脚本家・太田愛氏が、元旦に放映された『相棒20 元日スペシャル』作中における労働運動の描写に対して、「脚本では存在しない」シーンの存在を指摘したことが話題になっている。具体的には、「右京さんと亘さんが、鉄道会社の子会社であるデイリーハピネス本社で、プラカードを掲げた人々に取り囲まれるというシーン」であり、「訴訟を起こした当事者である非正規の店舗のおばさんたちが、あのようにいきり立ったヒステリックな人々として描かれる」点が問題視されており(参考:脚本家/小説家・太田愛のブログ 相棒20元日SPについて(視聴を終えた方々へ))、TwitterをはじめとしたSNSでもこの意見を支持する人々の声が見られた。 ドラマ『相棒』ないし今回の元日スペシャル、また今回の描写の問題性については、既にSNSなどで多くの考察や感想が見られる(筆者も放送を観た立場ではあるが、フィクション作品やドラマの専門家ではない