フランスで17人が死亡した一連のテロ事件に続いて、隣国ベルギーでも警察署を狙った大規模なテロ計画が実行される直前で発覚し、ヨーロッパの各国でテロの脅威が高まっていることに衝撃が広がっています。 ベルギー東部の町ベルビエで15日、軍用の銃などで武装したグループと治安当局との間で銃撃戦となり、グループのメンバー2人が死亡し、1人が逮捕されました。 検察は15日夜、会見を開き、グループは警察署を狙った大規模なテロを実行する直前だったと明らかにし、計画を阻止するため首都ブリュッセルを含む国内のおよそ10か所を捜索していたということです。 また死亡した2人と逮捕した1人はいずれもベルギー国籍で、この中にはシリアへの渡航歴があった者もいたということです。 検察は、フランスの一連のテロ事件との関わりについて、現段階では確認していないとしています。 この事件を受けて、ベルギー政府はテロへの警戒レベルを引き