ソフトバンクは2月29日、統合VPNサービス「ホワイトクラウドSmartVPN」において、SDN/NFV技術を活用した新たなネットワークサービスとして「ホワイトクラウド セキュアリモートアクセス2(SRA2)」の提供開始に向けて、申し込み受け付けを開始した。価格は初期費用は無料、月額料金は24万円(税別)。 SRA2は、ネットワーク仮想化技術のSDN/NFVやオーケストレータを活用したリモートアクセスサービス。また、SRA2の提供に合わせてトラフィック情報などのモニタリングやネットワーク変更に伴う設定変更(プロビジョニング)が利用客自身で可能なカスタマーポータルの「SmartVPN Web」を開発し、専用ポータルとして提供する。 SmartVPN Webは、ネットワーク運用に不可欠なセキュリティーポリシーの変更やユーザー追加などを即時にネットワークに反映し、従来と比較して効率的で迅速なネッ
日立ソリューションズは3月3日、オープンソースソフトウェア(OSS)のSDNコントローラ「OpenDaylight」を用いて物理・仮想のネットワーク環境を統合管理するソリューションを3月4日から販売開始すると発表した。 同ソリューションは、OpenDaylightに独自のインタフェースを拡張することで、SDNの技術に非対応の機器も含めて、マルチベンダーで構成される機器やソフトウェアの集中制御を短期間で実現するもの。顧客の環境に合わせ、導入からシステム移行、保守までをワンストップでサービスを提供する同社は、開発基盤「OSGiフレームワーク」を活用した独自の製品開発実績から、複雑なカスタマイズに対応することが可能だという。 同ソリューションを活用することで、通信キャリア、クラウド事業者などは、容易にSDN 環境へ移行可能となる。 また、日立の統合システム運用管理「JP1」など運用管理ソフトウェ
OpenDaylight Projectは2016年2月22日(米国時間)、OpenDaylight(ODL)の4版目のリリースとなる「OpenDaylight Beryllium(ODL Be)」を公開した。ODLはプログラム可能なソフトウェア定義型ネットワーク(Software Defined Network:SDN)を実現するオープンソースソフトウェア。OpenDaylight ProjectはODLを開発するプロジェクト。 ODL Beでは、処理性能とスケーラビリティを強化し、新しいネットワークサービスや抽象概念を追加している。既にODLを利用しているシステムであれば、ODL Beにアップグレードするだけで利用できるとしている。 具体的には、ODL BeではOpenStackの高可用性とクラスタリングに対応するために必要な全てのコンポーネントが盛り込まれており、OpenStackの
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます ネットワークをより柔軟にできるというSoftware-Defined Networking(SDN)に注目が集まっている。SDNを実際に導入するユーザー企業も見られるようになっている。ネットワークをソフトウェアで制御することで何が変わるのか。SDNに関連した製品やサービスを手掛けるベンダー5社に集まってもらい、SDNを取り巻く現状と未来を見通した。参加したのは以下の5人。 日本IBM グローバル・テクノロジー・サービス事業本部 サービス・デリバリー 技術理事 ディスティングイッシュド・エンジニア 山下克司氏 シスコシステムズ システムエンジニアリング SDN応用技術室 テクニカルソリューションズアーキテクト 生田和正氏 インターネットイ
SDNプロジェクト「OpenDaylight」がもたらすインパクト、期待できること:OpenStack Summit 2015 Tokyo(1/3 ページ) 2013年2月に発足したOpenDaylightプロジェクトは、当初のイメージとは大幅に異なる側面を持つ活動に発展しつつある。OpenStack Summit 2015 Tokyoを機に、OpenDaylightシニアテクニカルディレクターのフィル・ロブ(Phil Robb)氏、およびOpenDaylightアンバサダーである、NEC スマートネットワーク事業部 主席技術主幹の工藤雅司氏に聞いた。 オープンソースのSDN(Software Defined Networking)コントローラーを開発する「OpenDaylight」プロジェクトは、現実世界でどのようなインパクトをもたらしつつあるのか。また、同プロジェクトに、今後何を期待で
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます より多くのデバイスがネットワークに接続され、ウェブのトラフィックは増加し続けている。ネットワークとデータセンターが、どちらもこの変化に対応するため変わらなければならないことは明らかだ。 Intelは米国時間11月9日、クラウド時代の通信ネットワークへの移行に焦点を合わせた、3つの新製品を発表した。この発表は、同社のネットワークプラットフォームグループ担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーSandra Rivera氏がホストを務めるライブストリーミングイベントで行われたものだ。 Rivera氏は、2つのデータを示しながら話を切り出した。まず同氏は、ネットワークに接続されたデバイスが2020年までに500億を超える見込みであり、これに
OpenStack Summit Tokyoの開催に合わせて来日したネットワークベンダーの雄、Juniper NetworksでSDN及びVirtualization担当のシニアディレクター、スコット・スネドン氏(Scott Sneddon, Senior Director, SDN and Vurtualization, Global Center of Excellence)に話を聞いた。 OpenStackがエンタープライズのプライベートクラウドだけではなく通信業者のパブリッククラウドの基盤として導入が徐々に進んでいる現在、単にOSの仮想化だけではなくネットワーク機能のSDN化、マルチテナント環境に対応したNFVなどのニーズが高まってきている。OpenStack Summitの2日目のキーノートでOpenStack FoudationのCOO、マーク・コリア—もNeutronの浸透に
NECは、東日本旅客鉄道株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:冨田哲郎、以下 JR東日本)に、山手線エリア内 全36駅(山手線全駅および中央線の山手線エリア内にある駅)の各駅においてSDN(注1)を活用した「駅構内共通ネットワーク」を納入しました。 本ネットワークは、山手線エリア内 全36駅において本年3月までに順次使用開始されており、ネットワーク機器の増強や監視機能の強化などを10月に完了する予定です。これにより、JR東日本は、各駅でのネットワーク統合管理が可能となり、新たなサービスを早期に構築・提供できるようになりました。 SDNは、NECが注力する社会ソリューション事業の中核領域の1つであり、SDNを活用したシステムを国内外で250以上納入しています。今後もビジネスインフラを支えるネットワーク・システム・サービスの提供を通じて、企業や自治体などの顧客サービス向上・業務効率化
NECは10月27日、JR東日本に、山手線エリア内全36駅(山手線全駅および中央線の山手線エリア内にある駅)の各駅においてSDNを活用した「駅構内共通ネットワーク」を納入したと発表した。 同ネットワークは、山手線エリア内 全36駅において本年3月までに順次使用開始されており、ネットワーク機器の増強や監視機能の強化などを10月に完了する予定。 両社は2014年3月、SDNを用いた「駅構内共通ネットワーク」を東京駅に導入。これにより、公衆無線LANサービスやロッカーの空き状況の情報提供など、新たなサービスの提供が開始され、その導入効果が得られたとして、山手線エリア内の各駅にも同ネットワークが導入された。 今回、光ファイバ・ケーブルによるIPネットワークを用いて、山手線全駅と中央線の山手線エリア内の各駅をリング状に接続することにより、高い可用性を有した大規模・大容量ネットワークを実現した。 同I
NECは10月14日、標準化団体「Open Networking Foundation(ONF)」のOpen Transport WG(Working Group)が主催する、OpenFlowの無線トランスポートへの適用・標準化に向けた実証実験に参加したことを発表した。 実証実験の実施期間は10月7~9日、実施場所はスペイン マドリードの最先端の研究機関「IMDEA Networks」で、参加企業はNEC含む7社となる。 実証実験では、無線トランスポートに適用できるように拡張したOpenFlowを各社の無線装置に実装し、1つのSDNコントローラ(ONOS:Open Network Operating System)で、「ネットワーク負荷に応じた無線リンクの省電力化」「無線リンクの伝送レートの変化に合わせたトラフィック制御」を検証した。 同社は超小型マイクロ波通信システムiPASOLINKシ
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