朝日新聞社説「貧困撲滅――小泉さんも、菅さんも」の内容はくだらない、というか左翼の知性も劣化しているなというだけなのだが、世界の貧困について最近気になっていることがあるので少し書いてみたい。話の分類は「環境」ということだが、私はエコ派ではないが、偽悪的にならなければ、環境に関心を持っているのは確かだ。 朝日新聞社説の冒頭を読んで「あれ?」と思った。こういう言い方がまだ通用するというか、まだ一般的な社会言説なのだろうか。 地球上の5人に1人、約12億人が1日1ドル(約112円)未満で暮らすという極貧にあえいでいる。その割合を2015年までに半分にしよう。5歳未満の子どもの死亡率を3分の1にし、すべての子どもに初等教育を保障しよう。 今さらバカなこと言うなと言われそうだが、貧困とは何か? ちょっと率直に朝日新聞に訊いてみたい気もする。この文章を読む限り、その12億人の生活費を5ドルくらいまでア
「私は○○な人間だから」という人間は、ほとんどの場合その正反対の人間である。 <例> 「私は癒し系だから」→「あなたが私を甘えさせて癒しなさい」 「私はサバサバ系だから」→「私を怒らせると陰でグチグチとしつこいわよ」 「私は男っぽい人間だから」→「私は優柔不断で後悔しがちで責任は他人に押し付けます」 「私はリーダータイプだから」→「私は他人にサポートを強制して手柄は自分が独り占めします」 「私はおとなしい人間だから」→「私は陰では結構大声で他人の批評、批判、否定をします」 「私はスポーツマンタイプだから」→「私の気に入るような態度を取らないと肉体的にも精神的にも陰湿に執拗に追い詰めて徹底的に潰しますよ」 ・ ・ ・ あとはブクマ大喜利形式でよろしく
本題に入るまえに、一篇の詩について話しておきたい。北村薫の『詩歌の待ち伏せ』に掲載されていた詩である。 詩歌の待ち伏せ 1 (文春文庫) 作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/02/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (20件) を見る 詩歌の待ち伏せ 2 (文春文庫) 作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/03/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (13件) を見る わずか3行。 れ ママ ここに カンガルーがいるよ 詩といっても、まだ字を知らない3歳の子供が口にした言葉を親が書きとめたものである。北村は、この「詩」を、雑誌『VOW』で目にしたらしい。 ご存知の方も多いと思う。投稿者が身の回りで見つけた奇妙なものを掲載している本だ。その本の、「詩人の血」と題するコーナーに、この詩は掲載されていた。 もともとは、読売新聞に掲載され
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