人間国宝の落語家桂米朝さんの等身大ロボット「米朝アンドロイド」が、高松市美術館に展示されている。開催中の企画展「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.04」の目玉で、7日には長男の米団治さんが来館し、「親子共演」する。 現代アートを展示するこの企画展は今年で5回目。今回は「リアル=現実」をテーマに、作家4人の43点が並ぶ。米朝アンドロイドはロボット工学者の石黒浩さんが、米朝さんの名人芸を後世に伝えるため、2年前に開発した。 7日は米団治さんが高座に上がり、米朝アンドロイドは昔の音源に合わせて「看板の一」を実演する。米団治さんが落語の「リアルなしぐさ」について語るワークショップもある。