野外入浴セット2型の浴槽。隊員のユーモアとして湯口には竹筒が付けられている 野外入浴セット2型(やがいにゅうよくセットにがた)は、陸上自衛隊が保有し需品科が運用する装備。屋外における入浴設備である。 概要[編集] 東日本大震災の際に第15旅団(沖縄県)が設置した野外入浴セット2型。チムグクルは琉球語で『思いやり』などの意味 野外入浴セット2型は、屋外において軽易に入浴をするための装備品であり、天幕や簡易浴槽、ボイラー、水タンク、その他の装備品からなる。 導入のきっかけは日本航空123便墜落事故に対する災害派遣である。その際、製作会社からボランティア提供を受け試用したところ、隊員の士気維持・向上に有効であったとされ、制式採用に至った。また、伊勢湾台風における災害派遣で急造した簡易風呂が好評であったため、1970年に採用を決めたとする説もある[1]。 73式大型トラックにて目的地まで牽引し展開
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