セブン-イレブン・ジャパンは2011年夏中に、東京電力管内にある全店舗、約6000店に店内の電気機器の使用電力量を測定できる「スマートセンサー」を導入する。節電のための自主行動計画の一環である。(関連記事) セブン-イレブンは2010年夏にスマートセンサーを10店で試験導入し、約10%の使用電力量を削減できる効果を確認していた。そこで2011年は当初、100店に導入を拡大する計画でいた。だが東日本大震災後の電力不足をきっかけにして、東電管内にある全店舗で一斉に導入に踏み切ることにした。同社の自主行動計画では従来よりも約25%の電力量削減を目標としているが、そのうち照明器具や設備の入れ替え、看板の消灯などで約15%、加えてスマートセンサーによる電力量の見える化による節電対策で約10%を削減し、合わせて約25%の削減を目指す。 採用するスマートセンサー(写真1)は、産業技術総合研究所がセブン-
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