タグ

ブックマーク / newsweekjapan.jp (5)

  • 鳩山辞任が象徴する二大政党制の機能不全

    首相がコロコロ変わるというのは、自民党の病気だと思われていたのが、民主党も似たような気配があるようです。何が問題なのでしょう? 現在日で起きているのは、政策の選択ができないことを、宰相個人の資質を攻撃することで当面の「はけ口」とする、そうしたエネルギーのムダ打ちが繰り返されることで「何も決まらない」ままズルズル時間だけが経過する、そこに問題があるのです。 今回の問題は「辺野古で決められない」ということです。全てはこの問題で、その「決められない」ことの犯人捜しのエネルギーが「鳩山降ろし」としてうごめいたということでしょう。参院民主党の改選議員が動揺しているからだけではありません。そうは言っても、あえて申し上げるならば、辺野古では国は潰れません。ですが、これが財政赤字であれば、そして予測できる将来に国債の入札が停滞するようになり、金利が上昇し円が暴落する中でも、まだ「何も決められない」ままズ

    mahal
    mahal 2010/06/02
    鳩山の失速に関して言えば、「二大政党の失敗」とは正反対な「連立の失敗」だろ。この政権にはかなり石投げたが、それでも「衆参過半数を保って4年頑張る民主党政権」は見てみたかったと思う。
  • 何故オキナワでインティファーダが起こらないんだ?

    を始めて訪問したアラブ人知識人に、よくこう聞かれる。「第二次大戦後、連合軍の占領下に入ったとき、日での反米抵抗運動はどんな感じだったんだ?」 いや、特段大きな抵抗運動はなかったよ、と応えると、相手はとてもびっくりして、そんなはずはない、と、信じてもらえない。米軍との戦争を経験したイラク人は、広島、長崎に原爆を落とされておきながら、どうして反米運動が起きなかったのか、と疑問をぶつけてくる。「イラクで全国的な反米運動が吹き荒れたというのに、戦後の日に抵抗運動がなかったなんてありえない!」 そんな彼らが今の沖縄の状況を見たら、きっとこう質問するだろう。「なぜ沖縄は、こうも長く外国軍の基地を押し付けられながら、パレスチナで起きたようなインティファーダ(民衆暴動)を起こさないのか?」 1987年末に西岸、ガザで起きたインティファーダは、20年間のイスラエル占領、40年間の難民生活にフラストレ

    何故オキナワでインティファーダが起こらないんだ?
    mahal
    mahal 2010/05/27
    むしろ、GHQ時代における民間でのコンフリクトが余りに語られない印象はある。この辺、左派側が微妙に「語りたがらない」ことに依るのかなぁという疑念はあるが、自分も別に詳しくないのでもにょる方向で。
  • 全米最悪FOXニュースの偏向ぶり

    FOXニュースは右派寄りの偏向報道を行っている――10月8日、ホワイトハウスのコミュニケーション責任者アニタ・ダンにそう非難されたとき、FOXはこの種の批判を受けた際のいつもどおりの態度を取った。偏向などしていないと反論する一方で、実際には紛れもない偏向報道を続けたのである。 FOXのウェブサイトでこのダンの批判に関する記事を読めば、一目瞭然だ。その記事は5人の人物のコメントを引用しているが、そのうちの2人はFOXで働いている人間。5人がそろいもそろって、オバマ政権高官によるFOX批判を事実無根と非難し、あるいは政治的に愚かな行為だと嘲笑している。ダンの主張を支持する人物のコメントは1人も引用していない。まさしく、偏向報道のお手のような事例だ。 ウェブサイトだけではない。テレビのFOXニュースにチャンネルを合わせると、いつものキャスターやコメンテーター連中が同じ主張を異口同音に唱えていた

    mahal
    mahal 2009/10/19
    見出しだけ目にして「何処のブログかいな」とか思ったらニューズウィーク日本版公式だったでござるの巻。この辺りの仮借のなさは、流石アメリカと無駄に感心する。
  • イエール大医学生殺人事件の恐ろしさとは?

    ここ数週間、アメリカでは東部の名門イエール大学(コネチカット州ニューヘイブン市)で起きた医学生殺人事件の話題でもちきりです。ベトナム系の医学系大学院生アニー・リーさん(博士課程)が白人男性との結婚式の直前に失踪したのは9月8日のことで、その少し後から全米のメディアは一斉にこの事件を報じ始めました。婚約者が怪しいであるとか、結婚に踏み切れない彼女が「ブルー」になって身を隠したとか、無責任な噂も流れる中、事態は最悪の結果となりました。 9月13日、結婚式が予定されていたちょうどその日に、リーさんの遺体は研究室の地下階で発見されたのです。容疑者は同じ研究室に働く職員の24歳のレイモンド・クラークという男で、様々なDNA鑑定の末に逮捕されたのは17日でした。ちなみに、この事件に関する報道が過熱していたために、9月16日の日の鳩山政権発足は、TVのニュースでは完全に飛ばされてしまっています。 さて

    mahal
    mahal 2009/09/25
    本件は、本朝のワイドショーでも取り上げられてたことは補足しておく(つか、過日この件を母親から振られてビビった)。無論、本エントリで言及されるようなアプローチは、ワイドショーでは皆無だったと推測するが。
  • 世界で最も危険な韓国人、潘基文

    歴史的にレベルの低い国連事務総長のなかでも際立って無能。核拡散の脅威や難民危機にも関心を示さない潘のおかげで、国連はあってもなくても関係ない存在に堕ちた 見た目にはきわめて重要なポストでありながら、歴代の国連事務総長はどちらかと言うと大した実績を上げてこなかった。 アメリカの国連大使だったダニエル・パトリック・モイニハンは、自身の回顧録「危険な場所」のなかで、70年代に事務総長を務めたオーストリア人のクルト・ワルトハイムをこう評している。彼は「郵便局」のようだった。「やや古臭いが、オーストリア・ハンガリー風にそこそこ効率的な経営がされていた。誰かと向き合うと、世間話をしながら心のなかでは郵便の仕分けをしているような男だ」 ブトロス・ブトロス・ガリ元事務総長はどうか。90年代のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争でセルビア人勢力が破壊の限りを尽くしているとき、彼は傲慢さと無責任さを発揮。クリントン米

    mahal
    mahal 2009/06/23
    聊か標題に偽りあり。記事内にもあるように、彼の現況は「国連の権威低下を止められない」が正しく、危険ではなく空気。G20が一つの枠組みとして確立したことで、確かに国連のプレゼンスは低下してはいるだろう。
  • 1