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世界史講座 10.中世ヨーロッパ 中世の意味とは 歴史を区分する際、古代、中世、近代といった分け方が一般的です。このやり方は、もともとはヨーロッパで、ルネサンスの時代(15~17世紀ころ)にはじまったといわれています。ルネサンスの文化人は、自分たちが新しい時代に生きているという意識を強烈にもっていました。そして、彼らが理想としていたのは古典古代、つまり古代ギリシア・ローマの文芸でした。そこで生まれた考えが、古代と(彼らにとっての)現代こそ、人間の創造力が自由に発揮され、輝かしい文化が花開いた時代であって、それに挟まれた中間の時代(つまり、中世)は無知蒙昧が支配し、カトリック教会に抑圧され、文化が衰えた暗黒の時代だ、というものです。この中世=暗黒時代という図式は、驚くべきことに今でも根強く残っています。 しかし、20世紀になって、歴史学が発達し、社会史という新たな方法論が登場すると、中世に
世界史講座 13.変貌するヨーロッパ ールネサンス・大航海時代・宗教改革ー ヨーロッパの変革期 15世紀後半から~16世紀後半にかけての約1世紀間、ヨーロッパは大きな変革期をむかえました。この時代、新たな文化運動としてのルネサンス、ヨーロッパ人の視野と行動範囲を一挙に拡大した大航海時代、そしてヨーロッパの思想と社会に重大な影響を及ぼした宗教改革という、三つの大きな出来事がおこったからです。この激動の時代を経て、ヨーロッパはやがて世界史全体を変えていくことになります。 ルネサンス、大航海、宗教改革はどれも突然起こったわけではなく、深い歴史的背景があります。しかも、三者は同時代に起こったため複雑にからみ合っており、簡単明瞭に説明するのは至難の業ですが、努力してみましょう。 ルネサンス ルネサンス(Renaissance)とは「再生」を意味するフランス語で、Rinascitaというイタリア語に由
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