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ブックマーク / www.cyzo.com (27)

  • 読売新聞がジャーナリストを“言いがかり”で言論封殺(前編)

    調査報道の活動に対して、報じられる側から圧力や嫌がらせを受けるケースは、決して珍しくはない。ところが、事もあろうに大手報道機関が、ジャーナリストに対して妨害工作を起こすという、信じがたい事態が発生した。日最大の発行部数を誇る読売新聞社が、フリージャーナリストの黒薮哲哉氏に対し、著作権法の強引な解釈と司法制度を用いて、その言論活動を制限させようとするかのような行為を仕掛けてきたのである。 黒薮氏は、以前から新聞業界に関するさまざまな問題点について、独自に取材を続けてきた。たとえば、そのひとつに「押し紙」問題がある。「押し紙」というのは、簡単に言えば新聞社社が発行部数と売り上げの増加を意図して、各販売店に対して新聞を割り増しして押しつけるものである。つまり、新聞社体が利益確保のために、末端の販売店に「無理やり買わせている」という性質のものと考えればよい。 こうした「押し紙」をはじめとして

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  • 妨害でどうなる? 映画『靖国』緊急会見の他誌が報じない裏話

    映画『靖国』は、5月からの上映なるか? ©2007 Dragon Films Inc. Beijing Film Academy’s Youth Studio Beijing Zhongkun Film Inc ドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』の上映中止問題を巡り、4月10日参議院会館でジャーナリスト、映画監督、メディア関係者たちによる緊急記者会見が開かれた。映画『靖国』の李纓(リ・イン)監督人のほか、田原総一朗氏、「一水会」顧問・鈴木邦男氏、月刊誌「創」編集長・篠田博之氏、フォトジャーナリスト・広河隆一氏、漫画家・石坂啓氏、映画監督・是枝裕和氏ほか錚々たるオピニオンリーダーたちが出席した。1映画を権力の圧力や自主規制の波から守れ、と各氏が熱く訴えかける光景は、84年のバンドエイド、85年のU.S.A. for Africaを彷彿させるものがあった。 自民党の有森治子議

    妨害でどうなる? 映画『靖国』緊急会見の他誌が報じない裏話
  • 「広告批評」休刊の真相 どうなる? マス広告の未来

    広告クリエイター向け専門誌として30年近い歴史を持つ「広告批評」(マドラ出版)が、1年後の2009年4月号をもって休刊することを発表した。広告を大衆文化としてとらえた批評に加えて、クリエイティブ畑に近いとされるような芸人や作家、アーティストなどを多く登場させて話題になった「広告批評」。またアートディレクションにもこだわり、その華やかさ、スマートさで、広告業界に興味を持つ若者などの心をつかんできた。08年4月号巻末に、編集兼発行人・島森路子氏と、社主・天野祐吉氏との連名で休刊の挨拶が掲載されている。 その中で天野・島森両氏は、「広告がマスメディア一辺倒の時代からウェブとの連携時代へ、大きな転形期を迎え」、「マスメディア広告【編註:基的には、テレビ、新聞、雑誌、ラジオの主要4媒体に出される広告を指す】と一緒に歩き続けてきた小誌としては、このへんでひとつの区切りをつけたい」と休刊の理由を述べ、

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  • 警察利権に「暴力団」は必須!? やくざとメディアの関係(前編)

    任侠世界の内情を伝えることで、男性読者から根強い支持を受けている「実話誌」。そんな雑誌で活躍し、やくざ社会の実態と彼らの素顔を知る記者たちが集結。暴対法改正の影響や、警察とやくざとの「当の関係」、そして、やくざとの正しい付き合い方を語る。 [座談会出席者] A…40代ベテランライター。複数の実話誌に寄稿 B…30代中堅ライター。若者向け雑誌を中心に執筆 C…20代駆け出しライター。夕刊紙記者を経てフリーに ――今回は、「暴力団社会の裏話」を、いろいろお聞きしたいのですが。 A まず言っとくとね、やくざは「暴力団」と呼ぶと怒るから。これはね、警察用語なの。 B しかも裏話があったとしても、ここでは言えないでしょ。取材していても、書けることのほうが少ない世界だし(苦笑)。 C 我々の書いた記事が原因で、媒体に抗議が来るだけではなくて、「この記事を書かせたのは、あの組だ!」とか言って、組同士の

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  • ブラウザ萌えにOS萌え♪ ネットを彩る擬人化キャラクターたち

    オープンソースのウェブブラウザ「Firefox」などを擬人化する集団「もえじら組」や、声優などの声をサンプリングして好きな歌を歌わせることができる「VOCALOID」など、ネット発のキャラクターが根強く人気です。今週はそんなネット発のキャラクターをまとめて紹介しちゃいます。続きは以下より。 他にも、ウェブ漫画から出発した、国を擬人化した「ヘタリア」、出版社を擬人化した「今日の早川さん」などのキャラクターも、書籍化されたことから注目を浴びることが増えてきています。以下にその一部を紹介。全部知っていますか? 「萌え擬人化」シリーズ 「もえじら組」のように、人間以外のあらゆるもの、製品、概念などを人間に似たキャラクターにして、萌えの対象にしてしまう手法のことを「萌え擬人化」といいます。「○○たん」と呼ばれることが多いようで、「OSたん」「Meたん」(Microsoft Windowsの各ラインナ

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  • 創刊もいきなり赤字懸念!?「m9」編集長が語るm9(^Д^)な展開

    今春になって、「思想地図」(NHK出版)、「ロスジェネ」(かもがわ出版)と、批評誌・オピニオン誌の創刊が相次いだ。そんな中、異色ともいえる存在が、4月26日に創刊された“ライトオピニオン誌”「m9」(晋遊舎)だ。「エムキュー」と読むこの雑誌名、創刊の辞によれば、アスキーアートの「m9(^Д^)」から取ったらしい。「元々は面白かったり驚いたりするときに使う顔文字らしいですが、『正論を突きつける』ときなどにも使われているようです」(「m9」『はじめに』より)と記し、このAAのように、「社会のあらゆることに人差し指を突きつけて、問題提起を行っていく」ことを目指しているそうだ。とはいえ、言論誌に元気がなくなったと言われるようになって久しい今、新たなオピニオン誌を創刊する勝算は、どこにあるのだろうか? 「m9」の目次を見てみると、特集の「格差・ニート・ワーキングプア」から、「アキバ系腐女子の間で大麻

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  • 危険なポップさをまとう鳥居みゆきは、友達募集中!!

    「戸塚ヨットスクールの生き残り、鳥居みゆきです!」。そんな挨拶とともに、異常なハイテンションで危険なネタを展開するピン芸人・鳥居みゆき。不思議な白装束に身を包み、包帯を巻いたクマのぬいぐるみを抱える彼女は、インターネット動画配信「GyaO」のバラエティ番組『カンニングの恋愛中毒』に出演するやいなや、一気にブレイクを果たした。あたかも何かが憑依しているかのような異様なキャラクターが受け、次々に地上波のお笑い深夜番組に進出するも、母親の再婚相手に胸を触られて刃物で刺してしまうという内容の人気ネタ「マサコ」は、地上波放送ではNG。 「私はマラカスを(刺す姿勢で)こう! 持ってるだけなのにっ!」 いや、それがマズいんでは……。 親殺しなどの凄惨な事件が頻発する、現代社会を斬っているつもりなのか? 「えー、ポップじゃないですかー。芸風を変える気はないです、テレビがダメなら地下に潜ればいいんで」 と、

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