終えん間近のムーアの法則、“ポストCMOS”の技術を模索へ:ビジネスニュース 業界動向(1/2 ページ) 米国で開催されたシンポジウム「IEEE Technology Time Machine(TTM)2014」では、“ポストCMOS”の技術について議論が交わされた。注目されているのは、量子コンピュータ、ビッグデータ、カーボンナノチューブ、人間の脳(シナプス)をまねた技術などである。 ムーアの法則は、まだ終えんを迎えたわけではない。だが、終わりに近づいているのは明らかだ。ただし、その代替となるような基盤技術はまだ出現していない。次に登場する技術には、エンジニアたちだけでなく社会全体にとってこれまでの前提を覆すような挑戦が求められるだろう。 こうした見解は、今後20年間の技術領域を探求するためのシンポジウム「IEEE Technology Time Machine(TTM)2014」(201
シマンテックは10月23日、この1月~8月の間、DDoS攻撃(分散サービス拒否)が増えているとブログで明らかにした。 DNSサーバーを踏み台にしてDDoS攻撃を仕掛ける「DNS増幅攻撃」の数は、前回の調査より183%増加しており、シマンテックが運営するセキュリティ動向を調査する「Global Intelligence Network」で最も多く確認された手口だったという。 第1四半期に多かったのは、NTP(Network Time Protocol) を利用した手口。これは、対象となるサーバーの多くでアップグレードや設定変更が実施されたためだと考えられるという。現在は減少傾向にあり、被害は沈静化している。 また、「SNMP v2(簡易ネットワーク管理プロトコル)」「SSDP(簡易サービス発見プロトコル」など、攻撃者が新たなプロトコルを試すケースが増えているという。 さらに、Unixサーバー
English PRESS RELEASE (技術) 2011年9月12日 株式会社富士通研究所 テラヘルツ波の透過による物質検査手法を25倍に高速化 モノの内部を見える化し、X線よりも安全で幅広い物質に対応 株式会社富士通研究所(注1)は、光と電波の中間であるテラヘルツ(THz)波を用いた透過による非破壊の物質検査を行う手法について、従来よりも25倍高速に検査が可能な技術を開発しました。テラヘルツ波は、紙やプラスティックや布といった金属以外をよく透過し、対象の物質を正確に把握することが可能なため、隠された物質の非破壊検査などモノの内部を見える化する用途で期待されています。しかし、従来の検査手法では、1回の照射で物質の1方向のみしか測定できず、物質の全体像を測定するには対象の物質を少しずつ移動させて何度も照射する必要があるため、検査に時間がかかるという課題がありました。 今回、新たな光学素
京都大学は10月22日、高温超伝導体を用いたテラヘルツ光源における温度分布の可視化と制御に成功し、温度分布とテラヘルツ発振強度の関係を明らかにしたと発表した。 同成果は、同大 工学研究科の辻本学日本学術振興会特別研究員、掛谷一弘科准教授らによるもの。詳細は、アメリカ物理学会誌「Physical Review Applied」に掲載される予定。 テラヘルツ帯の電磁波を用いたテラヘルツ技術は、医療診断、セキュリティ検査、タンパク質の構造解析、高速無線通信、宇宙観測など、幅広い分野への応用が期待されている。テラヘルツ波の最大の特徴は、電波のような高い透過性と光のように優れた空間分解能をあわせ持つことである。このテラヘルツ波の連続光源の候補として、高温超伝導体のナノ構造を利用した超伝導テラヘルツ光源が2007年に発明された。それ以降、光源の実用化を目指し、これまで精力的な研究が世界中で行われてきた
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