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ブックマーク / xtech.nikkei.com (85)

  • Androidアプリ向けC/C++ライブラリ開発キットの新版、3DグラフィックスAPIに対応

    Googleは米国時間2010年3月8日、携帯電話機向けソフトウエア基盤「Android」用アプリケーションの一部をC/C++言語で記述できるようにする開発キットの新版「Android Native Development Kit(NDK)r3」を公開したと発表した。WindowsMac OS X/Linux用バイナリを開発者向けWebサイトで無償ダウンロード提供している。 新版はAndroid 1.5以上に対応しており、Android 2.0(APIレベル5)以上の場合は3次元グラフィックスAPI「OpenGL ES 2.0」の利用が可能。ツールをC/C++コンパイラGCC 4.4.0対応にアップグレードしたため、従来より小さく効率的なコードが生成できるという。 Android NDKは、Androidアプリケーションから呼び出し可能なC/C++ライブラリを開発できる。仮想マシン「D

    Androidアプリ向けC/C++ライブラリ開発キットの新版、3DグラフィックスAPIに対応
  • 次世代スパコン、事業仕分けで事実上の「凍結」と判定

    政府の行政刷新会議は2009年11月13日、2010年度予算の無駄な概算要求を判定する「事業仕分け」で、文部科学省が推進する次世代スーパーコンピュータ事業を「限りなく予算計上見送りに近い縮減」とし、事実上の「凍結」(民主党の田嶋要議員)と判定した。財務省は事業仕分けの結果を極力反映する姿勢を示していることから、次世代スパコン事業が凍結する可能性が高くなった。 行政刷新会議は、今後製造段階に入る次世代スパコン事業を事実上の凍結と判定した理由について、「今後の700億円以上の投資に見合う効果検証が必要」「NECと日立製作所が今年5月に撤退し、大幅なシステムの仕様構成を変更しており見通しが不透明」「海外との競争を急ぎスケジュールに無理がある」などとした。 文科省の関係者の中には、事実上の凍結について「長い目で見ると国内のIT業界にとって重大な損失。次世代スパコンの心臓部となるチップの開発技術は、

    次世代スパコン、事業仕分けで事実上の「凍結」と判定
  • OSは変わった

    OS、Operating System、基ソフト--。我々がそう呼ぶものの正体は、大きく変貌を遂げた。米グーグルのルイズ・アンドレ・バロッソ氏とウルス・ヘルツル氏は著書「The Datacenter as a Computer」で、「クラスタレベル・インフラストラクチャ」こそがOSなのだという。もはや単一のコンピュータしか制御しないソフトウエアはOSの名に値しないのかもしれない。 「The Datacenter as a Computer」はグーグルが2009年5月に刊行した書籍で、紙のとして購入できるほか、108ページに及ぶ全文をPDFファイルとしてダウンロードできる(出版元のWebサイト)。著者のバロッソ氏はグーグルの「Distinguished Engineer(最上級エンジニア)」、もう一方の著者であるヘルツル氏の肩書きは「運営上級副社長兼Googleフェロー」といい、グーグル

    OSは変わった
  • Google社内は既に“脱Windows”

    GoogleがついにデスクトップOS「Chrome OS」を発表した。だが実は,Googleの社内では既に“脱Windows”環境になっている。「デスクトップの半数以上はLinuxで,Windowsは8分の1程度,あとはMacintosh」とGoogle Open Source Programs ManagerのChris Divona氏は明かす。ワープロや表計算も当然ながら「Google Docsが標準で,Webブラウザがあればいい」(Divona氏)。 Googleの社内デスクトップ,半数は「Goobuntu」 Googleが社内で使っているLinuxは「Goobuntu」と呼ばれている。「LinuxディストリビューションUbuntuに,Googleの社内用ネットワーク・ツールなどを付加したもの」(Divona氏)だという。Goobuntuは一般的なデスクトップ向けLinuxであり,独

    Google社内は既に“脱Windows”
  • Google,音声通信管理サービス「Google Voice」の提供拡大

    Googleは米国時間2009年6月25日,音声通信管理サービス「Google Voice」の一般ユーザー向け公開を発表した。利用を申請していたユーザーに,順次招待メールを送信する。同サービスでは,複数の電話番号を単一のアカウントにまとめて管理する。転職や転居などで電話番号が変わっても,同じアカウントを使い続けられる。 Google Voiceは,Googleが2007年7月に買収した米GrandCentralのサービスをベースにしたもので(関連記事:Google,電話管理サービスのGrandCentralを買収),これまでは,従来のGrandCentralユーザーに限定して提供していた。登録した単一番号にかかってきた電話を,自宅や職場の電話機,あるいは携帯電話機のいずれでも受け取れる。電話をかけてきた相手によってどの電話機で受け取るかなども設定できる。 オンライン端末または任意の電話か

    Google,音声通信管理サービス「Google Voice」の提供拡大
  • 「日本で成功すれば世界でAndroidの時代が到来」日本Andoridの会が講演会を開催

    Android関連の開発者コミュニティ「日Androidの会」は2009年6月26日,講演会「Android Bazaar and Conference 2009 Spring」を開催した。7月上旬と見られるNTTドコモの端末発売を控え,開発者のAndroidに対する関心はますます高まっている。会場には多くの来場者が集まり,熱心に耳を傾けた。 まずは基調講演として,早稲田大学の客員教授で日Androidの会の丸山不二夫会長が登壇し,Androidの将来展望を語った。丸山会長は,ムーアの法則によってコンピュータの性能が格段に進歩したことを説明。その実例として,1975年に開発されたスーパー・コンピュータ「CRAY-1」のスペックを示した。CRAY-1のCPUは動作周波数が80MHz,メモリーは4Mバイト。これに対して,2008年に登場したAndroid端末「T-Mobile G1」はCP

    「日本で成功すれば世界でAndroidの時代が到来」日本Andoridの会が講演会を開催
  • NEC、国策の次世代スパコン開発から撤退、「事業は継続」と強調

    NECは2009年5月14日、政府が推進する次世代スーパーコンピュータ・システムのプロジェクトから離脱すると発表した。業績悪化に伴う経営基盤の再構築が急務となっており、投資負担が重いプロジェクトの継続は困難と判断した。現時点ではスパコン事業自体は継続する方針だが、微妙な影をおとしそうだ。 次世代スーパーコンピュータ・システムは、文部科学省が推進する「次世代スーパーコンピュータ・プロジェクト」の一環。世界最高性能のコンピュータ開発を目指し、独立行政法人の理化学研究所が中心となって、NECのほか富士通、日立製作所と2006年9月から開発を進めていた。 開発は大きくシステムの設計段階と製造段階に分かれ、2012年の完成を目指している。設計段階を終え、今後は製造段階に入る状況だった。ベクトル部の開発を担当していたNECは5月13日、業績悪化を理由として理研へ巨額の投資が必要な製造段階への不参加を申

    NEC、国策の次世代スパコン開発から撤退、「事業は継続」と強調
  • NECがICタグ事業を大幅強化、2013年度に売り上げ1000億円を目指す

    写真1●USB型リーダー/ライター製品の外観。主要3周波数帯6プロトコルに対応、これ一台でほとんどのICタグを読み書きできる NECがICタグ(RFIDタグ)関連事業を大幅に強化する。ほとんどのICタグを読み書き可能なリーダー/ライター(写真1)を1万円を切る低価格で提供するほか、ICタグを使った各種サービスを実現するためのシステム基盤をPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)方式で展開する。NECはICタグ・チップにアンテナを付けた「インレット」の価格が来年以降10円以下に下がるのに前後して、用途と市場が急速に拡大すると判断、事業強化を決めた。2013年度には関連事業の売り上げを現在の約80億円から1000億円規模に引き上がる目標を掲げる。 3周波数対応のリーダー/ライターも1万円以下で提供 事業拡大の先兵となるのが、新開発のリーダー/ライター「RFIDマルチリーダライタ」。UH

    NECがICタグ事業を大幅強化、2013年度に売り上げ1000億円を目指す
  • NECの指紋照合技術が米当局から高評価

    NECは2009年4月16日、同社の指紋照合技術が米技術標準局(NIST)が実施したテストで第1位の評価を獲得したと発表した。今回の高評価をテコにNECは指紋認識関連ビジネスを拡大したい考え。今後3年間で計400億円の売り上げを目指す。 米国土安全省からの委託でNISTが実施した「遺留指紋照合技術評価テスト」で1位になった。犯罪現場などで収集したあまり鮮明でない指紋を想定したテストで、97.2%の認識率を示した。最新の指紋画像処理技術を組み合わせることで成し遂げたという。2位は米コグエントの87.3%、3位は米SPEXフォレンジックの80.0%だった。 テストには米モトローラなど計8社が参加した。日からはNECだけが参加した。

    NECの指紋照合技術が米当局から高評価
  • きざしカンパニー、ブログ評判分析サービスの分析手法を拡充

    きざしカンパニーは2月19日、ブログ評判分析サービス「きざしレポーティングサービス」を刷新し、価格体系も変更したと発表した。調査目的に応じて多彩な分析を実施できるよう、分析手法を8種類に増やしている。納期や価格に合わせて選べる4種類のメニューを用意した。 段階的に分析項目を増やすことや、より詳しい分析に進めるようにするため、クチコミの全体像把握が目的の「Sパック」(26万2500円)から「Mパック」(52万5000円)、「Lパック」(78万7500円)までの基パッケージと、サンプル抽出で詳細分析を行う「100エントリー分析」(26万2500円)の特別パッケージを提供する。各パッケージで、各種分析手法を組み合わせる。 概要分析をつかむ分析手法は、話題量の時系列変化などを調べる「トレンド分析」と評判を比較評価する「ポジネガ分析」という既存の2種類に、話題の全体像を示す新手法「オーバービュー分

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  • 新興国の開発者の5人に1人がRubyを利用,北米と西欧の2倍

    米Evans Dataは2009年2月9日,新興市場のIT開発技術者に関する調査結果を発表した。中国,インドとラテンアメリカの開発者の5人に1人がRubyを利用しており,この比率は北アメリカまたは西ヨーロッパのRuby利用率と比較して2倍であるという。 調査は,中国,インドとラテンアメリカ,東ヨーロッパのIT開発者約400人を対象に行った。調査結果によると21.3%の開発者がプログラミング言語の一つとしてRubyを使用している(図1,表1)。1人の開発者が仕事全体の中でRubyを利用している割合は,10~19%が最も多い。全体のうち10.8%の開発者が,作業時間の10~19%でRubyを使用している。 特にインドとラテンアメリカRuby利用率が高く,インドでは3人に1人が,ラテンアメリカでは4人に1人以上がRubyを利用している(図2)。「新興市場ではスクリプト言語の利用率が高い。新興市

    新興国の開発者の5人に1人がRubyを利用,北米と西欧の2倍
  • 塩尻市がRuby製図書館システムの導入を決定,「既存システムの半額」

    長野県塩尻市は2009年1月29日,次期図書館システムに,まちづくり三鷹が開発したRuby製システムの採用を決定した。「現在の図書館システムを更新・拡張する場合の概算と比べ,費用を約半額に抑えられる」(塩尻市立図書館)という。 塩尻市では現在NECグループ製の図書館システムを利用しているが,2010年3月末にリース切れを控えている。また図書館も2010年に竣工する新しい市民交流センター「えんぱーく」に移転し規模を拡大する。そのため,新システムの導入を検討していた。1月29日に入札を行い,まちづくり三鷹の図書館システム導入が決定した。図書館はえんぱーくの館のほか市内に8カ所の分館があり,そこにもシステムの端末を設置する。現在のシステムが持つ機能は新システムでもすべて利用できるようにする。 まちづくり三鷹は,東京都三鷹市が出資する第三セクター。Rubyによる図書館システムを開発しているほか,

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  • Rubyの国際会議,松江市で2009年秋に開催へ

    Rubyアソシエーションは2009年1月19日,プログラミング言語Rubyに関する国際会議に向けた第1回準備会を開催した。松江市,島根県,島根大学,松江工業高等専門学校,日貿易振興機構,しまね産業振興財団の代表が準備会に出席,「RubyWorld Conference(仮称)」の2009年秋,松江市での開催に向けた話し合いを行った。 Rubyアソシエーションは,Rubyの作者であるまつもとゆきひろ氏が理事長を務める。Ruby公式サイトの運営や,Ruby技術者認定試験などを行っている。 Rubyに関するイベントでは,コミュニティが中心となっている「日Ruby会議」が2006年から開催されている。日Ruby会議も海外から多数の講演者が参加する国際的なイベントだが,RubyWorld Conferenceはよりビジネス色を強めたイベントとする。Ruby関連技術の最新情報や国際標準化の動向,

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  • 若きSEは“使えないノートPC”を丹念に磨く

    「最新のノートPC(パソコン)を買ったのですが平日には持ち歩けません。今日は久々に充電して持ってきました」。土曜日に開かれた会合に姿を見せた30代のSE(システムズエンジニア)はこう言ってPC用ケースから黒一色の愛機を取り出して机の上にそっと置き、黒光りしているノート機をさらに布で磨き始めた。 彼はシステム開発会社に勤務しているが、普段は顧客の開発現場に赴いて仕事をしている。今の客先はノートPCや記憶装置の持ち込みを禁じているので、彼はせっかく買ったノートPCを自宅に置いたままだ。客先までノートPCを持参し、受付のロッカーに預け、帰宅時に取り出して持って帰れば、持ち歩くことは可能だろうが、帰宅はたいてい夜遅くになるから、モバイル利用どころか持って歩くだけになってしまう。 久しぶりにノートPCを持ち出せて嬉しそうな彼を見て、会合に同席していた若手SE達が次々に一声かけた。「うちもノートPC

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    mai_square
    mai_square 2008/12/08
    >"メール経由での感染は12%、USBメモリーなどの外部記憶メディア経由が10%"
  • グーグルの企業向けクラウドが日本で本格化、NTTやNECは焦らなくてよいのか

    グーグルのGmail有償版をJTBが全面導入するそうだ。このニュースは、日郵政グループがSalesforceを導入したのと同じ意味を持つだろう。つまり日のユーザー企業の心理的バリアが外れ、多くの企業が導入の検討を始めるってこと。実際、私の知る限りでも導入に動く大手企業はいくつかある。クラウド・コンピューティングへ向けて歯車がまた一つ回り始めた。 言うまでもないことだが、Gmail有償版というのは電子メールだけの話ではない。メールに加えて、スケジュール管理や文書作成・共有ツール、IP電話、企業内ポータルなどを提供する。無償のGmailを使っている人なら、その一端に触れているので分かると思うが、これはメッセージング・システムであり、コラボレーション・システム、もっとベタに言えばグループウエアである。 ただ白状すれば、グーグルが今春、日で富士ソフトと組んで販売を始めた時には、私は「はたして

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  • フィンランドのノキア,日本市場の端末販売から撤退

    フィンランドのノキアは2008年11月27日,日での携帯電話端末の販売を打ち切ると発表した。2008年12月に発売予定としていると高級端末Vertu(ヴァーチュ)については,国内での販売活動を継続する。 同社の発表によると「現在の厳しい世界的な経済傾向の中では,日独自の製品展開のための投資を続けていけない」と判断したという。国内の研究開発拠点における海外向け製品の開発や,国内での部品調達事業は続ける。 同社製品では,ソフトバンクモバイルが11月28日に「Nokia N82」(写真)を発売する予定としていた。ソフトバンクモバイルによると「突然のことで,状況が把握できていない」という。NTTドコモも「Nokia E71」を2009年2月~3月発売予定としていた。

    フィンランドのノキア,日本市場の端末販売から撤退
  • NEC,音声認識技術を使った会見録作成サービスをSaaS方式で提供

    NECは2008年10月31日,音声認識技術を利用して決算説明会の会見録を作成するSaaS型サービスを発表した。2009年中のサービス開始を目指し,2009年1~2月の期間に決算説明会を開催予定の上場企業に対して試験提供する。 このサービスは,上場企業が投資家やアナリスト向けに開催する決算説明会の音声を,ネットワーク経由でテキスト化し,会見録の文書を自動作成するもの。同社の音声認識ミドルウエア「WebOTX Speech Recognition」や,議事録作成ソフト「VoiceGraphy」などの技術を利用する。決算説明会に特有の用語を認識するために,音声を文字に変換する際に参照する辞書に財務などの専門用語をあらかじめ登録している。また,製品名や組織名など,企業に固有の専門用語を辞書に登録することもできる。同サービスで作成された会見録はブラウザで閲覧できるため,関係者間での情報共有が容易に

    NEC,音声認識技術を使った会見録作成サービスをSaaS方式で提供
  • NECが決算説明会の議事録作成SaaS、労組版も投入

    NECは2008年10月31日、企業の決算説明会の議事録作成を支援するSaaSを発表した。インターネットに接続したパソコンのWebブラウザ上で、音声認識させたテキストと録音ファイルを対応させて編集できるのが特徴。 同SaaSは決算説明会に特有の専門用語辞書を利用し、音声認識の精度を上げている。利用企業の製品やサービスなども登録可能という。実際、NECが30日に実施した約1時間の決算説明会に適用したところ、議事録の作成作業が従来の4時間から2時間に半減したという。 サービス開始は来春を予定しており、来年1~2月の決算説明会で試験的に提供する。料金は年4回の利用で20万~30万円程度。今後、労働組合向けなどを投入していく。

    NECが決算説明会の議事録作成SaaS、労組版も投入