ブックマーク / blog.tinect.jp (29)

  • 「何者かになりたい」と願う人とそうでない人、どこが違うのか

    先日、私の新しい『何者かになりたい』がイーストプレスさんからリリースされた。 想定読者は「何者かになりたい」と願わずにいられない人や「何者にもなれない」と悩んでいる人だ。 そうした気持ちをどこかに抱えながら中年期を迎えた人も、潜在的読者かもしれない。 ところで、この「何者かになりたい」「何者にもなれない」といったフレーズには、シンパシーをおぼえる人とまったくおぼえない人がいるのが通例だ。 たとえば先月、講談社ビジネスに 『「何者かになりたい人々」が、ビジネスと政治の「い物」にされまくっている悲しい現実)』という記事が公開された時、twitterはてなブックマークではこうした気持ちへのシンパシーがたくさん書き込まれると同時に、「そんな気持ちになったことはない」という書き込みも少なくなかった。 先月公開された『いい年した大人の『何者かになりたい』という感覚は、けっこう厄介。』という記事で

    「何者かになりたい」と願う人とそうでない人、どこが違うのか
    makicoo
    makicoo 2021/06/30
    最近書く方で「何者かになりたい」欲から自由になったんだけど、書きたいテーマを見つけて、後は積み上げるだけになったからな気がする。努力の方向性が明確になると精神状態ずいぶん違うなあと。
  • 子育ても新卒教育も「鉄は熱いうちに打て」の精神で最初にビシビシやるべきなのかもしれない

    教育というのは誠に難しい。 優しくするのがいいのか、それとも厳しくするのがいいのか。 汎用性のある回答はないだろうが、1つ参考になりそうな小話をしよう。 つい先日、ある人と事をしていた頃の話だ。 お互いのよもやま話をするうちに、ふと自分自身の幼少時代の話になった。 その人は小中高は人曰くあまりパッとしない感じだったそうなのだけど、大学以降に得意な事を見つけるのに成功しググっと大成長。 その結果、そこそこの社会的成功を収める事ができたのだという。 「子供の自主性を重んじて、好きや得意を大切にしよう」 実によく聞くフレーズである。 将棋藤井聡太氏が破竹の勢いで快進撃を繰り広げていた時、モンテッソーリ教育のような子供の主体性を重んじるような事が大切だという話題を盛んに耳にする機会が増えた。 「実は・・・子供が小さい頃は自主性なんて無視して、ビシビシ教育した方がいいんじゃないかと思いつつある

    子育ても新卒教育も「鉄は熱いうちに打て」の精神で最初にビシビシやるべきなのかもしれない
    makicoo
    makicoo 2019/10/11
    医療に限らずこれはすごくある。「けど、厳しい医療の現場では女子力のような可愛らしさなどを駆使して仕事から逃げるクセが一度ついてしまうと、職業人としてプロフェッショナルが発揮できなくなる」
  • 子育てのような「苦労のしがいがある体験」こそ「豊かさ」ではないだろうか。

    先日、「豊かさとは、経験のバリエーションである」というお話をbooks&appsで読んだ。 「冒険の末に手に入れたもの」ではなく「冒険の過程」こそが、真に人を豊かにする。 この感覚を他人にうまく説明するのはなかなか難しい。 なぜかと言えば、豊かさとは「達成する」「手にする」ことと考えている人が多いのに対して、私は豊かさとは「経験のバリエーション」と考えているからだ。 わかりやすく「◯◯があるので、豊かです」「◯◯を手に入れたので、豊かです」と言えないのである。 そうではなく「豊かでいる」「豊かに過ごす」が正しい言い方だ。 例えば上にあげた登山では「頂上に到達すること」で豊かになるのではない。 毎回異なる経験を得る、登山そのものが「豊か」なのである。 仮に天候が悪く、頂上に到達する前に引き返さざるを得なくなったとしても、それは経験のバリエーションを増やしているので「豊か」なのだ。 この感覚に

    子育てのような「苦労のしがいがある体験」こそ「豊かさ」ではないだろうか。
    makicoo
    makicoo 2019/09/18
    子育てに限らず、苦労やハプニングや失敗を楽しめるかで人生の難易度は変わるなあと。ちょうど今読んでる本とリンクする話で考えさせられる。
  • 「自由研究」に見る、「自由な発想」信仰の落とし穴

    なんというか、世の中には、「自由な、型にはまらない発想」というものを礼賛するあまり、却って「発想」を表現出来る機会を奪っているような、そんな傾向があるような気がするんですよ。 8月も初旬を過ぎて、世間はすっかり夏休み色一色になりました。 しんざきは激しく暑さに弱い体質でして、自分にライブラを使えば「あつさによわい」「直射日光によわい」「高温多湿によわい」「よわいったらよわい」と表示されること間違いない感じなんですが、この季節は当に外を歩いているだけで、継続ダメージによる死が見えてきます。 ワルキューレの冒険で言うと毒沼歩いてるようなもんです。お互い熱中症には気を付けましょう。 「自由研究」の話をします。 毎年、小学校の夏休みの宿題に「自由研究」が出ます。 先日まで知らなかったんですが、これ、別に学習要領に「自由研究」という項目がちゃんと定義されている訳ではなく、どう指導するかはかなりの部

    「自由研究」に見る、「自由な発想」信仰の落とし穴
    makicoo
    makicoo 2019/08/19
    型の重要性というか、ステップ踏むことの重要性を感じる。うちの子は手遊び歌が好きなんだけど単純なものから段階を経てより複雑な物を好むように。最初から複雑なものしかなかったらそもそも興味を持ってない気が。
  • いくら頑張っても幸福になれない理由は、幸福の本質が「なる」ではなく「見つける」だから。

    先日、福岡に出張に行ったとき、あるアントレプレナーの方と、「人の幸福」についての話になった。 背景を話すと、私は常日頃「会社は、人が幸福になるための、社会装置に過ぎない」と思っている。 だから、経営者に「幸福の条件」を尋ねるのが常なのだ。 「やはり、稼いでこそ、という感じですかね?」 と私は意地悪くカマをかけた。 起業家は「何よりも金」と、堂々という人は少ない。 建前は「世のため、人のため、世界を変えるため」なんてことを言う。 だがその実、心の中では、「金、自己顕示、モテ」を、ひたすら望む人物は少なくない。 ただ、それはそれで、人が良ければ、良いとは思う。 が、それは隠せない。 言動や、SNSを見れば、すぐに分かる。 だが、彼は軽くスルーする。 「安達さん、いくらお金を持っても、名誉を手に入れても、幸福にはなれないですよ。」 「まあ、そうでしょうね」と私も頷いた。 思うに、「お金」や「名

    いくら頑張っても幸福になれない理由は、幸福の本質が「なる」ではなく「見つける」だから。
    makicoo
    makicoo 2019/06/07
    日常生活の解像度をあげる、て素敵な言葉。そして同じ状況でも考え方次第で幸せにも不幸にもなる、てのはほんとそうだと思う。
  • 「こじらせ高学歴」が、学歴から自由でいられる方法について。

    この記事で書きたいことは、 ・東大をはじめとする高学歴エリートの中には、「周囲からの評価・期待」と「自己評価・プライド」と「実際の自分の能力」それぞれのギャップに苦しんで、自意識をこじらせてしまう人がそれなりの数いる ・高学歴の人にも当然得意分野と苦手分野というものはあり、苦手分野については人並みかそれ以下の能力しかない ・けれど、「高学歴」というラベルが能力全般について勘違いさせてしまう効能は割と強い ・高学歴による精神的バフで苦手分野に思い切り突っ込むのはこじらせ道への第一歩 ・学歴なんてただのツールなんだから、使える場面では使うし使えない場面では忘れる、くらいのスタンスでいた方が楽だよね 大体上記のような内容になります。よろしくお願いします。 ということで、言いたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。 先日、こんな記事を拝読しました。 東大・京大・早慶

    「こじらせ高学歴」が、学歴から自由でいられる方法について。
    makicoo
    makicoo 2018/12/27
    学歴はパスポートみたいなもので、それを使ってどこに行くか、は自分で考えなきゃいけない、てことなんだよなあ。 大学入学だったりいい会社に就職が人生の目標になってしまうと、その後の人生に惑いがち。
  • 実は多くの東大生や医大生は血の滲むような努力なんてしてない。才能がない人間が入り込もうとするから、大変なだけなのだ – Books&Apps

    久々に読んでいて自分の暗い過去が呼び起こされて過呼吸になりそうな記事をみたので共有したい。 東大を舐めている全ての人達へ これを読んでの率直な感想はこれだ。 「Oh, 兄弟。お前もか。」 この記事に書かれている事を要約すると、ようは東大生は東大に入るまでにどれだけのお金と努力が必要で、みんな東大生の癖に使えないってよく言うけど、そこに至るまでには血の滲むような努力が必要なんだよという事だ。 僕も医学部という1つの非常に厳しい戦争に駆り出された人間の1人だ。 よくある「いままで人生で一番きつかった頃の思い出は?」という質問について考えると、ダントツで受験関係のエピソードがトップだなと今でも思う。 ちなみに2番目は好きだった女の子に告って振られた経験である(´;ω;`) 中学受験は親との戦い。大学入試は自分との戦い 彼は記事の中で、辛く厳しかった経験を中学受験と大学受験だと挙げている。 1つ目

    実は多くの東大生や医大生は血の滲むような努力なんてしてない。才能がない人間が入り込もうとするから、大変なだけなのだ – Books&Apps
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    makicoo 2018/12/21
    これは深く考えさせられる記事。私はここでいう「親が無理強いして階層を乗り越えさせる」にとても懐疑的なんだけど、それがご本人にとってポジティブになケース。まあけど記事にも書いてあるように博打。
  • 子どもの感性は、「性的なコンテンツ」一つで悪影響を受ける程脆弱なんだろうか | Books&Apps

    「子どもに対する信頼感」みたいなものについて、時々考えます。 勿論のこと、前提として、子どもは100人いれば100人違います。 全ての子どもを一括して語るのは不可能なことであって、そこにはどうしても「人それぞれ」という言葉がつきまといます。それは仕方がないことです。 ただ、それを承知の上で言ってしまえば、私は割と「子ども」という存在を、子どもの感性というものを信頼しています。 それはどんな信頼かというと、 「子どもにはちゃんと判断力がある」 「子どもは自分の感性を自分で育てることが出来る」 「だから、余程極端な環境にいない限り、変な情報や妙なコンテンツ一つでおかしなことにはならない」 という信頼です。 つまり、テレビやら雑誌やらで多少偏った情報に触れたとしても、即それ一色になったりはしないで、ちゃんと色んな情報に触れて自分で疑問を持つことが出来るだろう、とか。 例えば漫画やらラノベやらのコ

    子どもの感性は、「性的なコンテンツ」一つで悪影響を受ける程脆弱なんだろうか | Books&Apps
    makicoo
    makicoo 2018/10/30
    まさに“「寝た子を起こす」だとかなんとか、あれも随分理不尽な話なんですが、子どもに対して性的潔白を求める向き、子どもに対して性的な情報を一切遮断したがる向きのようなものが、世の中随分多いように思う”
  • 「女性は妊娠・出産があるから、そのぶん周りの人達がバックアップしてあげればよい話だろう」と簡単に言うけどさ。

    前回、東京医大の男女差別について書いた。 現役の医者が語る「医療の現場が男性医師を渇望する理由」 要約すると 「男女差別的な入試をしてしまったのは確かに良くない事だ」 「けど現状では男性医師による身を粉にした働き方が国民の幸福には必要であるというのも、また事実である」 「だから現場の医療者からみれば、東京医大のやった事にも同情の余地はある」という話だった。 ただあの記事を読んだ方の中で、こう思った人も当然いるはずだ。 「女性は妊娠・出産があるから社会進出が難しいというのならば、そのぶん周りの人達がバックアップしてあげればよい話だろう。 女性の社会進出を推し進める為にも、今後はそういう体制をしっかり整えていく必要があるのではないか」 実はこの問題も凄く難しい問題をはらんでいる。今回はそのあたりの事象を詳しくみていこう。 専業主夫を好きになれないハイスペ女子問題 「女性医師では回せないと言うな

    「女性は妊娠・出産があるから、そのぶん周りの人達がバックアップしてあげればよい話だろう」と簡単に言うけどさ。
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    makicoo 2018/08/20
    どんな人と一緒にいても貧乏暮らししなくてすむようにと稼げることをモットーにしたけど、自分より稼いでる♀は♂から敬遠されるてのがここまで生きてきた感想だなあ。
  • なぜ「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」のほうが圧倒的に重要なのか、ようやくわかった。

    私が知る限り、もっとも人心掌握に秀でたマネジャーの一人は、あるSIerのMさんだ。 といっても、Mさんは特に人望があるわけでも、人徳が高いわけでもない。 そういった定性的な話ではない。もっと実務的なのだ。 実は、彼が人心掌握に優れていると判断する理由は、「人を動かすこと」の巧みさゆえである。 私が言わない方がいい、彼に言ってもらおう 私がMさんの人心掌握術の巧みさを知ったのは、「情報セキュリティ対策プロジェクト」の時だった。 ご存じの方も多いと思うが、セキュリティ対策はさまざまな日常の手続きを煩雑化することがある。 例えばお客さんとの情報のやり取りに関する制限がかかったり、記録をつけなければならなかったりなどだ。 Mさんの部下も例外ではなかった。 現在進行中のプロジェクトの情報のやり取りに問題がある、とセキュリティ監査で指摘され、その改善策として上から提示されたルールが、かなり煩雑なものだ

    なぜ「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」のほうが圧倒的に重要なのか、ようやくわかった。
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    makicoo 2018/04/14
  • とある学園都市の自殺率が劇的に減少した理由がなかなか知見に溢れていた

    前回、学校内でイジメが起きる原因について書いた。 簡単に内容を要約すると、イジメは個人のマインドによるものではなく、閉鎖された空間に密集させられ高ストレス状況下に置かれれば、誰だって行ってしまう可能性があるというのが記事のテーマだった。 閉鎖された空間に人間を密集させると、人は人をいじめるようになる | Books&Apps 実はこれに限らず、人は意外と環境に影響をうけやすい。私達は自由意志を持っていると誰しもが思っているけれど、実は人と人との距離感で心のあり様は相当に左右される。 というわけで今回は心と身体の距離感が人の心に与える影響について書いていこうかと思う。 筑波研究学園都市という場所がある。ここは国家プロジェクトにて、高水準の研究と教育を行うための拠点として、茨城に建設された街だ。 アメリカのアイビーリーグのような大学を中心とした知識人が集う良き学園都市を目標として作られたのだと

    とある学園都市の自殺率が劇的に減少した理由がなかなか知見に溢れていた
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    makicoo 2018/03/20
    逃げ場がないと病みやすいという話。’「子供は親と一緒に過ごすべき、他人に預けるだなんて親としての責任を放棄している」という人もいるけれど、実際問題ずーーーと一緒に居続けるのは我が子といえども辛い。’
  • 凡人は「やりたいこと」より「やりたくないこと」を見極めるほうが大事。

    つい先日、こちらに寄稿した「採用選考に「AI」を導入しようとしたが、断念した会社の話が面白かった。」という記事がキッカケで東京FMに出演させていただく事となった。ありがたい事である。 さすがにオンエアで下手なことは喋られないので、ちょっとAI採用について出演前に復習したのだけど、その時にAI採用のメリットとして 「人間が選ぶよりもAIが採用選考をした方が離職率が低かった」 という事例があるサイトに記載されていた。 実際にAIが個人の適応を適切に判断できるか否かは置いとくとして、これ、みなさんはどう思うだろうか? 僕は個人的な経験からいうと、実のところ就職初期における離職はそんなに悪いもんじゃないと思っている。なので、これに関しては当にメリットといえるのかどうか凄く難しいなと思った。 もっと具体的にいうと、合わない仕事を最初にやって、自分が何を嫌に思うかを心底痛感する事は、その後の良い仕事

    凡人は「やりたいこと」より「やりたくないこと」を見極めるほうが大事。
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    makicoo 2018/02/28
    これ確かに“やりたいことに一直線に突き進むのではなく、むしろ逆に「やりたくない事」を心底痛感し、そしてそのやりたくない事の外側にある「やっても比較的ストレスがない事」が何なのかをキチンと理解しておく”
  • 自分も、ろくでもないコンテンツを大量に見てきたのに、子供がそれを見ないわけがないよね。

    ちょっと、「子どもが触れるコンテンツに対する親の態度」というものについて、自分の考えを簡単にまとめてみたくなりました。 まず前提として、 「よほど偏っていない限り、視聴するコンテンツの違いによって、心配する程の影響が子どもに出ることはない」 「親が色々制御しようとしても、子どもはどうせ自力でコンテンツにたどり着く」 という二点は、ある程度一般的に言えるんじゃないかなあ、と思うんです。 そもそも皆さん、子どもの頃行儀良いコンテンツばっか見てました? NHK教育とか、子どもに優しい絵とか、児童文学とか、偉人の伝記とか、そういうのばっか読んでましたか? 勿論、中には厳しい家庭もあって、そういうコンテンツしか摂取させてもらえませんでした、綺麗な漫画しか読んでません、という人もいるかも知れません。 ただ、例えば私とか、あるいは私自身の周囲では、 「ろくなもの読んでねえ」 「ろくなもの見てねえ」

    自分も、ろくでもないコンテンツを大量に見てきたのに、子供がそれを見ないわけがないよね。
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    makicoo 2018/01/31
    この方の記事はいつもすごく納得。彼に読んでよかった子育て記事を共有してるんだけど半分くらいこの方の記事だ! ろくでもないコンテンツ、自分の子ども時代と照らし合わせながら生ぬるく見守ろうと思う。 #子育て
  • 「やればわかるよ」といってマウントするのは、ちょっとどうかと思うんです。

    こちらの記事を拝読して、ちょっと思い出したことがあります。 「子供を持てばわかる」で話を終わらせるのヤメて。 友人は、子供には…、と言葉を途中で打ち切り、それから僕に「お前も子供を持てばわかるよ」と言った。僕はそれきり何も言えなくなってしまった。子供のいない僕にはわからないという宣告。反撃不能。 (Everything you’ve ever Dreamed) 以前、大人げない発言をしてしまいました。 何かの会議の前の、メンバーが揃うまでのちょっとした待ち時間でした。ほんの数分だったと思います。 Aさんという他部署の既婚子持ちの女性と、Bさんという同じく他部署の独身の女性と、あと私がいました。AさんとBさんが主に会話していて、私は時々話を振られて、なんということなく返す、みたいな感じの会話でした。 正確な話の経緯はちょっと曖昧なんですが、確かその時、「子どもに色々やらせて、それをinsta

    「やればわかるよ」といってマウントするのは、ちょっとどうかと思うんです。
    makicoo
    makicoo 2018/01/25
    「やればわかるよ」があまり気にならないのはやっても分からないことがよくあるからかも。 「大人になればわかる」て言われたことの半分くらいはそうでもないから、各種の「やればわかるよ」を話半分で聞いている。
  • 人間の幸福は「健康でいたい。モテたい。お金が欲しい。人から尊敬されたい。」に集約される。

    僕は業で医者をやっているのだけど、こういう立場になってみると、健康というものがいかに人の精神状態にとって大切かという事がよくわかる。 どんなにお金があろうが、どんなにモテようが、その幸せを享受するための土台としての健康が損なわれていたらどうしようもない。 健康は人の基盤だ。くれぐれも自分の身体は大切にいたわってあげるべきである。 とはいえいくら身体が健康そうでも、あまり幸福そうでもない人がいるのも事実だ。幸せというのは手に入れるのが難しい。みんなが欲しがっているものなのに、それを手に入れている人の数は驚くほど少ない。 最近、様々な実例を観察した結果、人間の幸福についての概略図のようなものが頭の中でまとまってきたので、今回は幸福について書いていこうかと思う。 人間の幸福モデル 多くの場合、人の幸せは大体以下の図のような形で規定されている事が多い。 これだけだと何のことかわからない人もいるだ

    人間の幸福は「健康でいたい。モテたい。お金が欲しい。人から尊敬されたい。」に集約される。
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    makicoo 2017/05/18
  • 「承認欲求の強い人」は認められず、逆に「承認欲求のない人」ほど評価されるという皮肉。

    当メディアに寄稿をしていただいている熊代亨氏から、を贈っていただいたので読んでみた。 タイトルは『認められたい』 面白いだった。 内容で私が特に気になったのは、「手っ取り早い承認を求める人々」について書かれている部分である。 熊代氏は、の中で 「ゲームやキャバクラなど、手っ取り早く承認欲求を満たせることばかりに時間を使っていると、身につくスキルがひどく偏ってしまって、将来を生きていくためのスキルがロクに身につかないまま、歳をとってしまう」 と述べる。 ****** 承認欲求と言えば、一昔前のある人物を思い出す。悪い人ではなかったが、1つだけ褒められないクセがあった。それは 「仕事を抱え込んでしまうこと」 だった。 若手で経験も浅かったその人物は、自分が引き受けられる以上の仕事を「褒められれたい」「失望されたくない」という理由で引き受けてしまい、結局後で問題が発覚する、ということもしば

    「承認欲求の強い人」は認められず、逆に「承認欲求のない人」ほど評価されるという皮肉。
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    makicoo 2017/02/24
    前にそこそこ売れてるプロ野球選手の人と飲んだ時に「俺は所詮大リーガーにいけないタマだから」と言っていたのが忘れられない。自己肯定できないと、プロ野球選手になってすら大変。
  • 頭がいい人は「分かりやすい説明」をする時、何を考えているのか

    当たり前の話かも知れないんですが、ちょっと書かせてください。 「頭がいい人は、難解なことでも分かりやすい言葉で説明出来る」みたいな信仰というか、都市伝説というか、聖闘士の伝承みたいなテキストが時折観測されるんですが、みなさんご存知でしょうか。 「頭がいい人 説明」とかでぐぐってみると、いろんなページが引っかかりますよね。 私、あれちょっと違うというか、色々誤解されてるなあ、と思っていまして。 正確には、「頭がいい人は、相手に説明をする目的と、相手にどこまで理解させる必要があるかを見極めることが上手い」というべきなんじゃないかなあ、と。そんな風に考えているのです。 昔、私が今とはまた違う職場にいた頃、一人「すごく説明が上手い人」が同じ部署にいました。彼のことを、仮にTさんと呼びます。 Tさんはエンジニアで、私よりも十年くらい先輩で、当時その職場に参加したばかりだった私がいたチームの、チームリ

    頭がいい人は「分かりやすい説明」をする時、何を考えているのか
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    makicoo 2017/01/17
    この文章を読んで本当にしんざきさんは頭がいい人だなと思った。。
  • 会話のうまい人とそうでない人の決定的な差がどこにあるか、ようやくわかった

    公私共に、会話のうまい人を、たくさん見てきた。会話はコミュニケーションの基礎であり、また終着点でもある。上手であることに越したことはない。 ではどうすれば、会話が上手い人、あの人と話すのが楽しいね、と言われる人になり得るのだろうか。 一説によれば「聞き上手となるべき」という人がいる。ウンウン、と相手の話をよく聞き、相手に気持ちよく喋ってもらうことに注力せよ、という。 しかし最近、それはどうも違う、と感じることもある。聞き上手であることは特定のシーンにおいては重要なのだが、必ずしもそうではない。 例えば私は普段「聞き上手」の人をあまり求めていない。 なにか観察されているのでは、と勘ぐってしまうからなのだが、むしろ話上手、と言われる人の方が与しやすく、会話も続くのだ。 また、世の中に散らばる「会話のしかた」は、いかにもマニュアル的で個別のシーンで使い勝手が悪い。だから最近まで私は「会話に王道な

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    makicoo 2016/12/23
    会話が上手い人は共感モードの時の質問がまた絶妙なんだよね。時には他の人のこととか考えて質問したりするひとがかっこよい。
  • 付き合いが少ないとは、貧しいことだ。あるいは弱いことだ。

    付き合いが少ないことを「貧しい」と言うと、憤慨する人がいるかもしれない。 ならば、「弱い」と言ったらどうか。 これも、憤慨する人がいるかもしれない。 だが言い方がどうであれ、現代社会において付き合いが少ないこと、ましてや孤独に近い状態であることは、社会的生物として得ることが少なく、身体や精神の危機への備えが脆弱であることは確かだ。 だから、付き合いが少ないという状態を経済的な尺度で言えば「貧しい」ということになるし、生物の生存という尺度でみれば「弱い」ということになる。健康という評価尺度を持ち出すなら「不健康」ということになるだろう。 独りでも一応生きていける。だが、強く生きていくのは難しい もちろん、付き合いが少ないくてもタフに生きている現代人はいる。 人間同士が助け合わなければ毎日の生活が成り立たなかった過去と比べれば、まだしも現代社会は独り暮らしをやりやすい。安全な都市空間。コンビニ

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    makicoo 2016/12/23
  • 「褒め言葉を拒絶してしまう人」についてのお話

    ところでしんざきは一応システム部署の中間管理職です。日々書類とか進捗票と格闘したり格闘していなかったり、格闘の末に敗北したりしています。書類処理が遅くて大変申し訳ございません。精進します。 結構昔の話ですが、私の部下だった人の中に、「褒められるとやたら自己卑下する」人がいました。 私よりも若干年上で、ある分野の技術力については私なんかよりも全然高くって、仕事は早くて、丁寧なテストを書く人でした。彼にお願いしたタスクはほぼ進捗遅延の心配をする必要がなく、品質リスクや技術リスクが顕在化することも殆どなかったので、私は大変に助かっていました。 ただ、彼にはちょっと不思議な癖というか、傾向がありました。つまり、「褒め言葉をかけるとすごい勢いで自己卑下する」という傾向です。 褒めるといってもそんな大げさな話ではなく、感謝の意を伝えるつもりで「流石、仕事早いですねー」とか「〇〇さんにお願いするとリスク

    「褒め言葉を拒絶してしまう人」についてのお話
    makicoo
    makicoo 2016/12/16
    なるほどなー。自己肯定感の低さって本当に色々な弊害があるんだな。世の中のもったいない思い込みのひとつ(´・ω・`)