3月1日付拙記事 に、『ボヘミアン・ラプソディ』は、クイーンとフレディ・マーキュリーという素材の新しさはさておき、ストーリーは古典的な筋運びが多用されているんじゃないかと思ったと書いた。「ここはパーティの結成だな」「シンデレラ・ストーリーモードに入ったか」「偉いさんという敵対者との対決」「ここからは難病物語か」ということが、なんとなくわかるのである。 しかるに、それでは物語のパターンを網羅してみようかという気を起こしたくなるが、それを成し遂げるのは容易でないような気もする。 先行研究として ウラジーミル・プロップ の31パターンであるとか… matome.naver.jp アンドリュー・リーガン の6パターンであるとかが思い浮かぶが… gigazine.net 「これで疎漏や重複はないのか?」とか、「そもそもこういうことがやりたかったのか?」とかいう疑問が浮かぶのである。 ハリウッドはずっ