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ブックマーク / snow36.hatenablog.com (69)

  • ひとときの安らぎを - 野の書ギャラリー

    こんにちは。度々ご無沙汰しまして。 暖かくなりましたね。高いところからヒバリの囀りが賑やかに聞こえてきます。 桜も散り初め、車を運転していると 花吹雪の降る中を走る幻想的な眺めが見られます。 早くも実をつけて 風になびくようになってきた麦畑の畦を歩くと、新鮮な空気に包まれるようです。ヒノキの花粉は最盛期です。 逆光になった電線に、下から見てもわかるオレンジ色のお腹をよく見るようになりました。望遠でないから写せないだろうと思って眺めるだけにして歩いています。 ギビービー(?)と鳴いたり、きれいな囀りも聞かせてくれるヤマガラもよく見かけますので、どちらなのか迷いますが、 田畑の辺りでは、羽根の白い斑が目立つ丸い小鳥たちが並んで留まっています。 以前はジョウビタキよりスズメの方がたくさん飛んでいたように思うと、見かける野鳥の移り変わりを感じます。 ヒメウズが薬師さんの斜面に広がっています。白い花

    ひとときの安らぎを - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2022/04/18
    ご主人様の検査入院、ご心配でしたね。でもsnowさんは野に咲く小さな花達のように、辛い時には花を閉じて休み、時が来たら花を咲かせ…というごく自然な在り様で受け止めていらっしゃり、それが素敵だと感じます☺️
  • 鯉を育てる山 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 次第に季節は移り、冬の気配に羽織る上着も温かなものになってきました。 お元気でいらっしゃいますか。 この季節から冬の間にかけて、お天気になる日の朝は 川面に湯気のような霧が漂っています。 日によっては10時頃まで山間の集落は 深い乳白色の靄に包まれますので、自転車の通学や、出勤の車の運転もたいへんだろうなと思います。 今回は ブログにはあまり書いたことのない鯉のお話です。 よろしくおつきあいください。 連れ合いは 魚釣りの好きな「ぽんすおじさん」ですが、時々 趣味で20cmくらいの小さな鯉を買っています。見て楽しむための鯉です。 始まりは、中学生だった息子が 近くの小川で釣った真鯉を育ててみたことからでした。 こちらは、新潟県にある養鯉場さんの野池です。(眺めの美しいところですのに、ひたすら養鯉場巡りの旅行と聞きまして、私はまだ行ったことはありません) 写真で見るばかりの遠い

    鯉を育てる山 - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2021/11/24
    鯉は争わない魚…人もそんなふうにありたいですね☺️そして「ぱんちくりん」なんて可愛らしい語感でしょう😆心を掴まれました😍お義母様に寄り添われる優しいsnowさん、お健やかで佳い年越しになりますように☺️
  • 秋明菊。買ってみた花の木など - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 こちらでもバイパスの街路樹の紅葉が進んで、秋らしく感じられるようになってきました。 お元気でいらっしゃいますか。 秋明菊は 秋の日差しの中で今年も懐かしい花を咲かせています。 🌰🍂 知り合いの方から 大粒の丹波栗をいただき、栗ごはんや茹で栗にしました。ほっくりと甘くて お米と炊くとごはんまでもっちりとして当に美味しいです。残りの栗は冷凍にして少しずついただきます☺️ 義妹からも 丹波栗の焼き栗をもらいました。お店で焼きたてのものを買って来てくれたそうです。マロンショーは、こんな感じでしょうか。まだ温かい香ばしい香りと濃い栗の味を楽しませてもらいました。 自分で料理した写真は、よほど余裕がなかったものか、撮り忘れたことをべた後に気づく始末です。 「今年は少なくてすまんのう😊」と、黒豆の枝を小山のような量でくださるおじさんもいて(連れ合いの幼馴染みです)、 鞘を切り取り

    秋明菊。買ってみた花の木など - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2021/11/05
    立派な栗🌰!自然の食べ物は調理に時間がかかったりしますが、その程よい疲れ(筋肉痛も☺️)が、その食べ物をさらに美味しく感じさせてくれるのかなと思います✨沈丁花、綿の花…可憐なお花達も美しいですね😊
  • コウノトリに会いに行く - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 背の高い酒米 山田錦が実り始めています。 数日前の晴れた日に歩いた時の様子です。吹く風が軽く感じられました。 お元気でいらっしゃいますか。 満開の小さなニラの花がかわいらしいです。 こちらでも 夜になると薬師堂から鈴虫の鳴き声が冷えた空気に染み入るように聞こえるようになりました。 田んぼの写真が続きまして。これは 兵庫県豊岡市祥雲寺での写真です。 先月 久しぶりに時間ができたので、コウノトリを見に出かけました。よろしくおつきあいくださいね。 「コウノトリの郷公園(こうのとりのさとこうえん)」は、豊岡市祥雲寺と言う地区の田園の中にあります。 1971年(昭和46年)に最後の野生の一羽が怪我で死んだことにより日から絶滅したコウノトリを 歳月をかけて繁殖させて再び自然へ帰すことを続けておられる施設です。 同じ敷地に 兵庫県立大学の大学院があり、地域資源マネジメントについて研究をさ

    コウノトリに会いに行く - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2021/09/18
    そういえば、コウノトリって本物を見たことがありません。絶滅から救うために、長くご苦労を重ねている方達がいらっしゃるのですね。大きなコウノトリ達が悠々と飛ぶ、おおらかな古代日本の景色を思いました☺️
  • 鷺草に涼む。一羽の雛に。 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 9月が近づき ツクツクボウシが鳴く頃になりました。 日が沈んだ後の一日の最後の明るみの中、草むらから聞こえてくるのは、コオロギの鳴き声。雨上がりの清涼さからも秋めいた空気を感じます。 先日、義父の施餓鬼供養も無事に終えて ほっとしています。 お元気でいらっしゃいますか。 前回からかなり開いてしまいましたが、連れ合いのことでは お気遣いのコメントをたくさんいただきましてありがとうございました。 しばらく体調の浮き沈みをしていましたが 次第に元気になってきまして、いただいたコメントに人もたいへん感謝しております。 8月に入った頃、小さな盆栽の鷺草が 白い花を咲かせました。 7月の終わり頃に、蕾をつけた茎がするすると伸びてきました。 蕾を見ると嬉しくなります。 低気圧の影響で雨が続くとの予報を聞いて、家の中に入れようと鉢を手に取りましたら、ひんやりとした夜の空気の中で 微かに優し

    鷺草に涼む。一羽の雛に。 - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2021/08/25
    前回の記事を見逃していたようで、失礼しました💦ご主人さま、回復されたとのこと、何よりでしたね。ツバメの親子の件…良かれと思ってのことでも、どこまで人が自然に介入するのか…本当に難しいですね。
  • 姫風露の咲く山へ - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 熱海の土砂災害、鳥取 島根など各地の被害をニュースで拝見しました。熱海では亡くなられた方もまだ行方不明の方もおられるとのことで、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。 どうぞ 一日も早く日常に戻られますように。 *** 先月始めのことです。用事の合間に回ったところで、野の花の群生を見かけました。近づいてみると ヒメフウロでした。 こちらは、標高820m 奈良県吉野郡天川村洞川です。よろしければ、天川村のサイトです。ご覧くださいね。 http://www.vill.tenkawa.nara.jp/ 私の住む場所とは異なる高山の植生の道をひたすら車で進んだ先の山の上に拓けていたところは、清流に沿って細長く伸びて賑わう どこか懐かしい町でした。 急いでいたこともあり、世界遺産 大峯山などの写真が撮れませんでした。歩きながら撮るのは ささやかな野の花。 たくさん咲いていても、閑け

    姫風露の咲く山へ - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2021/07/13
    ナワシロイチゴのお花(蕾)が可愛くて見惚れました。「だらにすけ」という言葉は初めて聞きました。民間薬なのですね。ゲンノショウコは素朴なお花ながら、お薬の成分になるほどの力を秘めているのですね☺️
  • 6月の終わりに - 野の書ギャラリー

    こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。 ご近所のクレマチスです。湧き出るような葉の中から生き生きとした姿を見せてくれます。お花の後にできる造形も不思議で美しいですね。 🦑 連れ合いが友人たちと釣りに出かけました。 久しぶりの ぽんす会です。 「ぽんす」とは、こちらの言葉で、釣り好きが昂じた者というほどの意味です。 ぽんす会の面々は、私が勝手にそう呼んでいるのをずっとご存知ないと思います。 長い間の釣りクラブです。いつの間にか それぞれご自身でお魚を捌かれるように。皆さん楽しい方々ばかりです。 お互いに その時々に都合のつくメンバーで出かけているそうです。 去年の7月にもお世話になった豊岡市竹野町竹野浜の船頭さんに 一年ぶりに仕立て船を出してもらいました。 ケンサキイカ狙いで参ります。 今年は 気合いが入っていたようで まわりの写真も撮っていないそうでして、こちらは去年の写真です。 気合

    6月の終わりに - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2021/06/29
    もう6月も終わりなのですね。とれたてのイカ、透明感があって柔らかそうなのが伝わってきます。とても美味しそうです☺️ハーブティーをいただく時間…落ち着きますよね。私もそんな時間を大事にしなければ💦
  • 額の花 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 先週 紫陽花が咲き始めたよと連絡をもらって、朝 連れ合いの友人のお庭に伺いました。 お出迎えは、ユキノシタの白い花。 今年は、例年に比べてこちらの紫陽花は全体的に花が少ないとのお話でした。山の影になって元々日照時間が十分ではない土地なのです。 花が少なくても 紫陽花の木を多く育てていらっしゃいますので、拝見する楽しみがあります。 紫陽花は、手毬咲きや額紫陽花など 八重咲きも華やかですし、種類も多様ですね。名前を教えていただいたのに、ついごっちゃになってしまいまして。 朝の新しい空気と、瑞々しい紫陽花の花と葉に とても清々しい気持ちになります。 藤棚には、テイカカズラがどこか扇風機の羽根を思わせる陽気な愛らしい花をつけていました。 桑の実が鈴なりです。例年になく多く生ったそうです。 途中から 花を観に来られた方がありましたので、そこからは 私ひとりでほかのお花も撮らせていただき

    額の花 - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2021/06/16
    紫陽花の色彩は、どのようなグラデーションでも大好きです☺️そして、畦道の小さな花が刈られてしまうと、「あぁっ、可愛かったのにもったいないっ🥲」と思います。小さな花や淡い色の花が好きなんですよね😅
  • 野の花はお好きですか - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 お元気でいらっしゃいますか。 村の用事が続きまして、ご無沙汰しております。小さな雑用係なようなものですが、2年間の役が回ってきました。 ご近所のお庭の鉄線が 雨に濡れていました。 春と秋には真白な花が いつも2輪咲いていました。今年は少し小さめの蕾がまだ4つほどあります。 我が家の五葉松にも 小さな赤いものが。 どうやら雄花のようです。初めて見ました。 すみません。ブログを書きかけのままにしているうちに、雌花も出てきていました… 雄花より上につくのですね。 木が弱るとのことで、取り除くそうです。 チングルマは綿毛に。 🐸 連れ合いが 玄関先にいたと、雨がえるより大きな蛙を連れて戻りました。 何故か 梅干しの空瓶に入れています。 仕事場の窓によく張りついているらしいのですが、モリアオガエルを見るのは久しぶりでした。深緑のざらりとした体と、暗い金色の目が大きな蛙です。 モリアオ

    野の花はお好きですか - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2021/05/11
    五葉松の雄花、チングルマの綿毛、アケビの花…初めて見ました。野の花は、私を見て!と声高に主張しない可憐な雰囲気が好きです☺️娘さん、1人担任になられたのですね。子どもさん達のために頑張る姿、素敵です✨
  • 今日一生を - 野の書ギャラリー

    こんにちは。ご無沙汰しています。お久しぶりですね。 お元気でいらっしゃいますか。 昨日の朝は 吹き荒れる雨の音が明け方まで続いていました。 近くのお寺の梅が 優しい香りを放って咲き始めたのは、義父の初七日の頃でした。よく晴れた日でした。 スマートフォンは、私の撮り方では相変わらずきれいに写せません。 季節が巡り、暖かな日差しにほっと和みます。 昨年6月に、義父は療養型の病院へ移りました。 その節には 優しいコメントをたくさんいただきました。ありがとうございました。 今年になって 1月の終わり頃 危篤の状態との知らせがありました。 2週間後、義父は亡くなりました。最後の5年は、意思の疎通が難しくなっていた義父。長い間 施設や病院のお世話になりました。穏やかな最期と聞きました。 昨年病院に移ってからは、家族の見舞いでも病室へ入ることが叶わなくて、 電話で教えてもらうか、モニターで見せてもらうこ

    今日一生を - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2021/03/29
    息子の進路のことなどでブログを開いたり開かなかったりしていたため、お義父さまの訃報を今知りました。大変失礼をいたしました💦少しは落ち着かれた頃でしょうか?遅くなりましたが、ご冥福をお祈り致します。
  • 深みどりの風吹く。 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 また急に冷え込んできましたね。 たいへん遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。 雪が降り 少し積もっては解けるを2、3度繰り返して、辺りは枯れ枝ばかりで寂しくなりました。 折れた花が伏せてばかりのところに なんとか雪に負けずに立ち上がって咲いている水仙を見つけました。近づくとほんのり爽やかな香りがします。 🍂 金曜日 用事の後に少し時間があったので 大きな公園へ回ってみました。 神戸の六甲山高山植物園や神戸市立森林植物園には行く機会がなくて残念ですが、こちらの県立森林公園も広々として落ち着けるところです。 森の遊歩道に入ると、椎の仲間のスダジイや樫の種類のアラカシが 冬でも葉が暗く茂る姿で立ち並んでいて 深みどりの空気に全身が洗われていくような感覚になります。木の匂い。葉の香り。暖かい日差しに新しい風が吹いてきて 鳥の鋭い鳴き声が聞こえてきます。 歩いてい

    深みどりの風吹く。 - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2021/01/19
    メタセコイアの凛とした立ち姿に、希望をもらえたような気がしました。人間は自然の一部でしかない…本当にそうですね。今日も雪かきに追われて、全てをコントロールできると思うのは人間の驕りだと痛感しました。
  • 絵を刻む - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 週が変わって寒くなってきました。昨夜から雪になり朝にはあちらこちらで少し積もっていました。 お元気でいらっしゃいますか。 木瓜は、12月に入って白から桃色に色を深める可愛らしい花を3輪咲かせていました。 先週 長らく畑で逆さまに干していた黒豆を収穫したからと、友人が少し分けくれました。 一反は、300坪(990㎡)でしたか。間を開けて植えるので、二、三反の広さの田んぼから100kg程度の黒豆が取れるとのことでした。 コンバインで黒豆を収穫するのと同時に、枯れた枝と莢を燃やす煙が漂う夕暮れの一日が 冬の初めの風物詩です。 友人から分けてもらった取れたての黒豆は、1日干すようにと教えてもらい 伏せた籠の下に広げました。 農協へ出荷するのには、お正月向けの出荷と年明けの出荷の分とは時期が違うので 乾燥具合を調節しているそうです。 黒豆を撮るのは 私にはちょっと難しいようです。一握り

    絵を刻む - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2020/12/18
    可愛い桃色のお花に、可愛い割れた黒豆…ささくれ立った心がフッと和みました。娘さんの園のお子さんたちのクレヨンのぐるぐるや、金柑の焼酎煮の可愛らしさにも、時間の流れがゆったりとするのを感じました☺️
  • 小さなお城の跡で。 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。お元気でいらっしゃいますか。 農道を歩いていると、かわいらしい花が咲いています。ホトケノザと手前はヒメジョオンでしょうか… 冬の雲が出ると寒さを感じます。ここ数日の昼間は スミレの咲く暖かさがしばらく続いていたようです。 庭の鉢植えのヒイラギの花は目立ちませんが こちらも可憐で近寄ると清楚な香りがします。 固く枯れた葉の棘もしっかりとしています。 ヒイラギから ひいらぐ(疼ぐ)…痛いという言葉を昔習ったことを思い出します。 柚子の枝の棘も そこまで と思うほど長くて鋭いものです。 実をひとつ取ろうとした時に 枝の棘ばかりを気にしていましたら、実のヘタのそばに生えていた小さな棘に気づかず 指先が当たってしまいました。相変わらず何かするとやらかしてしまいます… 枝から切ったばかりの実を手に取ると、切り口のところから柚子の香りが爽やかに立ち上ります。 日中は日差しが暖かいですが、日が

    小さなお城の跡で。 - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2020/12/02
    ひいらぎの白い花や、柚子の枝に棘があることを、この記事で初めて知りました。さまざまに思いを巡らしながら、ゆかりの地を訪ねる…素敵な文学散歩(歴史散歩と言った方がいいでしょうか?)でした😊
  • 山のお寺。石垣の小径を歩く - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 こちらはよいお天気が続いています。七五三ですね。コロナが心配ですが、お子さんたちが楽しい毎日を過ごされますように。 先日 兵庫県加東市にある西国三十三所 第二十五番札所 御嶽山播州清水寺へ出かけました。 播州清水寺は、標高552mの御嶽山の頂上に広がるお寺です。 こちらは、頂上にある根中堂の階段横からの眺めです。 西国三十三所のご詠歌は、私どものところでは 亡くなられた方が無事にあちらの世界に辿り着けるように 四十九日まで毎晩唱える歌で、素朴な歌詞や長閑な拍子に親しみを感じます。 慣れない初めの頃は 見よう見まねでして、ご詠歌の謂れも知らず ただ正座の足を痺れさせていたことを思い出します。 🍁 この日の元々の目的は、義父の冬の下着などをお世話になっている病院へ届けることでしたが、途中にある清水寺へは ずっと伺ってみたいと思っていました。 よいお天気でした。いくつものゴルフ

    山のお寺。石垣の小径を歩く - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2020/11/15
    清水寺は、目を奪われるところがたくさんありますね。秋の色が豊かで、ポストにかかる紅葉にも見入ってしまいました。snowさんは、パンも焼かれるのですね。胡桃とドライイチジク入りのチャパタ、美味しそうです☺️
  • 秋に憩む - 野の書ギャラリー

    こんにちは。今日は寒い雨でした。 晴れた昨日に 家の近所を久しぶりに歩いてみました。 高い空に雲が流れます。 最近は、普段より用事が立て込んで しばらく歩いていませんでした。 イヌタデの咲く原を過ぎると、小さな水路の奥の方までミゾソバが咲いていました。後ろで枯れたように何も立っているのは、穂が綿となって散り終えた蒲です。 イヌタデもミゾソバも、可憐な花は花びらではなくて萼なのですね。そんな花が多いことを知るようになりました。 使われなくなったコンクリートの焼却炉から、イヌタデがこぼれるように咲いていました。咲きだしてから かなり経ちます。 引いてから焼こうと捨てられたものが根づいたようです。それでも長く咲き続ける野の花の気丈を感じて ここを通る度に眺めてしまいます。 青みのある赤い花は、ノアサガオの仲間でしょうか。朝夕と寒くなってきていますが、しぼんでは新しい花が咲いています。 庭に戻る

    秋に憩む - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2020/11/08
    1歳の子ども達が園庭でどんぐり拾い☺️今年の子ども達はコロナ禍で経験が不足している中、保育士さん達の温かい心遣いが心に沁みます。子ども達は、安心・安全な環境で、守られて無邪気に育って欲しいですよね。
  • 秋の日。少し遠出をしてみる (2) - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 最近の朝は深い霧で、7時過ぎになると漸く辺りに薄明かりが射してきます。 農道脇や 我が家の近く薬師堂の丘の下の石垣では、2週間前には彼岸花が並んで咲いていました。今はヨメナが咲き始めています。素朴で愛らしい姿は 色の寂しい秋の野の景色に優しさを添えます。 水路の花。 石垣の花です。 🌿 これまで 2、3度書いたことのある場所に出かけました。よろしければどうぞお付き合いくださいね。 京都市内から、京丹後市へ向かう途中 由良川の辺りは 降りとなり山あいの集落は、雨のなか白く靄んで霧のような雨粒が車の窓に降りかかります。 やがて日海側に出るまで 厚い雲に覆われたり薄日が射したりを繰り返す空の下を走り続けます。 🌿🌿 丹後半島にある海辺の宿に着くと 道路沿いの藪に薄紫のツリガネニンジンの花が咲いていました。 たしかに 冴え冴えと冷えた秋の音色が チリンと聞こえてくるような気

    秋の日。少し遠出をしてみる (2) - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2020/10/27
    ツリガネニンジンの花は、こんなに可愛らしいのですね。梨木香歩さんの『家守綺譚』また読みたくなりました。何気ない話題や時間を共に重ねる、お子さん達との旅行…とても素敵です✨我が家もいつか…☺️
  • 秋の日。少し遠出をしてみる (1) - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 また日が空いてしまいました。お元気でいらっしゃいましたか。 夜は、マツムシと鈴虫の音がよく聞こえてきます。ほかにもいくつかの虫の声が静かに重なり合って、昼間とは違う湿った空気に包まれます。寒くなりましたが 最近では曇り空にひとつ輝く火星を見ながらひと時を過ごして一日を終わります。 *** 少し立て込んだ日が続いたので、気晴らしをと思い京都へ出かけました。 もうおとなになった子どもたちに声をかけましたら、意外にも一緒に行くと申します。車で1時間程ほどの所に住む息子は 拾って参ります。 この度は 私のわがままで、京都伊勢丹の 美術館「えき」京都 へまず行くことにしてもらいました。 車であれば、駐車場から美術館のある7階のフロアに直接行くことができます。 娘とこちらで落ち合いました。 伊勢丹の美術館「えき」では、10月25日まで 「キスリング展 エコール・ド・パリの巨匠」を開催され

    秋の日。少し遠出をしてみる (1) - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2020/10/18
    ミモザに見惚れてしまいました。以前カリグラフィー に添える形でミモザを描いたことがあるのですが、先生の勧めで綿棒でトントンと描きました。でもふわっとホロッとした質感を出せなくて…勉強になりました!
  • 黒い岩。奔る滝 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 お久しぶりです。お元気でいらっしゃいますか。 秋分の日の空です。爽やかなよいお天気でした。 最近小雨が降り続いたからか、夏の名残りが薄葉紙を折り畳むように片付けられて 新しい秋が静かに始まったと感じます。 今夜は、肥えてきた月が 雨に濡れた屋根を白く浮かび上がらせています。 🍂 鉢に植えた 姫フウロソウは、くすんだ色の小さな花を夏の間咲かせ続けていました。花が終わると 人差し指を曲げるようにして頭を下げます。 最近 やっと元気を取り戻して花色も再びはっきりとしてきました。かわいい花です。 姫フウロソウとは別に ヒメフウロという種類の花もあるのですね。ゲンノショウコの仲間は、どれも可憐で種類が多いですね。 夏の前から来年の準備を始めている石楠花。 今年は 気の毒なほど か弱い花が僅かに咲いただけでした。来年の春には、香り豊かな優しい花々を見せてくれればと思います。 こちらは、

    黒い岩。奔る滝 - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2020/09/28
    滝のお写真からマイナスイオンが届くようです✨露草の青は、秋の色彩の中では新鮮に感じられますね。藤稔はこの辺りの産直にもよく出ていて、好きな品種です😊今日も季節を慈しむお便り、ありがとうございます☺️
  • 川辺の小さな美術館から - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 大きな台風が過ぎまして、昔は影響を受けにくかった当地もほっとしております。 被害に遭われたところの方々が一日も早く日常を取り戻されますようにお祈りいたします。 メドーセージは、花を散らしては咲いてを繰り返し、長く楽しませてくれます。葉の香りも爽やかに 元気で生き生きとした植物です。 🌿 先週 久しぶりに外に出かけました。時々お世話になるお店に電話をしました。 他にお客はふた組だけの静かな夜です。お店には、80年代の洋楽が流れています。ニューヨーク・シティ・セレナーデ。映画は ライザ・ミネリが好きでした。 お品書きから 穴子のお刺身とオコゼの薄造りをお願いしました。 穴子は、しっかりとした感で 噛むほどに身の旨味がじんわりと広がってきます。品のよい甘みを壊さないように、わさびと醤油はほんの少しでいただきました。繊細なお味を大切に味わいたく思いました。 左上は穴子の肝で 右

    川辺の小さな美術館から - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2020/09/10
    火垂るの墓のお兄ちゃん…戦時下において、14歳が4歳の命を守りきれるかどうか…実際、難しいと思いますし、14歳の子にそんな重荷を背負わせたくはないですね。美術館やお造り…しばしコロナ禍を忘れますね✨
  • 百日紅と小さなお堂 - 野の書ギャラリー

    こんにちは。 前回は、たくさんの方にご覧いただきコメントをいただきまして ありがとうございました。ブックマーク、スターもたくさんいただきました。悩みながら書いただけに、当に有り難いことと思いました。皆さまに心から感謝いたします。 ☀️ 日中は ミンミンゼミが、辛抱強い鳴き声で鳴いています。 薬師堂の斜面に桜の木が植えてあり、野鳥や虫が住んでいます。ミンミンゼミにアブラゼミの声とツクツクボウシが重なるように聞こえてきます。クマゼミは 今年は聞こえてこないようです。 今の季節は、時間によっては マムシ(こちらでは、はめ と呼ぶ人もおられます) と鉢合わせをするので、すぐに草まみれになる無人の薬師堂の敷地へは入ることはできません。 マムシなど長いものについては、時々ご近所からいろんなお話をお聞きします。我が家でも一昨日、ヤマカガシの子どもが 礼儀正しく玄関から訪問しようとしていたなど (なぜそ

    百日紅と小さなお堂 - 野の書ギャラリー
    mamannoshosai
    mamannoshosai 2020/08/29
    露草とユウゲショウが綺麗ですね。ユウゲショウ…なんて素敵な名前!百日紅も好きです☺️どんなに暑くても静かな面差しで…私もそう在れたら良いのですけれど…いろんな虫の音も聞き分けられるsnowさんが素敵です✨