「スマートフォン2011春」の2011年4月28日の講演で、人工衛星の観望支援アプリ「ToriSat」の開発で知られる鳥人間の郷田まり子氏が登壇、位置情報アプリの実装方法を初心者・初級者向けに解説した(写真1)。 講演の冒頭で、郷田氏は「位置情報アプリの現状」として位置情報を活用したサービスの例を紹介した。その後、実際のコードを見せながら実装方法を解説した(写真2)。 位置情報アプリとしては、「foursquare」に代表されるチェックイン・アプリや、セカイカメラなどのセンサーベースAR(拡張現実)、「Color」のような場所に依存したSNSなどを紹介した。 実装方法については、「カメラ上に透明のビューをオーバレイ」、「測位とセンサ値の取得を開始」、「加速度センサーと磁気センサーの値から、端末の姿勢を計算」、「対象物の位置を現在地の地表に固定した座標系に変換」、「端末に固定した座標系に変換