年内で営業を終える仙台ホテル(仙台市青葉区)で、パティシエが予約注文を受けたクリスマスケーキの仕上げ作業に追われている。 最後のクリスマスケーキは、1964(昭和39)年に現在の建物が新築されて以来、販売してきた「ホワイトクリスマス」など2種類。6人のパティシエが調理場で手際よく飾り付けをし、聖夜を彩るかわいらしいケーキに仕上げる。24日までに700個を作る。 パティシエの飯川康芳さん(56)は「はやりに流されず、新鮮な材料を使って作ってきた。最後も誇りを持ってお客さまに届けたい」と話す。 仙台ホテルは31日、159年の歴史に幕を下ろす。クリスマスケーキには、閉館を惜しむ人たちから注文が殺到。すぐに予約がいっぱいになったという。 2009年12月23日水曜日 宮城 10年産米生産目標 26市町村で減少(12/23 06:10) シュプール描き 新雪の感触満喫 川崎などのスキー場(12