メドベージェフ露首相は2日、北方領土の択捉島に到着し、島内の視察を始めた。タス通信などが報じた。大統領時代を含めると4回目の北方領土訪問となる。日本政府は計画の撤回を求めてきたことから、厳重に抗議するのは確実だ。 メドベージェフ氏は択捉島訪問に先立ち、北方領土を管轄するサハリン州の州都ユジノサハリンスクで経済会議に出席。北方領土における事業に対し免税する措置に言及し「非常に面白いイニシアチブだ。これらの島(北方領土)で事業を活性化させる措置が必要となる」と述べた。今回の訪問では大型ヨットに乗船する計画も伝えられており、観光の振興に力を入れる見通しだ。 ロシアは今年1月に日本との平和条約交渉を始めたが、イワノフ大統領特別代表らが2月末に色丹島を訪れるなど、以前から政府高官による北方領土訪問を続けていく方針をにじませていた。今回はナンバー2のメドベージェフ氏が4年ぶりに現地を訪れたことにより、
外務省は29日、いわゆる徴用工問題をめぐり、1965(昭和40)年に締結された日韓請求権協定の交渉過程で、韓国政府が日本側に示した「対日請求要綱」を公表した。要綱には元徴用工らへの補償請求が明記され、この要綱をすべて受け入れる形で計5億ドルの資金供与と請求権問題の「完全かつ最終的」な解決をうたった請求権協定が締結された。 対日請求要綱は8項目で構成され、その中に「被徴用韓人の未収金、補償金及びその他の請求権の弁済を請求する」と記載されている。要綱と併せて公表された交渉議事録によると、1961(昭和36)年5月の交渉で日本側代表が「個人に対して支払ってほしいということか」と尋ねると、韓国側は「国として請求して、国内での支払いは国内措置として必要な範囲でとる」と回答した。 韓国側が政府への支払いを求めたことを受け、日本政府は韓国政府に無償で3億ドル、有償で2億ドルを供与し、請求権に関する問題が
「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(45)が27日の文化放送「ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB」(土曜後1・00)で、吉本興業とのギャラの配分について、この番組で今後明かす方針を示した。 【写真】田村淳が岡本社長と「長いつながり」でコメントを求めたのはこの人 淳の出演料として、「今まで文化放送さんから吉本興業に入って来る金額が全然わかりませんでした」と言及。ただ、吉本興業から同番組分として「僕に入って来る金額は分かりますよ」と明細書で確認できるとし、「どういうパーセンテージで俺のところに来たのか。もうわかりますから。それ発表しますよ。『何』対『何』か。僕は言いますよ」と宣言。「金額は言いませんが、割合は分かりますから」と付け加えた。 吉本興業のギャラなど契約や待遇面の問題については、22日の岡本昭彦社長(52)の記者会見前後から、中堅や若手の所属芸人らから不満の声が噴出。岡本
ダウンタウン松本人志、タレント東野幸治が21日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演。反社会的勢力の宴席での闇営業が発覚した宮迫博之と田村亮が20日に会見したことを受け、緊急生放送となった番組で、東野が謹慎処分中の後輩芸人への思いを語り、こらえきれずに泣いた。 【写真】亮の号泣“天然爆弾”「TV局は吉本株主」報道にネット沸く「偉い」 前日に松本とともに吉本幹部と会談した東野は、何を話したかを問われると「無期限謹慎のスリムクラブとか、2700…」と後輩の名前を挙げると涙声になり、「つらいと思うし、会見をしたいって言うなら、さしてあげてほしいし…」「今どういう状況か分からないと思うんで、吉本社員も電話とかメールを1日に1回とか2回でいいんで…」と涙を浮かべながら語った。 吉本上層部に伝えたいことや、言いにくいことがあれば、相談をもらえれば伝えていきたいと思いを話した。 東野の涙に、ネット上が反
京都市伏見区桃山町因幡のアニメ製作会社「京都アニメーション」の第1スタジオが放火され、従業員の男女34人が死亡、34人が重軽傷を負った事件で、京都府警捜査本部(府警察学校)は20日、殺人と現住建造物放火の疑いで、青葉真司容疑者(41)の逮捕状を取った。 青葉容疑者は全身熱傷で意識はなく重篤な状態で、20日に入院中の京都市内の病院から大阪府内の病院へ転院。捜査本部は回復次第、逮捕する方針。 【動画】らせん階段も高熱で変形、焼損した京都アニメーションスタジオの内部 捜査関係者によると、青葉容疑者は事件直後に身柄を確保された際、赤い半袖シャツを着用していた。容疑者に似た赤い半袖シャツの男は、事件数日前に第1スタジオ周辺にいるところを近隣住民に目撃されていた。また事件前日の17日昼過ぎに2回、夜に1回、現場の約500メートル南西にある桃山舟泊公園で、赤色のシャツを着てベンチに寝そべる男が別の住民2
「ダウンタウン」の松本人志(55)が20日、ツイッターを更新。この日、事務所を通さない“闇営業”を反社会勢力との間で行った問題で、吉本興業から契約を解消された「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)と無期限謹慎処分となっている「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)が行った謝罪会見後に「後輩芸人達は不安よな。松本 動きます」と投稿した。 【写真】謝罪会見で号泣する宮迫博之 会見で宮迫は、自身にとって大きな恩義のあるダウンタウン松本について聞かれると「お電話させていただきました。最初の段階で、勝手な思い込みで“打ち上げ代を出しただけだ”と伝えた時に、松本さんは“全員がいくらもらったかとか全部話した方がいい”とおっしゃっていただいたのですが、僕はとんでもなく甘く考えていて“そうですね”と答えた。あんなに恩義のある先輩の大事なアドバイスをちゃんと受け止められませんでした。すいません」と号泣。 その
反社会的勢力の宴席での闇営業と金銭受領が発覚し、吉本興業から契約を解消された雨上がり決死隊の宮迫博之(49)と、吉本から謹慎処分を受けているロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)が20日、都内で謝罪会見を行った。亮は契約解除を希望した。 【動画】宮迫博之とロンブー亮 手作り謝罪会見で吉本の圧力告発 2人は経緯を説明。6月8日以降、吉本に反社会的勢力から金銭受領があったことを伝え、謝罪会見を希望したが、吉本側に阻止されたとした。岡本昭彦社長から謝罪会見について「やってもええけど、ほんなら全員クビにするからな。おれにはお前ら全員クビにする力がある」と言われたことを明かした。 さらに2日前に吉本から突然、引退会見か契約解除を選ぶよう通告され、会社主導の会見を求められたとした。亮はネット視聴なども可能にしてほしいと希望したが、吉本から「いやいや、そんなんこっちで決める」と言われたとした。また「在京
京都市の門川大作市長は18日夜、上京区であった参院選候補者の応援演説で、死傷者が60人超に上る京都アニメーション第1スタジオ(伏見区)の火災に触れ、「火事は3分、10分が大事。選挙は最後の1日、2日で逆転できる」と述べた。大惨事への対応を支持拡大の材料に使うような発言に、会場内からも疑問の声が聞かれた。 京都アニメーションの火災では、火を付けたとみられる男の身柄を京都府警が確保している上、周辺住民は爆発音も聞いており、初期消火は難しい状況だった可能性が高い。演説会場にいた選対関係者は「発言にどきっとした。選挙に力が入って口が滑ったのだろう」と困惑していた。 門川市長は演説会後、京都新聞社の取材に対し「一般によくある標語だ。誤解があったなら、今後気をつける」と話した。
18日午前10時半すぎ、京都市伏見区桃山町因幡の映像制作会社「京都アニメーション」の第1スタジオで、近隣住民から「建物1階で爆発音がし、煙が出ている」と119番があった。市消防局によると、3階建て建物が全面燃焼し、従業員ら男女37人が重軽傷、1人が死亡した。1階と2階に取り残された12人が心肺停止状態だという。安否確認できていない従業員も二十数人いるという。 【写真】炎を上げる京都アニメーションのスタジオ 府警によると、1階に入ってきた男(41)がガソリンのような液体をまき、「死ね」と叫びながら火を付けたとの目撃情報がある。男はポリ容器を持ち、現場には刃物が落ちていたという。府警は付近の路上で男の身柄を確保したが、男も負傷しており、現在は病院に搬送されている。府警は男が建物に放火した疑いがあるとみて、回復を待って事情を聴く方針。 午後1時現在、消防車両49台が出動し、消火活動を続けている。
【東京聯合ニュース】日本が韓国に対する輸出規制を強化したことを巡り、韓国産業通商資源部と日本の経済産業省が12日に開いた実務協議では、日本政府の韓国に対する意図的な「冷遇」ぶりが目についた。 ホワイトボード1台を背景に、事務用机2台と椅子が置かれた部屋の片隅にはパイプ椅子が積み上げられ、移動式の机が重ねられているなど、会議室というよりは倉庫に近い空間だった。床にはコードが這い、あちこちに破損した椅子や机の破片が散らばっていた。 この日の協議が、日本政府が4日にフッ化水素(エッチングガス)などの半導体・ディスプレー材料3品目の対韓輸出規制に踏み切ってから初めて開かれたもので、両国の国民的関心が注がれる場だったという点からすれば、協議の場所として適切には見えなかった。 出席者の背後のホワイトボードには、「輸出管理に関する事務的説明会」と日本語で印刷した紙が貼られていた。韓国が主張した「協議」の
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日午前、探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウへの2回目の着陸に成功したと発表した。リュウグウに向かって降下していたはやぶさ2が上昇に転じたことを確認した。今年4月に作った人工クレーターから噴出した小惑星の地下にあった物質を採取できていれば世界初の快挙となる。はやぶさ2が昨年6月27日にリュウグウへ到着してから約1年、さまざまな挑戦をしてきたが、最後の大きな山場を乗り越えた模様だ。 【写真】小惑星リュウグウの表面の画像 はやぶさ2は10日午前、高度20キロから降下を開始。プロジェクトチームは11日午前、着陸実施の最終判断をした。はやぶさ2は、高度30メートルに達すると完全な自律運用となり、事前に投下してあった目印のターゲットマーカーを自らカメラで探し出し、事前の計画に沿ってターゲットマーカーの南西2・6メートルの地点を目指して降下したとみられる。 相模
7月6日放送の『ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、田村淳が、政治的発言をツイッターで行わなくなった理由を明かした。 ゲストのパックンマックンのパックンことパトリック・ハーランは、「欧米ではコントや漫才で芸人が政治ネタを扱うことがわりと普通なんです」とコメント。 その話に田村は「日本は政治的なことを語ったら、もうそれは危ない人、みたいになっちゃうから」と返した。そして「俺はもう、ツイッターで政治のことをつぶやくのやめたんだよね」と切り出す。 田村は「俺、竹島問題をつぶやいたんですよ。『国際司法裁判所で争いましょうよ』って書いたら、それ、ダメらしくって。決まってたレギュラー番組、降ろされた」と告白。 田村は「そうやって圧力かけてくるから、お笑いタレントが言いづらくなってるよね」と政治的発言が難しい現状を嘆いた。 田村は2012年8月15日のツイッターで「竹島問題で
【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮国営の平壌放送は8日までに、日本政府が韓国への半導体材料の輸出規制を強化したことをめぐり、安倍晋三政権を批判する論評を伝えた。韓国の半導体業界への打撃が予想されることについて、論評は、業界が日本に依存するようになったのは「全面的に歴代保守政権の親日売国行為のためだ」と韓国の旧保守政権にも矛先を向けた。 論評は「保守一味の売国反逆政策」で韓国経済は、外国の資本に依存する「寄生経済」▽外部の侵奪に服務する「植民地下請け経済」▽輸出入がなければ1日ももたない「奇形経済」に転落したと主張。 歴代保守政権が韓国経済を「他人に徹底的に依存する植民地隷属経済に仕立て上げたため、日本が強制徴用犯罪を謝罪し、賠償するどころか、輸出規制などとますます傲慢に振る舞う悪結果をもたらした」と論じた。 「過去の清算を回避しようとして『報復』をうんぬんする日本の卑劣な策動は、南朝鮮(韓国)各界
「参ったよな。足を切られちゃってさ。でも、まだ無意識に立とうとしちゃうんだよ。足がないのを忘れて」 【リング写真】80年代に新日本プロレスで「維新軍」として暴れた長州と谷津 衝撃的な告白とともに、右足膝下を切断した姿をカメラの前にさらしてくれたのは、プロレスラーの谷津嘉章(62)だ。アマチュア時代は、全日本学生選手権4連覇。レスリング重量級の日本代表として、1976年のモントリオール五輪に出場した、まさにレスリングエリートである。 冒頭の写真は取材時のもので、術後わずか数日。松葉杖がつけるようになったら、リハビリ専門病棟に移る。その後、義足を作り、歩行訓練をおこなうという。 「リハビリが痛えんだよ! まあ退院するころには秋も深まっちゃうな……」と言うなかで、本誌の取材を受けた理由を、こう明かす。 「だって、こんなの隠しきれないじゃん? どっちみちバレるんだから、だったら自分から話しちゃった
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