◆パ・リーグ 西武1―7日本ハム(2日・ベルーナ) 日本ハム・五十幡亮汰外野手が自慢の「足」で攻撃陣をけん引し、今季初の3連勝に大きく貢献した。 「8番・中堅」で先発出場。まずは両軍無得点で迎えた3回先頭だ。西武先発・エンスの147キロ直球を中前へはじき返して出塁。ファンから「走れ走れ、五十幡!」と声援が沸き起こる中、2球けん制を受けた後の初球ですかさず二盗。さらに「盗塁は二盗だけじゃない。試合前の映像でも確認してタイミングを図って。狙う意識が強かった」とモーションを完全に盗んで三盗を決めてみせた。 リーグトップに躍り出る9盗塁目で無死三塁の絶好機を演出。その後のスクイズで生還して先制点をもたらした。初勝利を懸けてマウンドに上がっていた伊藤大海のために「先に1点取りたい。伊藤くんのための1点を」と願っていた新庄剛志監督の思いに応える“足攻”。試合の雰囲気を変えた背番号50は「どんなサインが