台風１８号：１７日九州上陸へ ３連休の日本列島大荒れに | 毎日新聞

大型で強い台風１８号は１６日午前、東シナ海を北東にゆっくり進んだ。九州に接近しており、１７日に上陸する恐れがある。宮崎県では台風接近に伴う大雨で住民に避難指示が出たほか、海の交通機関にも乱れが出ている。３連休の日本列島は各地で大荒れとなる見込みで、大雨や暴風、高潮などへの警戒が必要となる。 気象庁によると、１６日正午現在の中心気圧は９５５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は４０メートル、最大瞬間風速は６０メートル。中心から２００キロ以内は風速２５メートル以上の暴風域になっている。台風は勢力を維持したまま九州に近付き、１７日午前にも上陸する見込みだ。 台風接近に伴い前線が活発化した影響で、局地的に大雨となり、宮崎市赤江では午前７時４３分までの１時間に７７．５ミリの非常に激しい雨を観測。同市は土砂災害の恐れがあるとして、鏡洲地区３８世帯７６人に避難指示を出した。