Linuxカーネル開発者になりたいと思っても、まず何から手をつけたらいいか分からず、始める前から挫折する人も多いだろう。すぐ始められる最初の一歩の例が、筆者の経験を交えて4つ挙げてある。 (これは、CUSECというイベントでの、カーネルは怖くないという話の続き) カーネルプログラミングを始めるにはどうしたらいいか、アドバイスを求めたことがある。その時は、こう回答があった。 仕事のためにカーネルを理解する必要がなくても、やってみたらどうだろう? Linuxカーネルメーリングリストに登録してみて、精一杯理解しようと頑張ってみよう。 メインのLinuxカーネルの一部にならないコードを書いているなら、時間の無駄だ。 これは私にとっては、全然、少しも役に立たなかった。そんなわけで、ここでは、あなたなりにOSやLinuxカーネルがどう働くか、楽しみながら理解していくための、いくつかの戦略について書いて