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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/aureliano (23)

  • iPhoneのデザインが人を引きつける理由を感覚的にではなく論理的に説明する - ハックルベリーに会いに行く

    清水さんが、自身のブログでiPhoneのデザインの美点について説明しようとしているけど、結局のところ彼は、「これは説明できないもの」という結論ありきで論を進めているので、惜しいかないいところまでは肉薄しているけど(そのための努力を相当払っているというのは初めて知った)、しかし最後の壁が乗り越えられないでいる。最後の壁を乗り越えた人にとっては、iPhoneの良さは自明であり、それは言わずもがなだから思わず「説明するまでもない」とも思っちゃうんだけれども、しかしこれはけっして説明不可能なことではない。理解できる人は、その人の中でも、ちゃんと論理的に価値の解釈や処理が行われているのだ。デザイン、ファーストクラス、クオリア、ゲーテ - UEI/ARC shi3zの日記 そこでここでは、iPhoneのデザインの素晴らしさを論理的に、なるべく端的に説明することにトライしてみる。想定読者は清水さんだ。清

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    maicou 2012/07/19
    最近の一連の「主観=絶対値」話はおもしろい。個人的には、これ合ってると思うよ。
  • 面白さを決めるのは読者ではない - ハックルベリーに会いに行く

    「週刊アスキー」の読者がTwitter上でこの雑誌は面白くないとつぶやいたら、同雑誌の編集者の人が「面白いか面白くないか決めるのはアナタではありません」と反論した。すると、その当の読者やそれを見ていた第三者の間から、「面白いか面白くないのを決めるのは読者だ!」ということを言い出す人がたくさん現れて、話題になっている。 週刊アスキーの人にの面白さを決めるのはお前じゃないと言われちゃった - Togetter ここで一つはっきりさせておきたいのは、「面白さを決めるのは読者ではない」ということだ。これはもう、反論どころか議論の余地さえない既成事実である。では、「面白さを決めるのは作者か?」というと、それも違う。実は、そのどちらでもないのである。それ(面白さ)は、この世にすでにもともと存在している、先天的なものなのだ。この世には、ピタゴラスの定理みたいに「面白さの公式」というのがあらかじめ在って

    maicou
    maicou 2012/07/13
    これってまさに佐久間正英さんと「さやわか」氏の話だ
  • 絶対的な「笑いの法則」 - ハックルベリーに会いに行く

    最近、ブロゴスに転載されるかされないかの基準が、ちょっとだけ分かった。それは、記事で宣伝をしているかどうかだ。宣伝をすると転載されないが、宣伝をしないと転載される。なので、転載されたくない記事については、これから積極的に記事中で宣伝をしていこうと思う。この記事については、ブロゴスには転載されたくないので後で広告が出てきます。 ところで、先日「面白さを決めるのは読者ではない」という記事を書いたら、読んだ人の評価が真っ二つに分かれていて面白かった。ぼくの意見に賛同してくれた人もいれば、真っ向から反対であったり、「何を言っているか全く分からない」という人もいたようだ。反対の人の代表的な意見というのは、ブロゴスに書き込まれた以下のコメントに集約されていると思う。 面白さ、というのは主観的な作用なのだから、情報の受け手しか判断できない。逆にいえば、絶対的に面白いもの、なぞ世の中に存在しない。みんなが

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    maicou 2012/07/13
    「主観」じゃないじゃん!
  • ハックルベリーに会いに行く

    面白いとは何だろう?続きを読む

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    maicou 2012/07/02
    >社会を分かったつもりになっいた。
  • 音楽業界はなぜ縮小したか? - ハックルベリーに会いに行く

    音楽業界はなぜ縮小したか? を文系的に考察する。 「生活必需品としての価値の下落」音楽業界が産業として最も大きくなったのは(最も売上が高かったのは)1990年代半ばから後半にかけてとのことで、その当時ぼくは20代の若者だった。その頃のぼくの気分というものを振り返ると、CDを買って聞いていないと、ちょっと人間関係的にヤバいなぁみたいな雰囲気があった。というのも、一つには「つき合いのカラオケ」というのがあった。ぼくは特段カラオケが好きというわけではなかったが、仕事のつき合いでも、あるいはプライベートの合コンなどでも、カラオケに行く機会はよくあった。だから、そこで歌うための歌を仕込んでおく必要があった。そしてそれは、できれば流行りの歌が良かった。最新ヒットチャートを賑わしている歌を歌えば、周囲の評価が高かったからだ。だから、カラオケで歌うためのヒット曲のCDをよく買った。その頃に買ったのは、猿岩

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    maicou 2012/06/24
    真打登場。/ ちょうどサブカルリバイバルについて考えてたところ。「おされ」という付加価値(の思い出)で何とか生き延びてるんだなあ、と。
  • 『チャボとウサギの事件』の表紙絵 - ハックルベリーに会いに行く

    今日、ぼくの書いた新しい小説、『チャボとウサギの事件』が文藝春秋社から発売されました。そのインタビューが、文藝春秋社のサイト『の話WEB』に掲載されているので、よければ読んでみてください。『チャボとウサギの事件』 (岩崎夏海 著) | 著者インタビュー 小説を読まない人に伝えたい「物語の力」 - の話WEB そこで今日は、このの表紙絵のお話しをしたいと思います。表紙の絵は、イラストレーターの影山徹さんに、ぼくの希望で描いて頂きました。というのは、ぼくは影山さんの描くの表紙絵が大好きだからです。中でも取り分け、『十五少年漂流記』の表紙が大好きなのです。十五少年漂流記 (新潮文庫)作者: ジュール・ヴェルヌ,波多野完治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1951/11メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 66回この商品を含むブログ (38件) を見る 10年くらい前でしょうか、ぼく

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    maicou 2012/06/16
    CDジャケットもそうだな。
  • ハウスインはいかにすれば救われるか? - ハックルベリーに会いに行く

    前のエントリーの続きなんだが、前から思ってたのだが、ぼくのエントリーにしたり顔で突っ込むやつの小者感が半端ない。フジポン氏もそうなのだがノヴ75氏もそうで、文章が下手な人ほどぼくの文章下手に見えるという罠があるが、それは自分の文章がへたくそであるというコンプレックスの投影に過ぎないのでみっともないのでやめた方がいい。そんなだから、消毒氏に口を極めてののしられるのだ。また、ぼくがヲチネタをすることを不自然に感じたり無理やりだと感じる人もちらほらいるようだけど、情弱のそしりを免れなくてみっともない。raf00氏とかashitano244氏とかね。ぼくはもともとヲチネタで弾けた人物であって、それを知ってる人はフエタロ氏みたいにヒットアンドウェイーでけっして近くに寄って殴りかからず、遠くから石を投げるだけにとどめているのだ。近くに寄るとすぐに噛みついてくるのでね。 それはいいとして続きを書くと、今

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    maicou 2012/05/29
    続きも名作
  • すたでぃぎふとの面白さを素人に伝える - ハックルベリーに会いに行く

    ここ数日すたでぃぎふとの騒動を面白おかしく横目で眺めているんだけど、これが実にWEB的な面白さで、ぶっちゃけ素人には伝わらないんだよね。ぼくのなんかは説明してもなかなか分かってもらえない。だけど、そんなに説明するつもりで、つまりすたでぃぎふとの面白さを説明するつもりでこのエントリーを書いたら面白いかと思ったので、書いてみるよ。まず初めに、ネットの世界にはモヒカン族というとネイティブアメリカンに差別的で申し訳ないけど、WWW警備隊というか、変なやつがいないかパトロールして見張ってるお節介なやつらがいるんだよね。これの代表が仮にカノセ(仮名)という名前にしておこうか。他にもたくさんいるけど、総じてハックルベリーのことが嫌いというのは一致しているがこれは余談である。あとオツネ氏とかライツ(仮名)ってのもいるな。いっぱいいるからいちいち列挙するときりがないんでこれくらいにしておくか。で、このカ

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    maicou 2012/05/28
    名前の付け方がツボで笑った。
  • 潜在ニーズを探る3つのマーケティング手法 - ハックルベリーに会いに行く

    ジョブズが亡くなって、彼の功績――取り分けマーケティングの分野において成し遂げたことへの賛辞の声が喧しい。主な記事は、こちらなど。ジョブズもいってた、日メーカーがAppleに負けっ放しの理由 | More Access,More Fun!Long Tail World: 僕がスティーブ・ジョブズから学んだ12の教訓:What I Learned From Steve Jobs - Guy Kawasaki ここで語られている「ジョブズ流マーケティング」の要諦を一言で表すと、「顧客の声を聞いてはいけない」ということである。なぜかと言うと、顧客のニーズ(あるいはウォンツ)からスタートするというのはビジネスの基中の基であるにもかかわらず、顧客が自分で自分のニーズやウォンツを把握していたり、それを「声」にして表現できるケースはほとんどないからだ。だから、顧客からスタートしようとして彼らの「声

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    maicou 2011/10/14
    またインチキ臭いこと書いてるんだろうと思いつつ読んでみたら、意外にマトモで驚くなど。
  • 結局は自分の好きなことを貫き通したやつが負け - ハックルベリーに会いに行く

    自分の好きなことを貫くということ最近のぼくのブームは、「世間では誤って認識されていること」をえぐり出し、それに別の価値観を与え、一つのコンセプトとして確定することだ。去年から、ワタナベコメディスクールというお笑いタレントを養成する専門学校で講師をしているのだけれど、そこで教える中で徐々に明確になってきたのは、「結局は自分の好きなことを貫き通したやつが負ける」ということだ。これはお笑い芸人を目指す生徒たちを見ていて気づいたことで、なおかつ授業の中でも何度となくくり返し述べてきた。何度となくくり返し述べ、ほとんど全ての生徒がそれを理解してくれたのにもかかわらず、しかしなかなか実践することはできないという、少々困難なコンセプトなのだ。 「結局は自分の好きなことを貫き通したやつが勝つ」というのはよく言われることだ。そしてお笑い芸人を目指している生徒たちも、たいていはそういうもんだと信じていて、自分

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    maicou 2010/01/15
    ああそうね。作品はそう創ってるよ。ただ、ライブは「演ずる」という要素も入ってくるからその場に於いてはあまりそういう感覚はないなあ。でも期待されてることは全部カッチリちゃんとやるけどね。
  • 映画を体系的に理解するための7作品 - ハックルベリーに会いに行く

    はじめに最近クリエイター志望の若者と話す機会が多いのだけれど、そこで気づかされるのは、彼らの中に過去の映画(特に80年代以前の作品)を見たことのあるという人が、驚くほど少ないことだ。例えば「キューブリックをどう思う?」と聞くと、「キューブリックって誰ですか?」という答えが返ってくる。「デ・ニーロの映画で何が一番好き?」と聞くと、「見たことがありません」と言われてしまう。「ではきみは、昔の映画を見たことがあるの?」と聞くと、たいていが「テレビでやっていたものくらいなら……」という答えしか返ってこない。 今の若い人の間では、映画を体系的にとらえようという人は少ないようだ。見るのは専ら近年の話題作ばかりで、歴史を辿ってみたり、系譜をひもといてジャンルごと理解しようとする人はほとんどいない。これは、ちょっと由々しき問題だと思わされた。映画は、もう長いこと(20世紀の早い時期から)エンターテインメン

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    maicou 2009/11/27
    >「映画は技術の集積だ」 / 本当は音楽産業もそうであるはずなのだが何故か意図的に無かったことにされてるのである。それが私が常々言っている「見えないインフラ」というものである。
  • なぜid:manameは真のアルファブロガーなのか? - ハックルベリーに会いに行く

    それは2008年(去年)7月のことだった。ぼくは、とある期待を胸に一つのブログ記事をアップした。その期待とは、当の記事が多くのブックマークを集め、多くの人に注目してもらい、多くの人に読んでもらう――ということだった。 当時、まだブログを書き始めて日の浅かったぼくは、多くの人に読んでもらうことと、たくさんのブックマークを集めることを、目標の二つの柱にしていた。その中で、さまざまな記事を書いては、思うように読まれなかったり、ブックマークを集められないということをくり返していたのだが、そんな折、一つのアイデアを思いついた。それは、以前仕事で書いた映画のシノプシスを、ブログの記事用にリライトしてアップする――というものだった。 さかのぼること数年前、ぼくはテレビを初めとするエンターテインメントコンテンツの企画立案を仕事としていた。その中で、とある映画の企画募集があった際に、一つのシノプシスを書いて

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    maicou 2009/11/09
    ああなるほど。
  • 締め切ります - ハックルベリーに会いに行く

    以前、id:manameこそ真のアルファブロガーだというタイトルのエントリーを書き、続けて、なぜid:manameは真のアルファブロガーなのか最初に分かった方にはてなポイント10000ポイントを贈呈しますというエントリーを書いた。これはもちろんはっきりとした理由があってのことだ。ぼくはid:manameがネットの世界で持つ影響力は当に大きなものがあるし、彼に匹敵するインターネッターは他にいないと考えているくらいだが、それだけで「真のアルファブロガー」と称したのではない。そのような呼称をあえて用いたのは、他に理由があってのことだ。その理由(あるできごと)を、ぼくは皆さんにも知ってもらいたいと思い、上記のような予告エントリーをしたため、またクイズにして解答を募集した。そういう一連の企画にすることによって、より多くの人に知ってもらいたいと思ったからだ。しかし、結果的に残念だったのは、今日まで正

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    maicou 2009/11/09
    以前からこの人のやることがまったく理解できないのだが人気を集めてるところを見ると大多数の人は楽しんでるんだろうと思う。だから理解できないオレのCDは売れないわけだ。マーケティングの妙。「嫌み」抜き
  • 非常に危険な領域 - ハックルベリーに会いに行く

    はてなの全スタッフは次に引くエントリーとそのエントリーページを見ると良い。ここで行われているのは文字通り「いじめ」だ。それ以上でもそれ以下でもない、正真正銘の「いじめ」である。株式会社はてながインターネットに生み出した空間で――id:jkondoがビジョンし、id:naoyaがコンストラクトし、id:kawasakiがプロモートしてきたインターネット上のコミュニティにおいて、今まさに「いじめ」が行われているのだ。そして、はてなにはそれについての責任がある。なぜなら、はてなダイアリーあるいははてなブックマークは、いじめを助長しやすい設計になっているからだ。誰がための「オシャレな女」なのか? - 倒錯委員長の活動日誌 はてなダイアリーユーザーであるid:usukeimadaは、2009年の7月20日、上記のエントリーを上げた。その中に、こんな一節があった。文脈も大切なので、少し長めに引用する。

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    maicou 2009/07/26
    松岡美樹さん的になってきてる。やばい。/ 松岡さん元気かなあ。
  • ぼくが今日はてな東京本社にお邪魔して一言申し上げたこと - ハックルベリーに会いに行く

    ぼくは今日はてな東京社にお邪魔してこの前みたいにまた川崎さんとお話しさせて頂いた。何を話したかというと、それはもう色々話した。今日は結局ぼくが喋ってる時間の方が長かった。そこでぼくは今ぼくが思ってることを忌憚なく申し上げた。腹蔵なく、率直に申し上げた。すると川崎さんも、それを聞いてくれた。また川崎さんも話してくれた。川崎さんも、今思っていることを忌憚なく、腹蔵なく、率直に話してくれた。 それで結局ぼくは川崎さんから聞いた話をブログに書いていいかどうかの了解を得ることを忘れたので、ここにはぼくが言ったことしか書けない。書けないが、ぼくが言ったことをここに責任を持って書こうと思う。それはある一つのことについてだ。ぼくは川崎さんとの2時間にも及ぶ話し合いの中でもそのことを申し上げたし、その後はてなの東京社にお勤めの皆さんを前にお話しさせて頂く機会もあったので、そこでも一言申し上げた。あるいは

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    maicou 2009/06/12
    なるほど。それをここで自ら実践していたわけですね。だったら力がまだ不足。もっと死ぬ気で頑張ってよ。いや煽りとか嫌み抜きでそう思うから真剣に真剣にほんと真剣に!頼むよ。
  • なぜはてなはぼくに話しを聞きにこないのか? - ハックルベリーに会いに行く

    母の教え梅田望夫さんのインタビュー記事を読んだ。日のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編) (1/3) - ITmedia Newsこれを読んで思ったのは、「なぜはてなはぼくに話しを聞きにこないのか?」ということだ。 なぜはてなはぼくに話しを聞きにこないのか? それがぼくには分からない。当に、普通に話しを聞きにきても良さそうなものだと思う。むしろ、話を聞きにくるのが自然だと思う。それが、こうまで話しを聞きにこないと、ぼくははてなのことを疑ってしまう。ぼくははてなを、「当に真面目にビジネスをする気があるのか?」と疑ってしまう。「企業として、顧客のニーズに応えようという気があるのか?」と疑ってしまう。「組織として、社会に貢献しようという気があるのか?」と疑ってしまう。もし、今はてなが株を公開しても、ぼくは買おうとは思わない。確実に値上がりが見込めるような状況でも、やっぱり要らない。

  • ぼくの名前 - ハックルベリーに会いに行く

    みなさん、こんにちは。初めまして、ぼくの名前は岩崎夏海と申します。今日は少し、ぼくのことについて書こうと思います。 ぼくは1968年(昭和43年)に生まれました。今年で41歳の、職業は会社員です。 ぼくは東京の新宿で生まれました。生まれてすぐ、親の仕事の関係でいくつかの場所を転々と移り住んだのですが、3歳の時に東京の日野市に落ち着きました。日野市は、東京の西、新宿からは京王線の特急で30分ほどの距離にあります。立川と八王子という二つの大きな市に挟まれていて、存在自体はマイナーですが、それなりに多くの人が住んでいます。日野市は多摩丘陵の一角に当たり、ぼくの住んでいた地区はとても坂が多いところでした。またその一帯は、昭和30年代に山林を伐り開いてできたベットタウンで、多くの雑木林が点々と散在している、とても自然豊かなところでした。ぼくはここで11歳までを過ごしました。ですので、ぼくにとってふる

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    maicou 2009/05/09
    そういわれると、そこはかとなく秋元臭がある確かに。
  • id:y_arimさんは一度ガツンと殴られた方が良い - ハックルベリーに会いに行く

    id:y_arimさんは、自分のことが好きになれないと言っている。そうであるなら、一度ガツンと殴られた方が良い。これは比喩的な意味ではなく、文字通り、肉体的に、ガツンと一発(あるいは二発三発)殴られるということだ。アントニオ猪木さんにビンタしてもらうのでも良いが、一番良いのは、ボクシングジムに通うことだ。そこでトレーニングを積んで、スパーリングをするまでになれると良い。そうして、そこでガツンと殴られるのだ。どうせなら、ノックアウトされるくらい、手ひどく殴られると良い。いわゆる、ボコボコにされるというやつだ。 殴られるというのは、当に大きな効果がある。それはアイデンティティを粉々に打ち砕かれるし、生命の危機を感じる。耳の奥でツンと耳鳴りがして、頭がクラクラとする。意識が朦朧とする。そうした中で、身体の内奥に、何かたぎるような情念のほとばしりが生まれるのである。それが、生きるということの欲求

    maicou
    maicou 2009/01/24
    まさに戸塚ヨットスクールの方法論がこれです。
  • 小室哲哉は「人を見る目」のある人間だった - ハックルベリーに会いに行く

    小室哲哉が逮捕されてしまったけれど、昔の彼は当にすごかった。ぼくは彼のことを直接は知らないのだけれど、テレビ業界にいたからその噂は色々聞いていた。噂と言っても悪い噂というのではなく、良い噂の方だ。一頃の小室哲哉は、誰もが驚嘆するような、当にすごい仕事をしていた。 これは「ダウンタウンのごっつええ感じ(以下『ごっつ』)」のスタッフの人から聞いたのだけれど、彼らにとって小室哲哉はまるで魔法使いのような存在だった。魔法使いのように次から次へと信じられない所業を成し遂げ、みんなをびっくりさせたのだ。 小室哲哉が「ごっつ」のスタッフをまず驚かせたのは、篠原涼子をプロデュースして空前の大ヒットを飛ばした時だった。「ごっつ」のスタッフが驚いたのは、「あの」篠原涼子をプロデュースして200万枚を超えるセールスを記録したことだ。「あの」というのは、その頃の篠原涼子は(今の彼女からは想像もつかないが)、何

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    maicou 2008/11/07
    TK氏の曲は売れ始めた途中からコードの使い方が変わった。そこからパフュへの橋渡し。以下略。
  • なぜCDは売れなくなったのか? もしくはなぜ私はCDを買わなくなったのか? - ハックルベリーに会いに行く

    ぼくは特に音楽ファンというわけではないが、それでも人並みには聞く。10年前は普通にCDを買っていた。それが、今では最後に買ったのがいつだったか思い出せないくらい、CDからは縁遠い生活を送っている。特に新譜に関しては、おそらく21世紀に入ってからは1枚も買ってないはずだ。最近CDは当に売れなくなったらしいが、それはぼくの生活からも実感できる。 ところで、「なぜCDは売れなくなったのか?」ということについてぼくが真っ先に思うのは、それは「CDを買うことが格好悪く見えるようになったから」というものだ。CDを買うことが、なんかダサく見える。CDを買う人を見ると、なんだか居たたまれない気持ちになる。「時代遅れ」というのではなく、「時代を読めてない人」というふうに見えてしまう。 なんでそういうふうに見えてしまうかというと、個人的にはあのシュリンクとプラスチックケースとキラキラしたCD体の三点セット

    maicou
    maicou 2008/07/18
    おれもCDRのあの無駄使いぶりは全く納得いかない。うちは全部CDRWですね。