリストのジェームス・フォーリー氏(40)を殺害した事件で、英サンデー・タイムズ紙(電子版)は24日、英当局が特定した実行犯とされる男は、ロンドン出身の23歳とみられると報じた。 同紙によると、男はロンドン西部の高級住宅地に昨年まで家族と住んでいたが、その後「ジハード戦士」になったとみられる。 一方、英インディペンデント紙(電子版)は、男は英国ではラッパーとして活動し、治安当局への不満を歌っていたと伝えた。男の父親はエジプト出身で、1998年にケニアとタンザニアで起きた米大使館爆破事件に関わった疑いで、2012年に米国に引き渡されていたという。 英国では、殺害の様子を撮影したビデオに映る実行犯について、英語のアクセントからロンドン出身ではないかと衝撃が広がっていた。(渡辺志帆)
英国教会の最高位聖職者であるカンタベリー大主教の後任に決まったジャスティン・ウェルビー(Justin Welby)主教(2012年11月9日撮影)。(c)AFP/LEON NEAL 【2月2日 AFP】冗談のつもりで立候補したら、英国国教会(Church of England)の最高位職、カンタベリー大主教(Archbishop of Canterbury)に選ばれてしまった――。昨年12月に退任したローワン・ウィリアムズ(Rowan Williams)大主教の後任に決まった英ダラム(Durham)のジャスティン・ウェルビー(Justin Welby)主教(56)が、4日の任命式を前にこんな裏話を披露した。 イングランド中部ノッティンガム(Nottingham)近郊のトレントビンヤード(Trent Vineyard)教会で1月27日に行われたインタビューでウェルビー主教は、自分のことを「ご
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