メキシコ市は32年前に大地震に襲われた日と同じ日に、再び大地震に見舞われた。メキシコでは7日に南部オアハカ州などで大きな地震が起きたばかり。繰り返される大地の揺れに、住民はおびえていた。 首都メキシコ市の目抜き通りのレフォルマ通りは、建物から逃げ出した人であふれていた。57階建てビルの42階にいたラモン・カリジョさんは「すべてが揺れた。ビルが倒れるのではないかと思った。人生の最後の瞬間だと覚悟した。永遠に揺れが続くように感じた」と振り返った。揺れが始まると住民が一斉に階段を下りようと殺到し、「大混乱だった」。 同じ通りのビル6階にいた会社員フランシスコ・レイエスさんは外に飛び出すと、通りにはガスのにおいが立ちこめていた。1万人以上の死者を出した1985年の地震も体験したが、「当時は立っていられたが、今回は立っていられなかった」と話した。 3歳から18歳の約1200人が通うメキシコ市南部ペド
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