1991年、フジテレビ主催「乙女塾」からCoCo、ribbonに続く第3のアイドルグループ・Qlair(クレア)が誕生した。大手レコード会社から期待されてのデビューだったが、当時は「アイドル冬の時代」。ブレイクできないまま、ひっそりと3年で解散した。元メンバーの今井佐知子は翌年に芸能界を引退。1児の母になった。以降、表舞台に出ることはほとんどなかったが、乙女塾の仲間たちとの再会をきっかけにステージに立つことを決意。29年の時を経て、今年9月1日にソロCDをリリースするに至った。ENCOUNTは50歳になった今井の半生を振り返りながら、本人に今の思いを聞いた。(取材・文=福嶋剛) 【写真】写真集にアイドル雑誌…元Qlair今井佐知子が当時のお宝を紹介 そのグループは、ギルバート・オサリバンの代表曲『Clair』の頭文字をQにした「Qlair」(クレア)と名付けられた。乙女塾4期生の今井、5期