わたしは清水潔記者の書いた記事が好きだった。あこがれていた。憧れのジャーナリストだった。 清水さんを知ったのは大学生のときで、「犯罪心理学」の授業中だ。警察の犯罪捜査の問題を紹介する事例として、桶川ストーカー殺人の不祥事が紹介された。興味をもったわたしは清水さんの書いた「遺言―桶川ストーカー殺人事件の深層」にたどりついた。 遺言―桶川ストーカー殺人事件の深層 作者:清水 潔 メディア: 単行本 清水さんが、桶川ストーカー殺人事件を取材したのは、週刊誌フォーカスにカメラマンとして在籍していたときだ。あたかも被害者に非があるように話す警察の発表に疑問を持ち、取材を重ねた。風俗店の店員だった加害者が、被害者に嘘をつき、車のディーラーとして接したこと、加害者から執拗ないやがらせがあったところなど、警察の出さなかった真実を丁寧に打ち出し、「カップルの痴話ゲンカの延長」であるとかのように説明されたこの
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