人気の歌謡曲にも使われた「砂をかむよう」という慣用句。本来は「無味乾燥でつまらない様子」という意味です。これを「悔しくてたまらない様子」と誤った意味で使う人の割合が5割以上に上ることが、文化庁の調査でわかりました。 今回は、全国の16歳以上の男女1960人が回答しました。 このうち「砂をかむよう」という慣用句をどんな意味で使うかを聞きました。 この「砂をかむよう」という慣用句は、歌手の堀内孝雄さんのヒット曲、「竹とんぼ」の歌詞の中で、「砂を噛むようなこんな人の世に」と使われていました。 また、歌手の松浦亜弥さんも、「砂を噛むように...NAMIDA」というタイトルの曲を発表していました。 皆さんは、それぞれどんな意味で使われていると思いますか? 「砂をかむように」という慣用句は、本来、「無味乾燥でつまらない様子」という意味です。 今回の調査では、このように正しく使っている人は32.1%、一