相次いで発生する差別問題は、一部の公務員の問題というより、社会全体の風潮の反映である政治家などの差別的な発言を厳しく批判するマスメディアもそれは例外ではない「途上国は環境保護にあまり熱心でない」という差別的な言説が広がった責任の一端は先進国のメディアにある 一般によく聞かれる「先進国は環境保護に熱心だが、途上国はそうではない」という言説には先進国側の思い込みという側面がある。ある黒人女性活動家に対する差別は、これを浮き彫りにしている。 白人だけの集合写真 5月にミネソタ州で発生した白人警官による黒人暴行致死事件で高まったBlack Lives Matterのうねりは、ウィスコンシン州ケノーシャで8月23日、カリフォルニア州ロスアンゼルスで9月1日に立て続けに発生した白人警官による黒人銃殺事件で、さらに高まっている。 ただし、こうした公権力による差別は社会全体の風潮をある程度反映したもので、
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