タグ

ブックマーク / arclamp.hatenablog.com (12)

  • 作業ではなく、仕事をせよ - arclamp

    この記事はグロースエクスパートナーズ Advent Calendar 2022の11日目です。 (補足追記:この記事は、一緒に働いている/働くことになる若い後輩たちへのメッセージです) 毎年、メンバーからお題をもらっているのですが「一緒に仕事する相手がこうだったら教えがいがある・やりやすいなと思う言動について書いてほしい」ということなので、僕のキャリア(もうちょっとで四半世紀...)の中で学んできたことも含めて、整理してみます。 心構え:作業ではなく、仕事をせよ まず、一緒に仕事をする上でお願いしたいのは「作業ではなく、仕事をしてほしい」ということです。ここでいう仕事と作業の定義は以下の通りです。 仕事というのは「ある目的を達成するための行動」 作業というのは「ある計画や手順のもとにおこなう行動」 仕事は作業を含んでいます。目的を達成する行動全般が「仕事」であり、仕事の中で具体的な手順を実

    作業ではなく、仕事をせよ - arclamp
    mak_in
    mak_in 2022/12/13
  • システム開発で曖昧な要望を形にしていく方法 - arclamp

    このブログはグロースエクスパートナーズ Advent Calendar 2021の10日目です。 社内メンバーから要望があったので、僕自身がどのようにシステム開発の初期段階において、どのように要望を整理し、形にしていっているのかについて書きたいと思います。 なお内容は弊グループの案件を前提にしているので、システム開発は以下のような状況が一般的です。 クライアントは直接契約(プライム) 要望を出すのはクライアント企業内で事業運営側の人で、システム開発にかかわった経験がないことがある 対象システムはSoE/mode2で、一般消費者や取引先などの外部ユーザーと、社内で業務を回す内部ユーザーがいる 相手の話を整理するフレーム まず、相手から得られる情報を4つの階層にわけて整理する必要があります。 目的:達成すべきこと 戦略:目的を確実・効率的に達成するためのシナリオ 戦術:戦略を実行するための具体

    システム開発で曖昧な要望を形にしていく方法 - arclamp
    mak_in
    mak_in 2021/12/11
  • マイクロサービスに次に来るかもしれない言葉について - arclamp

    2021年9月18日に開催されたXP祭り2021で「マイクロサービスに至る歴史とこれから」という講演をしました。資料は次の通りです。来は75分ぐらいかかるのを45分で話そうとして、余裕で時間オーバーしてすみませんでした。 テクノロジーとテクニックによる進化の流れ テクノロジーやテクニックは、ITの改善サイクルを向上させるために進化を続けています。「技術そのもの」であるところのテクノロジーに対して、テクニックというのは「人による技術の活かし方」を示します。なので、基的にはテクノロジーが生まれ、それを使いこなしたテクニックが登場することになります。 テクノロジーとテクニックの進化の歴史現在、進化中のテクノロジーであるCloud NativeやServerlessを前提としたテクニックを示す用語、つまり、マイクロサービスに次に来るかもしれない言葉というのは、時間軸からすると再来年ぐらいに出て

    マイクロサービスに次に来るかもしれない言葉について - arclamp
    mak_in
    mak_in 2021/09/20
  • エンタープライズアジャイルの成長過程について - arclamp

    2018年7月23日におこなわれた要求開発アライアンス2018年7月定例会で「エンタープライズアジャイルにおける要求探索の勘所」という話をさせていただきました。資料は以下。 僕にとってのエンタープライズアジャイルの定義は ウォーターフォール開発の環境が整備されている中で取組むアジャイル のことです。で、こういう現場の支援、あるいは自社で開発していると以下のような段階で成長していっているなぁと感じています。 1.PO人がスコープ管理をちゃんとできるようになる 2.企画組織内でPOがリードタイムの管理をちゃんとできるようになる 3.他部署ともルールをきめてプロセスの共有をちゃんとできるようになる というわけで、そういったところを資料にしてあります。 まだまだ、エンタープライズアジャイルには辛いところも多いですし、進化の過程だなと思うところもたくさんあります。しかし、こういった取組みを深めてい

    エンタープライズアジャイルの成長過程について - arclamp
    mak_in
    mak_in 2018/07/25
  • MSA化レベル定義 - 低レベルなマイクロサービスはただのファイル連携と見分けがつかない - arclamp

    「低レベルなマイクロサービスアーキテクチャ(MSA)」というのは「ただの基幹システムとのファイル連携」でいいんだよ、という話。 Level 5 | Richmond, Virginia | Rebecca Morgan | Flickr MSAというのは「どこかに存在する完成されたシステム」ではなく、現状のシステムを不断の努力によって進化させていった結果です。MSAに決まった構成はありません。あくまでもプラクティスやパターンがあり、それらの実現を手助けするソフトウェア製品(OSS)があるだけです。 というわけで、「MSAに取り組む」というのは道は遠くても(見えなくても)「目の前のシステムの継続的な改善に取り組む」ことでしかないのですが、最先端の話しかないと差が大きすぎてどう取り組めばいいのか分からない、あるいは再構築しか道はないと感じてしまうのだと思います。そこで段階的なレベル上げができる

    MSA化レベル定義 - 低レベルなマイクロサービスはただのファイル連携と見分けがつかない - arclamp
    mak_in
    mak_in 2017/09/27
  • おじさんにも分かるITトレンド説明と日本のエンプラITの限界 - arclamp

    タイトルは煽りです。某勉強会向けに作成した資料ですが許可を得て掲載します。 2001年アジャイル、2006年クラウド、2009年DevOps、2014年マイクロサービスという一覧のトレンドを解説しつつ、最後は「日のエンプラITはついて行けていないよ」という話。1時間ぐらいで話せますので、自社のことを考えて残念な気持ちになりたいというドM気質のエンプラ企業の方はご連絡をお待ちしております。 ハイライトは以下のページですかね。 合わせて読みたい:事業会社におけるマイクロサービス化について

    おじさんにも分かるITトレンド説明と日本のエンプラITの限界 - arclamp
    mak_in
    mak_in 2017/09/12
  • 日本企業にアジャイルを導入して考えたこと #easg - arclamp

    2016年11月18日に行われたエンタープライズアジャイル勉強会11月セミナーにて「ユーザー企業へのアジャイル導入四苦八苦」という講演をさせてもらいました。資料は後段に。 エンタープライズアジャイルとは 「エンタープライズアジャイル」の定義は曖昧です。いわゆるエンタープライズ業界でもアジャイルをやっていこう、という方向性を合意しつつ、そのディテールは現場ごとに異なります。 弊社はSIerなので、別顧客で3つの事例を紹介しています。もちろん内容は異なりますが、いずれも以下のような条件になります。 顧客は日企業で社歴が数十年以上 システムはいわゆるSoE領域(間接的にでも売上に寄与する) 10人ぐらいのチームが継続的に維持される規模 こうした案件を通じた学びはフィードバックサイクル、プロダクトオーナー、アーキテクチャの三点です。 フィードバックサイクル 企業システムではリリースサイクルを「3

    日本企業にアジャイルを導入して考えたこと #easg - arclamp
    mak_in
    mak_in 2016/11/19
    SoRどっぷりな世界でも、規模が人の観測できる範囲以上に大きくなって、SoR≒計画できる/分かる、が成立しない現実にどう立ち向かうか、がいつも悩みの種だ。もうITは企業の血管であり本人も全てを把握しきれない
  • アジャイルが否定したものを見直そう - arclamp

    2014/9/6に開催されたXP祭り2014で「アジャイルを手放して得られたこと」という講演をしてきました。Togetterはこちらから。 元々は「アジャイルのダークサイド」の話がしたくて応募したのですが、その後、いろいろと考えているうちに僕自身にも気づきの多い内容となりました。 さて反応を見てると前半のアーキテクチャとマネジメントの話に興味を持っていただいたようです。なので、このブログでは「なぜアーキテクチャとマネジメントの話からアジャイルの話をしたのか」ということを書いてみます。 アジャイルがさまたげたもの アジャイル開発手法が大きく注目されるのは1999年の「Extreme Programming Explained」の出版であり、2001年の「アジャイルソフトウェア開発宣言」です。1990年代後半から2000年代初頭というのは、IT産業が大きく成長する時代であり、同時に、当時主流で

    アジャイルが否定したものを見直そう - arclamp
    mak_in
    mak_in 2014/09/14
  • 組織をプロダクトオーナーにする、ということ[修正あり] - arclamp

    2014年7月31日(木)に開催された「Developers Summit Summer 2014」(通称:夏サミ)にて、「創業122年の企業と顧客価値にコミットした開発を実現する試みと成果について」という講演をしてきました。資料と動画は以下から。 講演には弊社の顧客である(株)東京商工リサーチ(以下、TSR)の青木さん(システム部 部長)にも参加いただきました。講演の最後に「GxPさんとは、まさに二人三脚のような関係を築けた」という言葉が非常にうれしかったです。 また、講演に向けて打ち合わせをする中で「我々は何をしてきたのか/何が出来たのか」というのをじっくり話せたのは良い経験でした。プロジェクトが完了したら顧客と一緒に講演する、みたいなことが毎回出来たらいいでしょうね。 速さよりもリズム さて、今回の講演のキーワードでもある「組織としてプロダクトオーナーの役割を果たす」も、そういう事

    組織をプロダクトオーナーにする、ということ[修正あり] - arclamp
    mak_in
    mak_in 2014/08/05
    新機能はウォーターフォール型、機能改善はアジャイル型、ってのがエンタープライズにおける現状でのベストプラクティスなんだろうな。
  • 「納品」をなくさなくてもうまくいく - arclamp

    倉貫さんから直接献をしていただいきましたので感想がてらに。 書はいわゆる“アジャイル”を清く正しく実践している実績と、その仕組みを丁寧に解説したです。しかも、開発体制は「事業会社の内製化」ではなく「外部のソフトウェア開発企業を継続的に利用する」というスタイルであることに大きな意味があります。 (ソフトウェア開発企業という名称ですが、もはや「ソフトウェアだけを開発している」わけではないので、来は「ITサービスを開発している」企業というような名称が最適なのですが、ここでは一般的な名称として使います) これまでアジャイル開発方法論は「事業会社における保守運用フェーズの内製開発」に最適であるとされてきました。実際、多くのウェブ企業が社内にエンジニアを抱え、継続的な保守運用の中でイテレーティブに開発を行うスタイルを実践しています。 しかし、実際には世の中の大半の企業が“優秀なエンジニア”を雇

    「納品」をなくさなくてもうまくいく - arclamp
    mak_in
    mak_in 2014/07/19
  • アーキテクチャ設計に品質特性を使おう - arclamp

    アーキテクチャ設計をするうえで重要なのは「利害関係者の合意を得る」ことです。利害関係者全員の要件が全て理解できても、それぞれの要件には必ずトレードオフが存在します。すべて完ぺきに満たすことは不可能なので、トレードオフをバランスよく判断して利害関係者に納得してもらうのがアーキテクトの腕の見せ所です。 このトレードオフを上手に行うために、そのシステムに求められる品質特性を明示し、コミュニケーションの基礎とする必要があります。ざっくりステップを説明すると、以下のようになるでしょうか。 利害関係者にインタビューをして重視しているポイントを聞き出す そのポイントからシステムに求められる品質特性を整理する 整理された品質特性を元に、実際のアーキテクチャの設計を行う 設計されたアーキテクチャを品質特性に照らし合わせて評価を行う 品質特性というのは色々なところで定義がありますが、経産省が公開している「情報

    アーキテクチャ設計に品質特性を使おう - arclamp
    mak_in
    mak_in 2014/04/05
  • 歴史から考えるアーキテクチャとマネジメント - arclamp

    ソフトウェアアーキテクチャとプロジェクトマネジメントは相互に絡み合う要素です。この関係性を歴史の流れから考えていくと面白い推測が成り立ちます。 アーキテクチャの歴史 「アーキテクチャとは」というのに定まった定義はありませんが、大枠では「システムの目的や環境を前提とし、様々な利害関係者の関心事を整合させた、システムの構成や構造」のことです。 これはもちろん「あるべき姿」です。完成されたシステムには必ず構成や構造がありますが、それが「システムの目的や環境、あるいは様々な利害関係者の関心事」と完全に合致しているとは限りません。 (ソフトウェア)アーキテクチャという言葉、あるいは(ソフトウェア)アーキテクトという用語は2000年前後から一般的になってきました。逆にいえば当時は「システムの構造や構成」と「システムの目的や環境、あるいは様々な利害関係者の関心事」の不一致があったということでしょう。 で

    歴史から考えるアーキテクチャとマネジメント - arclamp
    mak_in
    mak_in 2012/10/22
    ホストからアジャイルまで大筋の流れをちゃんと書いた記事
  • 1