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ブックマーク / somethingorange.net (20)

  • 作家の評価は最高傑作で決めるべき? - Something Orange

    最近のこのブログの記事は、昔から思っていたことをあらためて形にする、というものが多い。これもそうである。ある作家を語るとき、その評価は全盛期の最高傑作で決めるべきだ、という話。 間違えても「あんな駄作があるからたいした作家じゃない」などというべきじゃないし、全作品の平均で評価することもあまり意味がないと思う。まあ、よほど平均的に出来が良ければそういう点を評価することもできるかもしれないが、基的には最高傑作で評価することが妥当なのではないか。 ようするに、最低点でも平均点でもなく、最高点で評価することが好ましい、といっているのだが、どうだろう。 個人的には、最低点で評価を決めることは論外だと考える。たとえば山田風太郎はいわずとしれた戦後を代表する天才物語作家だが、ひとつだけどうしようもない退屈だと評判の作品がある。『忍法相伝73』。ひと呼んで天才の駄作である。 ぼくは読んだことないのだが(

    作家の評価は最高傑作で決めるべき? - Something Orange
    mahal
    mahal 2010/09/07
    小林よしのりが随分昔、「代表作を一つではなく複数残せるのが一流」みたいな話してて、個人的にはまぁそこそこ納得した面はあったり。
  • 乱暴な言葉遣いの人間は差別する。 - Something Orange

    先日、Twitterにこのようなことを書いた。 特にネットでは、ぼくは意見の正否「だけ」で相手を判断するつもりはもはや全くない。下品な人間の相手をすることはいやだし、ひとの悪口を安全なところから吐く人間にかかわるのもいやだ。しらないひとと不毛な議論をする意欲もない。それで当然だと思っている。そうすべきでない理由はあるだろうか? 「意見と人格は切り離して考えるべき」「嫌なやつのいうことでも正論は正論」という考え方があることはわかるけれど、逆にいうと「いくら正論をいっていても嫌なやつは嫌なやつ」であるわけで、そういう人間は遠ざけたい。遠ざけることが逃げだとは思わないし、閉塞だとも感じない。精神衛生上の問題。 まあ、「意見だけはとりあえず受け入れて、その人物は遠ざける」というのがいちばん適切な対応かな……。「批判は受け容れるべき」という言葉には条件付きで賛成できるけれど、「批判は無条件で受け容れ

    乱暴な言葉遣いの人間は差別する。 - Something Orange
    mahal
    mahal 2010/09/01
    論者に対し「この人は正論を吐くことよりも優越感ゲームの勝ち負けの方が大事だ」とネット審判たる第三者が判断する際の主要なメルクマールに関して、アカデミックな視点から整理されたら色々便利な気はするが。
  • 韓国反日文学のトンデモない世界。 - Something Orange

    韓国・反日小説の書き方 作者: 野平俊水出版社/メーカー: 亜紀書房発売日: 1996/06/01メディア: ハードカバー クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見る タイトルからわかる通り、韓国の反日小説、反日紀行文を笑い飛ばした一冊。韓国の反日文学がいかにトンデモないか、一々例を挙げて解説している。 たとえば、韓国史上空前絶後のベストセラーになったという『ムクゲノ花ガサキマシタ』は、ヤクザの勢力をバックに政界を支配する闇の政治家カネマルやその手下のハシモト、オザワなどによって韓国侵略が開始されるという話である。 ついに日は独島(竹島)の領有権を口実に韓国戦争を仕掛け、ハイテク戦闘機で韓国全土を襲撃、焦土化させる。 この国家的危機を打開するため、大統領は北の金日成と手を結び、日に対して侵略を開始しなければ核攻撃を加えると警告する。 日がこれを無視したため、ついに日

    韓国反日文学のトンデモない世界。 - Something Orange
    mahal
    mahal 2009/04/16
    この手のトンデモは何処にもいようが、例えばVANK的活動に対して韓国で主流のアカデミアや政党がどの程度「お前らみたいなトンデモにいちいち耳貸さんよ」と言い切れる素地があるかが問題なんだろう。
  • 男女のあいだにハンディは必要か? - Something Orange

    昨日のラジオで話したことを記事にまとめておきます。 昨日はいくつかの作品を取り上げて、そのなかの人間関係について考察してみたのですが、そこで浮かび上がってきたのは「対等な関係性」というキーワードでした。 たとえば、「ライバル」の項目で取り上げた『ベルセルク』のガッツとグリフィスは、あまりにも真摯に対等であろうとしたために、さいごには敵対することになってしまいます。 また、遠藤淑子の漫画『マダムとミスター』の主人公、グレースとグラハムは、男女/主従という関係性を飛び越えて対等に渡り合います。 話を続けるうちに、自分はどうもこういう「対等な関係性」に惹かれるらしい、ということがわかってきました。 そこで思い出したのが、男性論を扱う学者である熊田一雄さんの記事です。熊田さんは、「近代社会では、男性に何らかのハンディをつけなければ、男女間の「対等な対」を説得的に描くことができなかった」と書き、高橋

    男女のあいだにハンディは必要か? - Something Orange
    mahal
    mahal 2008/12/07
    何となく俺の中で「執事物とメイド物の違いって何なのだろう」ってモヤモヤした部分があったのだが、これは筋の良い切り口かも。
  • 萌えは差別か暴力か。 - Something Orange

    id:koisuru_otoutoさんの記事が非常におもしろいので、それを枕に思考を進めてみようと思います。異論、反論、ツッコミなどありましたらいつものようによろしく。 さて、id:koisuru_otoutoさんの記事の骨子は、男性オタクによるいわゆる「腐女子萌え」や、その腐女子による「やおい萌え」は、一種の暴力にあたる、というものです。少々長くなりますが、その部分を引用させてもらいましょう。 同性に性的指向を持つ女性が同性に恋をしている(またはパートナーがいる)場合、そこにはその人自身の主体(自我)があるはず。 それと同じで、やおいを好む女性がやおいを愉しむこともまた、そこにその人自身の主体があるはずなんです。 それなのにその主体性を無視して、自分に都合のいいようにレッテルを貼る。 そして、思うさまコケにして「萌え」のルールで遊び倒す。その様を堂々と見せつける。 それって暴力っていうん

    萌えは差別か暴力か。 - Something Orange
    mahal
    mahal 2008/11/12
    暴力かも知れないけど、多分暴力ってのも必ずしも絶対悪的な代物ではなく、ある程度「暴力ですが何か?」と居直ること(というか、居直り方)も世の中において大事ではあるかも。
  • エロゲと乙女ゲーの落差。 - Something Orange

    全部が全部じゃないですけど、乙女ゲーのパッケージ(またはメインビジュアル)では、主人公の女の子が中心に描かれてるんですよね。 それに対して、ギャルゲでは主人公がパッケージに描かれることはほとんどありません。ぱっと思いつく限りではpropellerの東出ゲーくらいしかない。 ギャルゲでは主人公が無個性だから、というのは微妙に当てはまりません。個性のある主人公だっているし、反対に乙女ゲーの主人公(ヒロイン)だって強烈な個性を持っているとは言えないです。むしろどちらかというと、ヒロインの個性は抑えめであるような気がします。 では、この違いはどこからくるのだろう? 「ギャルゲと乙女ゲーのパッケージ絵の違いについて」 さて、どこから出てくるんでしょう。たぶん両ジャンルの質にかかわる問題だと思うので、なかなか興味深いところです。 その前に「乙女ゲームでは主人公が描かれ、エロゲでは描かれない」という法

    エロゲと乙女ゲーの落差。 - Something Orange
    mahal
    mahal 2008/07/04
    ここで指摘されてないことを捕捉すると、女は女に萌えることが出来るが、男が男に萌えることは(少なくともエロゲ文脈では)ないから。/カプ萌えを超えて、主人公萌えというジャンルが乙女ゲーにはあるはず。
  • 「読み」を共有しよう。 - Something Orange

    今日したことを書く。 自分で思ったことをブログに書く。 見つけたニュースを紹介する。 「読んでもらいたい」「知ってもらいたい」「感想が欲しい」「情報を広めたい」などなど、ネットにアウトプットする理由はさまざまであれ、結局のところ発信者と受信者で共有知を形成する行為だと思っているのです。 「ネット上で発信することは、共有知を形成する行為」 書評サイトも一種の共有知だといえるかもしれない。 「書評」というと、一方通行に情報を送りつけるイメージだけれど、じっさいにはネットでの「書評」は双方向的な性質を兼ね備えている。 あるひとがある作品の書評を書けば、何かしら反応が返ってくることは多い。それはかならずしも同じ意見のもち主からの共感のメッセージではなく、異なる「読み」のもち主からの異論や反論だったりすることもある。 しかし、そういう複数の「読み」を参照することで、ぼくらは、ひとつの作品を多角的に眺

    「読み」を共有しよう。 - Something Orange
    mahal
    mahal 2008/05/28
  • 「好き」の分厚い壁。 - Something Orange

    オタクはすでに死んでいる (新潮新書) 作者: 岡田斗司夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/04/15メディア: 新書購入: 17人 クリック: 634回この商品を含むブログ (170件) を見る そろそろ『オタクはすでに死んでいる』にかんしてひと言いっておくか、ということで、岡田斗司夫さんの新刊の感想など書いてみたいと思います。 いま、この新聞記事が元で岡田さんはずいぶん叩かれているようです。しかし、中にはそもそもこのを読んでいないのではないかと思われる記事も少なくない。ここら辺で問題点を洗い出しておく必要があるかもしれません。 まず、じっさいにを読めばわかるのですが、『オタクはすでに死んでいる』の中で岡田さんが語っているのは、オタクが低俗化したとか、オタク文化が衰退したということとは少し違います。 むしろ「いままで「オタク」と呼ばれていたひとたち」を包括的に定義する「オ

    「好き」の分厚い壁。 - Something Orange
    mahal
    mahal 2008/05/09
    どっこい、アイマスの「内輪」も意外と広いので、仮想戦記やら教養講座のごとく、更にそこから別の「好き」に閉じたコミュが発生したり。何となく、「タグ社会」みたいなものを想定したり。
  • アニメ、マンガは中国を変えるか。 - Something Orange

    中国動漫新人類 (NB online books) 作者: 遠藤誉出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2008/02/07メディア: 単行購入: 8人 クリック: 144回この商品を含むブログ (45件) を見る 中国の総人口13億人強のうち、動漫市場の消費者は約5億人(ちなみに18歳以下の人口は3.6億人)。年間の市場規模は約1000億元(日円で1兆5000億円)。こちらはDVDやビデオソフト、コミック、放送料、映画興業実績といった、動漫そのものの売り上げの総計である。 中国テレビ局の数は中国全土の省市レベルで2000局(民間を入れると2200)を超え、そのうちアニメ専門チャンネルが4局、少年児童専門チャンネル(中国語では「少児」チャンネル)が25局、少年児童向け番組が289、アニメ番組が200となっている。 これらのチャンネルの番組枠を満たすための年間必要時間数は26万分とい

    アニメ、マンガは中国を変えるか。 - Something Orange
    mahal
    mahal 2008/03/17
    中華から出てくる数字を字面通りに受け取るのはどうか、だが。/ところで、最近コリアンの漫画家は日本でもよく見るが、台湾は余りないような。
  • サムネイルで貼るべきか、プレイヤーで貼るべきか。 - Something Orange

    くらふとさん(id:craft_kim)が作った動画。まいじゃーとか平和さんのところで貼られているので、ぼくも貼っておく。 さて、まきがいさん(id:sikii_j)の日記で、「ニコニコ動画をプレイヤー形式で貼ってしまうと、そのブログからニコニコにひとが飛ばず、作者が意識されない」という問題が提示されていますが、どんなものでしょう。 ぼくが思うに、サムネイルとプレイヤーのたぶん、どちらがより多くのひとに見てもらえるかというと、プレイヤー形式だと思うんですよね。だって、一々ニコニコに飛ぶの面倒だもん。 だから、単純にいかにより多くのひとに見てもらえるかという問題で考えるなら、プレイヤー形式で貼られても何の問題もないということになると思うんですけど、製作者の心理はどうなんでしょう。 ウェブログ上で話題になってもコメントは付かないし、(たぶん)ランキングに影響はしないですからね。作者としては「確

    サムネイルで貼るべきか、プレイヤーで貼るべきか。 - Something Orange
    mahal
    mahal 2008/03/09
    単純に言えば、マイリスト数的なノリで被貼り付け数みたいなのを捕捉できればよいかな、と。当然、それはある種のTrackbackなので、スパム的な問題は出るかもですが。
  •  冨樫義博は燃えつきない。 - Something Orange

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     冨樫義博は燃えつきない。 - Something Orange
    mahal
    mahal 2007/12/20
    冨樫センセイはある意味低レベル放射線のような人で(笑)。/この手のモデルケースは、週刊で全然おっつかなくてさくっとアフタヌーンに撤収した幸村誠のヴィンランド・サガ辺りがより適切かと思う。
  • ケータイ小説を笑うまえに。 - Something Orange

    題に入るまえに、一篇の詩について話しておきたい。北村薫の『詩歌の待ち伏せ』に掲載されていた詩である。 詩歌の待ち伏せ 1 (文春文庫) 作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/02/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (20件) を見る 詩歌の待ち伏せ 2 (文春文庫) 作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/03/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (13件) を見る わずか3行。 れ ママ ここに カンガルーがいるよ 詩といっても、まだ字を知らない3歳の子供が口にした言葉を親が書きとめたものである。北村は、この「詩」を、雑誌『VOW』で目にしたらしい。 ご存知の方も多いと思う。投稿者が身の回りで見つけた奇妙なものを掲載しているだ。そのの、「詩人の血」と題するコーナーに、この詩は掲載されていた。 もともとは、読売新聞に掲載され

    ケータイ小説を笑うまえに。 - Something Orange
    mahal
    mahal 2007/11/28
    俺はちんちんがカンガルーに見えた話とか誤解してました。/恋空はストーリーの流れとかは昭和の大映ドラマに通じる所があるし、受け入れられるのも順当かなと。
  • アイデンティティなんていらない。 - Something Orange

    アラブ人はばかだって? アラビア数字を発明したのは彼らだ。 一度、ローマ数字で 長々しい筆算の割り算をやってみるがいい。 カート・ヴォネガット『国のない男』 アイデンティティなんてご大層なもの別にいらないよ、という趣旨の記事を書こうと思ったんだけれど、どうも上手く行かない。 仕方がないから、書きたいことを順番に書き並べて行くことにしようと思う。まとまりを欠く記事になるかもしれないけれど、どうかご容赦ください。 アイデンティティがどうこうといっても、勿論、アカデミックなバックボーンがあるわけではない。ただぼくはこう思うようになった、というだけの話である。 アイデンティティという言葉が、学問的にどう定義されているのか、それすら詳しくは知らない。 とりあえず、はてなキーワードにはこのように記されている(ちなみに、「アイデンティティ」でGoogleとこの記述が一番上に出て来る)。 自我同一性、自己

    アイデンティティなんていらない。 - Something Orange
    mahal
    mahal 2007/11/16
    逆に、同一性の確証が得られぬゆえに心を病む人がどれだけいるか、みたいなことを思うに、これを「いらない」と言い放つのもお目出度いお話ではある訳だが。
  •  落合、亀田、初音ミク。 - Something Orange

    落合采配に絡めていろいろ書いてみる。 ご存知のことと思うが、先日の日シリーズで、中日の落合監督は、最終回を目前にして、それまで完全試合のペースで投げてきた投手を降板させた。 その結果、中日は勝利し、実に半世紀ぶりの日一を達成した。しかし、それでもそれでも落合采配にかんする評価は賛否半ばしているようだ。 野球にはくわしくないので、その采配が具体的にどういう意味をもっているかはわからない。その投手が負傷していたという話も聞く。 その上でいうなら、投手交代によって勝利の可能性が高まるのなら、そうすることは「スポーツ」としては当然のことだと思う。 1パーセントでも勝利の可能性が高まるなら躊躇なくそれを実行することが勝負の鉄則じゃないか? でも、結局、観客が見たいものは、「スポーツ」ではなく「ドラマ」なんだよね。 たぶん、当の意味で「野球」そのものが好きなひとはそれほどいない。ただ「野球」を通

     落合、亀田、初音ミク。 - Something Orange
    mahal
    mahal 2007/11/03
    こういう部外者的論者が巻き込まれているのは面白いなぁ。
  • 短くておもしろくて完結している漫画×たくさん。 - Something Orange

    「10巻以内で完結してておもしろいマンガ教えてくれ(「VIPPERな俺」)を参考に、全10巻以内で完結している漫画を列挙してみる(文庫カウントも含む)。 『バオー来訪者』★★★とか、『羊のうた』★★★★とか、『げんしけん』★★★☆とか、『プラネテス』★★★★とか、そこらへんの定番は既に向こうで挙がっているので、出ていない作品だけ。 まずは少女漫画から。 ・『ポーの一族』★★★★★ ポーの一族 (1) (小学館文庫) 作者: 萩尾望都出版社/メーカー: 小学館発売日: 1998/07/01メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 125回この商品を含むブログ (162件) を見る 文庫全3巻。吸血鬼ものの最高傑作。この作品に比べれば、アン・ライスの『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』も凡作に見えてくる。 ・『日出処の天子』★★★★★ 日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫) 作者: 山岸凉

    短くておもしろくて完結している漫画×たくさん。 - Something Orange
    mahal
    mahal 2007/10/18
    Cipherとかは単行本10巻は超えてますね。西海岸編が始まったときにはやや引き伸ばし感もあったような。
  •  ニコニコの真の魅力は質の低いコメントにある。 - Something Orange

    ニコニコ動画が公開されてまだ1年にもならないが、その会員数は既に300万人を超えたという。 そのいきおいはとどまるところを知らず、おそらくまだまだ成長して行くものと思われる。著作権問題など懸案事項は少なくないものの、まず大成功といっていいだろう。 しかし、ひとの価値観はそれぞれ、そんなニコニコに嫌悪感を示すひともいる。そういうひとがしばしばその理由に挙げるのが、コメントの質の低さだ。 たしかに動画にコメントを付けられる機能はおもしろいと思うよ。でも、そのコメントってほんとに低レベルなものがほとんどじゃね? こういうひとに対しては、ぼくは声を大にしていいたい。何だと! その通りだぞ、と。じっさい、ニコニコ動画のコメントの品質はそれほど高くない。むしろはっきりと低い。 いろいろな技術を用いてコメントを美術的に装飾する「職人」や、詳細に作品を解説してくれる「通」がいることはたしかだが、そんなひと

     ニコニコの真の魅力は質の低いコメントにある。 - Something Orange
    mahal
    mahal 2007/09/28
    まっこまこにされる人の話かと思ったら、違うのか。/そんなアイマスMAD好き的に思うのは、コメントってサイリウムとかヲタ芸だよね、ってこと。
  • Something Orange - 『アイシールド21』がバトル漫画になった理由。

    以下の文章は『アイシールド21』連載ぶんのネタバレを含みます。単行派は注意。 タイトルどおりですが…さすがにこれは引いた。なにこの残酷物語。スポーツに怪我は付き物とはいえ、そういう次元の故障の仕方じゃない…こんな形で彼が破壊される必要はあったのか?マンガのキャラクターとはいえ、一人の血の通った人間だと思って僕は読んでいる。キッドというこれまで長期にわたって登場してきたキャラクターが何故こんな目にあうのか…。そのシーンの描写が過剰にグロテスクだったこともあって、納得出来なさを感じた。 ――「さすがのオレもこれは引くわ ジャンプ38号」 いや、あれはないよね。 未読の方のために説明しておくと、現在、『アイシル』は関東大会の準決勝。西部ワイルドガンマンズ対白愁ダイナソーズ戦である。 西部の選手「早撃ち」キッドが得意技を見せ西部優勢で試合を進めるも、白秋の峨王の突撃によって骨折、ああやっぱりね、

    mahal
    mahal 2007/08/22
    昔、「5ヤーダー」が唐突にアストロ球団級の超展開に入ったことなどを懐かしく思い出す(←古いってレベルじゃねーぞ
  •  ライトノベルの挿絵は劣化したのか? - Something Orange

    って、こういうタイトルで文章を書いたりすると、最近のライトノベルを読んでいる人々に怒られそうなんだけど、それでも一言言いたいので(つーか、二言にも三言にもなりそう)、言わせてもらう。 まあ単刀直入に言うと「絵師、ヘタじゃない?」ってこと。文章とかそういうのは流行り廃りがあるだろうから、老年になった自分がいちいち難癖つけるのは間違ってると思うから、ライトノベルの内容については触れない。そもそも、ライトノベルってのが最近は多様化してきて、その定義を語るだけでもかなりの分量になってしまう。そういう面倒なことは避けたいので絵師だけの話をする。 繰り返すけど、ライトノベルの表紙を飾ってる絵師の絵のレベルが総じて低くなっているように感じているのは自分だけなんでしょうか。まず、基的なデッサンがなってないというか、これを当に流通させていいのか、ってレベルのイラストがある。そして、何と行っても没個性化が

     ライトノベルの挿絵は劣化したのか? - Something Orange
    mahal
    mahal 2007/06/16
    基本的には「表紙買い」させるために必要な画力って、「顔漫画の技術」と「服飾&色合いのセンス」であり、それが正常進化した結果と見ればよいのかもなと。
  • ■ - Something Orange

    マリア様がみてる 6 (マーガレットコミックス) 作者: 長沢智,今野緒雪出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/08/25メディア: コミック クリック: 11回この商品を含むブログ (65件) を見る の雑誌編集部編の「よりぬき読書相談室」は、読書にかんするさまざまな要望に対して海千山千の読書玄人たちが回答をならべただ。 そのなかで、「BL(ボーイズ・ラブ)ならぬGL(ガールズ・ラブ)小説を読みたい」という声に対して、回答の東えりかはこのようにこたえている。 「GL小説」でいちばん売れていると思われるのは今野緒雪「マリア様がみてる」シリーズではないでしょうか? 集英社のコバルト文庫よりシリーズ化されている、カトリック系私立リリアン女学園を舞台にした物語です。すみません、ワタシは一冊も読み通したことがないのですが、熱心な読者が多いと聞いています。女性どうしの恋愛小説といえば中

    ■ - Something Orange
    mahal
    mahal 2006/08/28
    ミソジニーはちょい違うような。何つーか、「あっちの側の青春」にいたかったみたいな思いは百合好きさんにはあるのかも知れん。
  • ■ - Something Orange

    mahal
    mahal 2005/12/10
    少女漫画なら、むしろ淡い恋心の描き方が勝負になる訳ですが、その辺りとは差別化してる、と。
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