京都市伏見区桃山町因幡のアニメ製作会社「京都アニメーション」の第1スタジオが放火され、従業員の男女34人が死亡、34人が重軽傷を負った事件で、京都府警捜査本部(府警察学校)は20日、殺人と現住建造物放火の疑いで、青葉真司容疑者(41)の逮捕状を取った。 青葉容疑者は全身熱傷で意識はなく重篤な状態で、20日に入院中の京都市内の病院から大阪府内の病院へ転院。捜査本部は回復次第、逮捕する方針。 【動画】らせん階段も高熱で変形、焼損した京都アニメーションスタジオの内部 捜査関係者によると、青葉容疑者は事件直後に身柄を確保された際、赤い半袖シャツを着用していた。容疑者に似た赤い半袖シャツの男は、事件数日前に第1スタジオ周辺にいるところを近隣住民に目撃されていた。また事件前日の17日昼過ぎに2回、夜に1回、現場の約500メートル南西にある桃山舟泊公園で、赤色のシャツを着てベンチに寝そべる男が別の住民2