プロ野球パ・リーグで16日、2年ぶりの優勝を決めた福岡ソフトバンクホークス。工藤公康監督(54)らは「九州は一つ」の合言葉のもと、昨年4月の熊本地震や今年7月の九州北部豪雨の被災地とも交流を続けてきた。胴上げされた工藤監督は「まだまだ復興が進んでいるとは言えない。九州が一つという思いを分かち合い、苦しんでいる人々に笑顔を届けたい」と感慨に浸った。【角田直哉】 シーズン真っただ中の7月20日。工藤監督は熊本県御船町の高木小学校を訪れた。約100人の児童を前に「夢を諦めない」というテーマでメッセージを送った。最後に工藤監督が「本当は1位でここに来たかった(当時は2位)けど、最後は絶対に優勝するからね」と宣言すると、体育館は歓声でわいた。
![ソフトバンク優勝:工藤監督「九州は一つ」 被災地と交流 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8ccd1510e839ab584efffafae1a5ed2308f7efdf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2017%2F09%2F17%2F20170917k0000m050098000p%2F9.jpg%3F1)