中国経済への辛辣な批判が世界に広がっている! 「中国経済の失敗のパターンは退屈なほど繰り返されている。ホラー映画の続編のように、飽き飽きとした公式がもう何年も繰り返されている。だが、政府は問題を無視するか、不適切もしくは思い付きの政策を打ち出し、問題を改善することができないでいる」 8月24日付フォーブスはこんな辛辣な論評を掲載した。ここまで中国政府の無能さを糾弾した論説記事は初めてだろう。 前編『いま中国で習近平「重病説」がささやかれる中、経済政策の「ホラー化」が始まった…!失政が原因で生まれた「余剰男」3500万人の「悲惨な実態」』でもお伝えしたが、“思い付き政策”の最たるものは、「低空経済振興策」だと思う。 低空経済とは「低空域(高度1000mまでの空域)を活用した旅客輸送や物流」のことだ。政府はこの空域の規制を緩和し、ドローン(無人機)や「空飛ぶクルマ」などの開発を促進する考えだ。