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ブックマーク / www.hokkaido-np.co.jp (10)

  • 北海道綴方事件 札幌で元教員の獄中メモ発見 暴力で「共産主義者」の調書仕立てる-北海道新聞[暮らし・話題]

    北海道綴方事件 札幌で元教員の獄中メモ発見 暴力で「共産主義者」の調書仕立てる (11/17 15:25) 「叩く。ける。座らせる。おどかす」(文6行目)などと、特高の過酷な取り調べ状況が記された元小学校教員の獄中メモ 戦時下に綴方(つづりかた)=作文=教育を実践した道内の教員らが治安維持法違反容疑で逮捕された「北海道綴方教育連盟事件」で、勾留中の元教員が釧路市内の刑務所で書いたメモが見つかり、道立文学館(札幌)に所蔵されることが16日、分かった。 獄中メモには、教育活動にまで同法を適用して共産主義者に仕立てる特別高等警察(特高)の取り調べなどが詳細に記され、当時の思想統制の実態を伝える極めて貴重な史料という。事件は21日に、発生から73年を迎える。 同事件は、戦時下の弾圧事件では道内最多の逮捕者数で、全国的にみても最大級。当局が終戦直後、関係書類の廃棄を命じたため当時の史料はほとんど残

  • 追加の電源装置、冷却機能に懸念 10社の原発ともんじゅ−北海道新聞[道外]

    追加の電源装置、冷却機能に懸念 10社の原発ともんじゅ (04/25 20:09) 柏崎刈羽原発に配備された4500キロワットの電源車(東京電力提供) 東京電力福島第1原発事故を受け、全ての電源が断たれた場合に備えて各電力会社などが新たに配備した電源車や発電機では、ほとんどの原発で原子炉を安定した停止状態にすることはできないことが25日、電力会社などへの取材で分かった。 容量が小さく、原子炉を冷却する装置を一部しか動かせないのが理由。地震後の福島第1原発と同様に、非常用発電機が使えない場合の代替電源がない状況は事実上、改善されていない。経済産業省原子力安全・保安院は、緊急安全対策の一つに位置付けているが、こうした状態での運転継続は議論を呼びそうだ。 原発を所有する電力10社と、高速増殖炉もんじゅ(福井県)を持つ日原子力研究開発機構によると、事故後に電源車や可搬式発電機を原発に配備した。だ

  • 原発「津波に耐え素晴らしい」 原子力行政「胸を張るべきだ」 経団連会長が発言−北海道新聞[経済]

    原発「津波に耐え素晴らしい」 原子力行政「胸を張るべきだ」 経団連会長が発言 (03/17 10:55) 日経団連の米倉弘昌会長は16日、東京都内で記者団に対し、福島第1原発の事故について「千年に1度の津波に耐えているのは素晴らしいこと。原子力行政はもっと胸を張るべきだ」と述べ、国と東京電力を擁護した。米スリーマイルアイランドの原発事故を上回る重大事故との見方が強いだけに、発言は波紋を広げそうだ。 米倉会長は事故は徐々に収束の方向に向かっているとし「原子力行政が曲がり角に来ているとは思っていない」と発言。「政府は不安感を起こさないよう、正確な情報を提供してほしい」と話した。 一方、日商工会議所の岡村正会頭は同日開かれた定例会見で「放射能の放出は、国民が最も不安を抱く。正確かつ迅速な情報提供を望む」と要望。その上で「原発の建設基準を向上させるしかない。見直しの期間だけ、(建設が)延伸され

  • 【ウェブ特報】札幌連続女性暴行「容疑者の実家」ネットデマ 電話攻撃の全容(1)「違うって証拠あるのか」−北海道新聞[道内]

    【ウェブ特報】札幌連続女性暴行「容疑者の実家」ネットデマ 電話攻撃の全容(1)「違うって証拠あるのか」 (09/13 06:46、09/13 06:57 更新) 外山不動産事件と無関係であることを知らせるため配布したチラシ 8月に札幌で発生した連続女性暴行事件(後に一人は死亡)で逮捕された男と同姓の江別の不動産業者が、インターネット上で「容疑者の実家」と事実無根のデマを流布された問題は、この業者が10万枚の打ち消しチラシを配布、業界団体も文書を出すなど、地域ではうわさも収まりつつある。また、ネット上でも新たな書き込みはなく終息してきた。 【ウェブ特報】札幌連続女性暴行「容疑者の実家」とネットデマ 被害の不動産業者、全力で打ち消し 被害にあった外山不動産の外山美喜雄社長(60)は 「地域や業界の人たちの協力に感謝します」と、少しほっとした様子だ。事件発生直後には「抗議電話」が立て続けに鳴り

  • 檜山地方のアイヌ語集、秋田で発見 記録空白地埋める 北大で分析−北海道新聞[文化]

    檜山地方のアイヌ語集、秋田で発見 記録空白地埋める 北大で分析 (09/04 06:30) 「天地の部」など分類ごとに日語の下にアイヌ語が記された古文書 これまでほとんど記録がない道南の日海側のアイヌ語を記述した古文書が秋田県で見つかり、北大の研究者らが3日、他地域の方言との違いなどの分析を始めた。フトロ(現檜山管内せたな町)にいたアイヌ語通訳が江戸末期、実用のために作ったとみられ、単語約3200語と文章が日語と合わせて記載されている。アイヌ語記録の地域的な空白を埋める資料として注目される。 道南は江戸から明治期にかけて日人が早期に数多く入ったこともあって、言語学者が研究を始める以前にアイヌ語の話し手が減少し、現在残る記録は八雲や長万部など噴火湾側に限られている。 見つかった語集は、交易拠点の運上家をフトロで経営し、通訳でもあった第3代森市右衛門(1828〜90年)の子孫が、「

  • 【ウェブ特報】札幌連続女性暴行「容疑者の実家」とネットデマ 被害の不動産業者、全力で打ち消し行動−北海道新聞[道内]

    【ウェブ特報】札幌連続女性暴行「容疑者の実家」とネットデマ 被害の不動産業者、全力で打ち消し行動 (09/04 15:37) 「泣き寝入りはしたくない」と話す外山社長 8月23日未明に札幌で発生した連続女性暴行事件で、強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕された男と同姓の江別の不動産業者が、インターネット上の掲示板などで「容疑者の実家」と事実無根の内容の書き込みをされる被害にあっている。書き込みを信じた抗議電話も続き、この業者は「いわれなき中傷には負けない」と書き込み削除要請や、同業者や地域に打ち消しのチラシを配るなど、「ネット社会に蔓延するデマ」と闘っている。 被害にあったのは江別市上江別西町の外山不動産。容疑者とは血縁関係は一切ないが、逮捕時の報道で容疑者が「札幌市内の不動産管理会社に勤務」との記述があったことから、何者かにネット掲示板で一方的に結び付けられ「容疑者の実家」として名指しされた。

  • 逆転無罪の男性、虚偽告訴容疑で女性を刑事告訴−北海道新聞[道内]

    逆転無罪の男性、虚偽告訴容疑で女性を刑事告訴 (06/29 06:52) 【中標津】強制わいせつ未遂罪に問われ、昨年10月に札幌高裁で逆転無罪が言い渡された根室管内中標津町の自営電気工事業谷内保男さん(46)が、被害を訴えた女性(23)を虚偽告訴容疑で中標津署に刑事告訴していたことが28日、明らかになった。 谷内さんは2008年7月、電気温水器の修理に訪れた女性宅で無理やり女性にキスしようとしたとして逮捕された。 昨年4月の釧路地裁判決は女性の証言を全面的に認め有罪だったが、札幌高裁は「女性の供述の信用性に重大な疑問がある」と無罪を言い渡し、札幌高検は上告を断念し無罪が確定した。 谷内さんは「無罪ではなく、そういう事実がない『無実』を証明したい」と、告訴状を提出した。中標津署は「捜査している。コメントする立場にない」としている。 一方、女性は北海道新聞の取材に「こちらは被害者で、とても傷つ

  • 「構わず首相を殴れ」観閲式めぐり石原都知事が発言−北海道新聞[政治]

    「構わず首相を殴れ」観閲式めぐり石原都知事が発言 (06/20 07:02) 石原慎太郎東京都知事は19日、札幌市内で開かれた、たちあがれ日の集会であいさつし、菅直人首相について「もし、(自衛隊の)観閲式の国旗入場で立たなかったら、構わないから殴れ。殴られてもしょうがない」と述べた。首相への暴力を容認する発言とも受け取れ、論議を呼びそうだ。 石原氏は、1999年の国旗国歌法案の衆院採決で当時、民主党代表だった首相が反対したと指摘。「観閲式に行くと、国旗入場の際は、みんな立って礼をする。菅氏は、その時立つのか」などと述べた。

  • 就活に不満、学生がデモ 札幌中心部で−北海道新聞[道内]

    就職難に苦しむ札幌の大学生らによる「就活くたばれデモ」が23日、札幌市の中心部で行われ、リクルートスーツ姿の学生が年々早まる就職活動への不満や求人増を訴えた。 デモには、就職先が決まっていない北大の4年生や大学院生ら約20人が参加。「面接多すぎ」や「既卒を差別するな」と書かれたプラカードを持って、「生きるための仕事をよこせ」などと叫びながら、約1時間練り歩いた。 馬のマスクをかぶった学生が「内定」と書かれたニンジンを追いかけるなど、就職活動の現状をちゃかすパフォーマンスも。 デモを呼びかけた北大文学部4年の男子学生(21)は「大学は就職のための予備校ではない。厳しい就活の現状を分かってほしい」と話した。

  • 「長沼ナイキ」違憲判決から36年 当時の裁判長ら本出版-北海道新聞[道内]

    自衛隊は憲法九条違反」との唯一の司法判断が下された、一九七三年の長沼ナイキ訴訟札幌地裁判決から三十六年。裁判長を務めた福島重雄さん(78)と研究者二人による編著「長沼事件 平賀書簡」(日評論社)が二十二日に出版される。これまで多くを語らなかった福島さんへのインタビューや当時の日記を交え、違憲判決に至る流れや憲法と向き合う福島さんの心情などがつづられている。 同訴訟一審判決は、自衛隊を違憲と認めた唯一の判決だが、司法審査権の範囲外とする統治行為論を採用せず、憲法に踏み込んだことも大きな特徴だ。 「長沼事件 平賀書簡」では、長沼を担当することが決まった際の福島さんの日記(一九六九年七月二十三日)から「今までの裁判所は何だかんだといいながら、自衛隊の憲法九条問題を避けてきた。だがいつかはどこかで誰かがやらなければ」と紹介。判決後の日記(七三年九月二十日)は「新しい法理論の展開をしたわけでもな

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