英南部サリーで行われた競馬(2015年6月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/ADRIAN DENNIS 【6月24日 AFP】競走馬の走るスピードが今までより速くなっている。スピードの上昇が頭打ちになったという一般的な見方を覆す調査結果が24日、発表された。 英エクセター大学(University of Exeter)の研究者らは、英国における平地での競馬61万6084件、馬7万388頭分のデータを調査。 データには、競馬の行われた年、馬のスピード、手動か自動かのタイムの計測方法、距離、競馬場、地盤の状態、競走馬の数と、各競走馬の名前、年齢と性別が含まれた。 調査により、優勝馬のスピードは1850年以降、大幅に上昇しており、特に短距離において速くなっていることが分かった。 中・長距離のスピードの向上は緩やかで、馬の能力がこの距離では限界に達した可能性、またはブリーダーが持久力よりスピード