新型コロナ感染拡大が始まってから半年以上が経過しました。今、それぞれの環境や「コロナ観(コロナ禍における行動や価値観)」の違いから、これまで気がつかなかった新たな一面が露呈し、友人や仲間との断絶の危機を迎えているという若い世代の声を聞くことがあり、専門家として気にかけています。そうしたストレスや関係の変化にどう対応すればいいのか? 具体的な例をあげながら、解決策を考えてみたいと思います。キーワードは断捨離とアサーティブコミュニケーションです。 働き方の違いからくる意識の差―怒りストレスまずは、コロナ禍で大きく変わった働き方。その働き方の違いから人間関係に亀裂が生じているケースがあるようです。 写真:アフロ 私には同じアイドルグループのファンという共通の趣味をもつ高校時代の友人がいて、一緒にライブに出掛ける仲でした。自粛期間中は、SNSで連絡を取り合ったり、オンラインで飲み会をしたりしていま