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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (90)

  • チャイナ・ナインと薄熙来の挟み撃ちに遭った王立軍:日経ビジネスオンライン

    (前回はこちら) 王立軍と薄熙来が出会ったのは遼寧省と考えていいだろう。 王立軍は公安畑の男だ。1982年から、重慶市に呼ばれる2008年6月まで26年間の長きにわてって、遼寧省の各地で公安関係の業務に携わってきた。「東北の虎」という異名を持ち人望も厚かった。 一方、薄熙来が遼寧省と関わっていたのは1984年から2004年と、これもまた長い。出会うには十分な時間があっただろう。 薄熙来は2007年末に重慶市書記(中国共産党重慶市委員会書記)になると、遼寧省 錦州市の公安局長になっていた王立軍を呼び寄せ、重慶市の副公安局長に就任させた。公安局長が副局長になったのは格下げのように見えるが、これは「昇進」である。重慶市は直轄市なので、その格は省レベルに相当する。従って、その副公安局長は、遼寧省の市の局長よりも職階が上だ。 王立軍が薄熙来から受けた指令は「打黒(ダーヘイ)」(マフィアや汚職などの犯

    チャイナ・ナインと薄熙来の挟み撃ちに遭った王立軍:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2012/03/16
    公安畑の男"東北の虎"王立軍の黒社会/汚職撲滅運動は、薄熙来の前任者たち(=現・政府中枢)の関係者を粛清。そして革命歌運動。警戒した中共中央の謀略…。
  • その1:重慶市の王立軍事件と薄熙来の巻:日経ビジネスオンライン

    中国の北京市で今日3月5日、日の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が開催される。胡錦濤政権が取り仕切る最後の会議だ。1年後の今日は、次期政権の国家主席がこの全人代で選出される。国家主席の前提となる中国共産党中央委員会総書記のポストは、今年の秋に開かれる第18回党大会で決定される。 そのポストに就くのは現政権で国家副主席を務める習近平氏と目されている。だが、政権の移行に向けて今、中国の権力中枢では何が起きているのか? 中国中国共産党が指導する国だと言われている。中枢に座っているのは「中国共産党中央委員会政治局常務委員」という「9人」の男たちだ。私はこの「中国を動かす9人の男たち」を「チャイナ・ナイン」(※1)と名付けている。そこには外からは見えない「ブラックボックス」の世界があり、時には協力し合い、時には激しい論争や権力闘争を展開しながら中国の方向性を決めていく。 筆者は中国で生ま

    その1:重慶市の王立軍事件と薄熙来の巻:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2012/03/16
    文革時の林彪事件を連想する、現代の毛沢東回帰運動者右腕の亡命騒動。薄熙来失脚は改革開放路線護持で結束した中央委員会政治局常務委員会の総意との見立て
  • タイの洪水被害が収束しない複雑な理由:日経ビジネスオンライン

    タイで起きている洪水は、各地に大きな被害をもたらしただけでなく、アユタヤ周辺の工業団地を水没させたことで、日企業の生産活動に打撃を与えた。首都バンコクでも、中心部を流れるチャオプラヤ川が一部で氾濫し、じわじわと浸水域が広がっている。 なぜ今回の洪水は、これほどまで規模が拡大しながら、長期にわたって続いているのか。グローバル化が進む中、企業はこうした海外の災害リスクとどう向き合うべきなのか。 タイで現地の研究者たちと共同研究を続けてきた東京大学生産技術研究所沖研究室で特任助教を務める中村晋一郎氏に聞いた。 (取材構成は、秋山基=ライター) 現在、タイで起きている洪水の直接的な原因は、6月から9月にかけて続いた記録的な大雨だ。この期間のタイ国内の雨量は平年より3~4割多かった。また、10月に入っても雨は降り続いた。 こうした降雨の規模は「50年に1度」のレベルとも言われているが、気象庁によれ

    タイの洪水被害が収束しない複雑な理由:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/11/05
    日本の技術協力で建築した首都防衛の外周堤「キングスダイク」なんてモノがあったのか/治水計画と矛盾する工業団地や国際空港建設の話など。
  • 企業に広がる「SNS疲れ」:日経ビジネスオンライン

    SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)疲れが広がっている。原因は、ツイッターなどでのつぶやきの相次ぐ“炎上”。マーケティング効果が実証されていないだけに、SNS離れが加速しかねない。 大手外チェーンの広報担当者A氏は、ある種の“覚悟”を決めている。 「顧客の生の声を聞くのはいいが、その場では苦情は受け付けない。顧客には媚びない。媚びるからノイローゼになる。企業アカウントが“炎上”しようと、それが売上高に影響することなどあり得ない」 ミニブログサービス「ツイッター」を活用して情報発信を始めて1年半。幾度となく、名も知らぬユーザーから非難されたり、罵詈雑言を吐かれたりした。就業時間を超えてつぶやいていると「あなたの会社は残業代をちゃんと払っているのか」などと執拗に絡まれた。言い返せば、火に油を注ぐような結果になる。 A氏は言う。「匿名の暴力以外の何物でもない。企業アカウントの担当者

    企業に広がる「SNS疲れ」:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/09/20
    リスクは見えるけど、メリットは数値化できないとなると大手企業は及び腰になるよなぁ。ソーシャルメディア活用は、弱者の挑戦的な戦術という印象が。
  • この10年間で一番変わったCIA:日経ビジネスオンライン

    2011年9月11日で、911米同時多発テロが発生してからちょうど10年になった。 この10年間、米国の安全保障機構は平時から戦時の体制へと大きく転換したが、その中でも最もドラスティックに変わったのが米諜報コミュニティのボス的存在である米中央情報局(CIA)であろう。 911テロが起きた時、CIAは、「米国を狙ったテロを予測できなかった」として大きな批判を浴びた。しかし、国家安全保障にかかわる米政府機関の中で、最も国際テロ組織アルカイダの脅威に精通していたのが、CIAだった。 実際CIAは、テロ発生の直前まで「アルカイダが米国を狙ったテロを計画している」と警告を発していた。2001年5月~6月にかけて、アルカイダによるテロを示唆するインテリジェンスが30以上集まっており、6月4日に開かれた米下院の情報委員会で、CIA対テロセンター(CTC)のコファー・ブラック部長(当時)は、 「私が懸念

    この10年間で一番変わったCIA:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/09/14
    戦場で"学者さん"と馬鹿にされてきたCIAが、軍特殊部隊と関係を強化し、無人機攻撃と特殊作戦チームの急襲攻撃を駆使する戦闘集団へ
  • 江沢民氏死去は誤報だったのか、その後:日経ビジネスオンライン

    以前にもこのコラムで書き、今さらながらの話なのだが、前の国家主席だった江沢民氏は当にお亡くなりになったのだろうか。最近の中国報道をみると、北京市郊外で静養中などといった記事が出ている。当か嘘か確認のしようがないので、もし当ならば、中国中央テレビ(CCTV)などがちらりとでもその静養姿をテレビ画面で流してくれればありがたい、と思っている。 このニュースは、多くの日人にとっては、あんまり興味がそそられないだろう。しかし、それでも日の全国紙・産経新聞社が号外(電子版)まで出した事件であり、同じく、特ダネとして「死去」報道した香港アジアテレビの副総裁が“誤報”の責任をとって辞任したほどのニュースなので、その後の顛末について少しまとめておこう。 胡錦濤派が上海閥を揺さぶる この件の続報として一番興味深かったのが、香港誌「前哨」9月号の「胡錦濤派がニセ情報を流し上海閥を揺さぶる」という、来年

    江沢民氏死去は誤報だったのか、その後:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/09/14
    福島香織氏。香港誌『前哨』掲載「胡錦濤派+鄧小平派残党(六四天安門事件での同氏行動を暴露する江沢民爆弾遺言阻止?)がニセ情報を流し上海閥を揺さぶる」説の紹介&中共内政争近況。
  • さよなら新京報、中国メディアの行方:日経ビジネスオンライン

    中国・北京のタブロイド紙京華時報と新京報がこのほど、北京市党委宣伝部に“接収”された。 京華時報は人民日報社が発行する都市報(いわゆる機関紙とは違う社会ニュースを主体とした新聞)として2001年に創刊。新京報は広東省の南方日報報業集団が北京進出をかけて光明日報報業集団と共同出資で発行した都市報で、2003年に創刊。ともに読者至上主義の姿勢を貫き、いわゆる党報(党中央機関紙など党の宣伝機関としての新聞)とは一線を画す果敢な報道で、それぞれ自称80万部の発行部数を誇っていた。 9月3日付け新聞を見ると、京華時報の題字横にあったはずの「人民日報社」の文字が「中共北京市委宣伝部」に変わっていた。新京報は2面の発行主管・主弁(発行元)の欄から南方報業・光明日報の名前が完全に消え、ともに「中共北京市委宣伝部」の名前に変わっていた。 これが何を意味するかはすでに日のメディアが報じている。 7月23日に

    さよなら新京報、中国メディアの行方:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/09/08
    北京市党委宣伝部に“接収”された都市報『新京報』はどうなっていくのか。福島香織氏の分析というか祈りというか。
  • 『突然、僕は殺人犯にされた』がネットの未来を切り開く ~もはやネットはバーチャルの世界ではない:日経ビジネスオンライン

    「千葉の製油所のタンクが爆発して有害物質を含んだ雨が降る」「放射能はイソジンを薄めて飲めば防げる」。こんなデマが東日大震災以降ネット上で飛び交った。 かつて2ちゃんねるの管理人だったひろゆき氏は「うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」と発言していた。しかし、ここ数年で驚異的な速さでインターネットは普及し、嘘を見抜けようと見抜けまいと、あらゆる人にとってネットが欠かせないツールとなってしまった。 根拠なき誹謗中傷 このスピードにネットリテラシーの浸透は追いつかず、上記のような震災時のデマだけでなく、根拠のない誹謗中傷が今まさにネット上に溢れている。お笑い芸人スマイリーキクチの著書『突然、僕は殺人犯にされた』は、そんなデマによって起こった誹謗中傷との10年間の戦いの記録だ。 話は1999年に始まる。ある日打ち合わせで所属事務所に訪れたキクチが、マネージャーから事務所

    『突然、僕は殺人犯にされた』がネットの未来を切り開く ~もはやネットはバーチャルの世界ではない:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/09/01
    「巻末に特別付録としてネット中傷にあった場合の対処法が掲載されている」/もしやと"元警視庁刑事"でググッたら、やっぱりジャポン!
  • 彼らが「抗議」を受け入れた理由:日経ビジネスオンライン

    ロンドンで起こった一連の暴動について、ニュース・メディアの扱いは思いのほか小さかった。 ケーブルテレビ経由で配信されてくるCNNやBBCのニュース番組が、ほぼ一日中映像を流していたのに対して、日テレビの報道は、新聞で言うところの「ベタ記事」扱いだった。 最近読んだの中に、米国における国際ニュースの現状を扱った記述があった。 なんでも苦しい台所事情が続く米国のメディア企業では、リストラの第一候補に挙げられているのが、高コストの割に不人気な海外ニュース部門であるらしく、リーマンショック以来のこの数年の間に、全新聞の3分の2が、海外支局を閉鎖ないしは縮小する事態に追い込まれているのだという。おかげで、米国における国際ニュースの配信量は、9.11以降、国民の間に広まりつつある内向き志向の意識も手伝って、一貫して減少し続けているのだそうだ。 もしかすると、日のメディア企業の国際ニュース部門も

    彼らが「抗議」を受け入れた理由:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/08/19
    クレーマーは、そうなるに至った性格ゆえに本来孤立した存在。それがネットを媒介として団結、強力な圧力団体になっているという指摘。
  • 原発もあの戦争も、「負けるまで」メディアも庶民も賛成だった?:日経ビジネスオンライン

    池上彰さんの新連載、スタートです。池上さんが、さまざまな分野の学者・研究者を訪ねて、日と世界が直面するさまざまな問題を、各界を代表するプロの「学問の目」でとらえなおす。いわば、大人の大学、それがこのシリーズです。 第1回でご登場いただくのは、東京大学で歴史学の教鞭をとる加藤陽子教授。加藤先生は、以前も日経ビジネスオンラインにご登場いただき、ベストセラーとなったご著書『それでも日人は戦争を選んだ』をテキストに、なぜ日人が負けるとわかっていた第二次世界大戦に突入したかを検証しました。 いま加藤先生にお話をおうかがいする理由。それは、東京電力福島第1原子力発電所の事故で明らかになったように、日の原子力発電にまつわる行政、政治、企業、地域社会、そしてメディアの行動パターンがおそろしいほど、第二次世界大戦のときのそれとそっくりだったからです。 日人はどうして同じ過ちを繰り返すのか? どうす

    原発もあの戦争も、「負けるまで」メディアも庶民も賛成だった?:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/08/09
    池上彰×加藤陽子。『それでも、日本人は「原発」を選んだ』。加藤「リベラルや左派こそ、オタクと称されるほどに、軍事や科学や技術に通暁して欲しい」
  • ミニブログ炎上で中国赤十字窮地に:日経ビジネスオンライン

    郭美美は豪邸に住み、フランス製のエルメスのバッグを愛用し、イタリア製の高級スポーツカーのマセラティを乗り回す。飛行機の座席はもちろんファーストクラス、乗馬クラブでサラブレッドにまたがることもある。弱冠20歳の彼女は高画素カメラ付きの携帯電話で自分の超セレブな生活を撮影し、中国最大のミニブログサービスの新浪微博*で公開していた。 *中国の3大ポータルサイトの1つである新浪が運営するミニブログサービス 無名の女性が一夜で有名人に 彼女のような金持ちが贅沢な生活ぶりをネット上でひけらかし、一般のネットユーザーの反感を買うことは珍しくない。だが今回の“郭美美事件”は別格だ。彼女が「中国赤十字会商業総経理」なる肩書を名乗っていたことにネットユーザーが注目し、「中国赤十字会への義援金が不正に使われているのでは」という疑念を提起した。それを引き金にネット世論が“炎上”し、100年の歴史を誇る名門慈善団体

    ミニブログ炎上で中国赤十字窮地に:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/08/06
    高速鉄道事故絡みではネットは中国の民主化を促進するように見えたけど、この騒動を見ると文化大革命的危険な熱狂を生みかねない気も…
  • 薄熙来が目指す「重慶モデル」:日経ビジネスオンライン

    「宜居重慶」「暢通重慶」「森林重慶」「平安重慶」「健康重慶」。 重慶の街を走っていると、至るところでこれらの文字を目にする。工事現場、公共バスの停留所と社内、ショッピングモール、大学キャンパス、公園。当にあらゆる場面で出くわす。 「5つの重慶」である。 2008年7月に開催された重慶市共産党委員会会議において、党リーダーが掲げた重慶市政府・市民の新発展戦略だ。要は政治スローガンである。 住みやすく、交通が便利で、緑に富み、治安が良くて、皆が健康に暮らせる、そんな街づくりを目指そうというわけだ。 前回及び前々回コラムで紹介したように、「重慶」と聞くと、どうしても、「打黒・唱紅」に注意が向いてしまう。マフィア一掃作戦と共産党革命の歌大合唱のことだ。 これらの政策に対する冷めた意見もある。薄熙来書記――カリスマ政治家で、来年開催される第18回党大会で政治局常務委員を目指す――が、世論を煽動し、

    薄熙来が目指す「重慶モデル」:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/06/16
    加藤嘉一氏が気味悪い程にベタ褒め。格差社会で下流のガス抜きをする市営住宅の充実&出稼ぎ農民への都市戸籍付与政策。
  • 重慶のカリスマ政治家・薄熙来が仕掛けた“巧妙なガス抜き”:日経ビジネスオンライン

    北京大学時代6年間一緒だったLと久しぶりに痛快に杯を交わした。深夜にもかかわらず、ビールをジョッキで10杯ずつは飲み干した。改めて思う。筆者にとって北京大学で築いた人脈は生涯の財産なんだと。大切にしていきたい。 3時間ほど睡眠をとると、夜が明けた。ジャージを身に着け、シューズに履き替えた。筆者は地方出張の際にも必ずランニング用具を持参する。走ることで見慣れない土地を理解していく。市民の吐息、生活の雰囲気を感じ取るのだ。自らの足で素材を獲りに行く。 街中で交わす世間話は貴重な情報源 時計の針は午前7時を回っていた。Lに勧められた通り、ホテルを出て、ただひたすら走り続けた。重慶市街はくねくねしていて、アップダウンも多い。筆者の実家に近い伊豆半島の熱海に来たような感覚だった。シンボルである揚子江の位置さえ分かれば、地図がなくても東西南北が分かる。 重慶大学キャンパス付近にやって来た。天気は曇り模

    重慶のカリスマ政治家・薄熙来が仕掛けた“巧妙なガス抜き”:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/06/09
    格差社会の現代中国で中高年層の文化大革命ノスタルジーを満たす革命歌合唱"祭"。一方、若者は白け気味、という現地レポート。
  • 重慶からマフィアが消えた:日経ビジネスオンライン

    5月21日と22日、4月に中国で出版した拙書『中国的逻辑(The Logic of China)』の全国講演ツアーの一環で、西部にある唯一の直轄市・重慶を視察した。盆地であるため、重慶の夏は暑い。今回筆者が赴いたのはたまたま雨が降った後で、気温は20度前後と涼しかった。だが、2日前までは40度近くあったという。 重慶市民は辛いものをべる。日でも知られている火鍋だけでなく、どんなべ物にもピリ辛唐辛子がたっぷり入っている。 おかげで女性の肌は艶々である。ここの女性は酒にも強い。2010年の夏に重慶を訪問した際、3人の美女が冷えたジョッキのビール(500ミリリットル)を片手に、次々と襲いかかってきた。乾杯を要求してくるのである。乾杯の後は一気飲みするのだ。コテンぱんに潰された、あの時の情景を昨日のことのように覚えている。 5月21日の22時、重慶空港に着陸した。そのままタクシーに乗って市内

    重慶からマフィアが消えた:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/06/09
    安田峰俊氏が重慶のトリューニヒト、コーエーの三國志でいう政治値70前後くらいと語っていた http://goo.gl/37Rwl 薄熙来を加藤嘉一氏が語る
  • デモ騒動、内モンゴルで何が起こっているのか:日経ビジネスオンライン

    1998年、上海で留学中だった私の中国語の家庭教師はモンゴル族の女性で、元ラジオ・アナウンサーだった。同じモンゴル族の夫と共に大学院に入り直している才媛である。 当時、街中ではまだ上海語を話す人が圧倒的に多く、周辺の中国人も上海なまりが多かった中で、彼女の美しい発音の普通話(日で言う標準語に相当)は実に印象的だった。あまりに綺麗な発音なので、「モンゴル族なのにどうして普通話がそんなにうまいの?」と問うと、彼女はちょっと情けなさそうに笑って「モンゴル族は美しい普通話を話せないと生きていけないのよ」と話した。 自治権が得られると思っていたが裏切られた 先日、偶然にも同じ言葉を、東京で会ったモンゴル族留学生から聞いた。バト・ソワさん、という。雑談の中で「モンゴル語で中国の大学受験はできるのか」と私が聞いた時、彼は「できることはできますが、モンゴル族は普通話が話せないと生きていけません。モンゴル

    デモ騒動、内モンゴルで何が起こっているのか:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/06/01
    福島香織氏記事。"乱開発を巡る政府・開発側と住民の対立"構図に加え"漢族のモンゴル族蔑視","聖域・草原への冒涜","当局の過剰警戒"がデモの背景と解説。
  • 中国版ツイッター『ウェイボー』がもたらす正の面、負の面:日経ビジネスオンライン

    前回コラム(「中国版ツイッター『ウェイボー』が中国を変える。。。か?」)で述べたように、筆者は、北京大学キャンパス内で5月8日に開かれた内部会議に参加した。 「政治的リスクは伴うけれども、ウェイボーの流れは止められない」という結論で、参加者が納得するかと思いきや、筆者の北京大学国際関係学院の先輩であるJ氏が、北京大学OBらしい、空気を読まないツッコミを入れた。 「お前ら、いつまでも豚みたいな議論をしてるんじゃねえ」 J氏は、30歳にして共産党上層部に多大な発言力を持つ証券会社アナリストだ。 「新浪、騰迅を合わせてのべ3億人近いユーザーがウェイボーを使っているのは、それが無料だからだ。携帯電話のショートメッセージはどう転がっても有料だからな。中国人民は無料という言葉に弱い」 「ウェイボーには『私信(スーシン)』(プライベート・メッセージ)と言う機能がある。相互にフォローしている2人の間では、

    中国版ツイッター『ウェイボー』がもたらす正の面、負の面:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/05/26
    七十年代安保の頃の日本にtwitterがあったら、こんな感じなのかなと妄想したw
  • ダメなヤツほど「幸福」への近道がある。なぜか?:日経ビジネスオンライン

    スキャンダルだった。 何しろ、子どものころから数十年にわたって比叡山で修行を積み、「智慧第一」とあだ名されるほどの秀才僧侶だ。それが、突然、山を下りると京のみやこに移り住み、「修行はいらない、戒律も守らなくていい」と言い出したのだ。「念仏さえ唱えれば極楽へ行ける」「悪人こそ救いの対象だ」と。 ときは平安末。秀才僧侶の名は、法然。 彼の思想は「浄土の教え」と呼ばれている。 「一枚起請文」……法然の浄土の教え 法然は、どんな悪人でも、阿弥陀仏(あみだぶつ)の名を呼んで救いを求めれば、死後、つらいことなどひとつもない阿弥陀仏の国(極楽浄土)に行くことができる、と言う。 では、その阿弥陀仏の名を呼ぶこと、つまり念仏は、どんなふうにすればいいのだろう。 特別な唱え方があるのだろうか。

    ダメなヤツほど「幸福」への近道がある。なぜか?:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/04/24
    法然著『選択本願念仏集』に学ぶ、絶望している人が抱えるマイナス感情をプラス感情に大逆転させる考え方。
  • エジプト革命は広がらない!:日経ビジネスオンライン

    騒ぎ過ぎの英米メディア ムバラクが辞任した。アフリカ大陸のリーダーにありがちな、自らを偶像化してやまないリーダーの代表格なのでもう少し粘るかと思った。たぶん、32年前の同じ日(2月11日)に起こった「イラン革命の再現」を恐れたアメリカの支援を得られなくなったのだと思う。私はこの辞任によって、エジプト革命が急速に他国に広がり、原油・糧市場を混乱させる可能性は少なくなったとみる。 エジプト革命が他国に広がるかどうかを測るには、その国の以下の点を考慮すべきだろう。1)国の開放度(お金、人、思想などの出入りの自由度)と国家安定性の相関(いわゆるJカーブ)、2)若年失業率、3)人口サイズ、4)ソーシャルメディアに対する監視体制、5)現政権の危機対応能力。まあ物理学のようにはいかないので当たらないかもしれないが… 私の結論は、前述のごとく「エジプト革命が他国に広がって原油市場や糧市場を混乱させる可

    エジプト革命は広がらない!:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2011/02/15
    中東革命はイエメン、アルジェリアには広がってもサウジなど湾岸諸国には広がらない説。これは納得→「人口の少ない湾岸諸国は、外国人労働者を雇用の調整弁に使える」
  • 2011年の中国は歴史のターニングポイントに立つ:日経ビジネスオンライン

    一つの時代が終わった。 我々外部の人間が中国を観察するとき、2008年―2010年はセットで認識しなければならない。北京五輪、建国60周年パレード、上海万博、広州アジア大会。「国威発揚」を目的としたナショナルイベントが密集した時期だった。 安定第一、効率第二、公平第三、人権第四。 リベラル派の知識人たちは「この3年間で中国は正真正銘の警察国家になってしまった」とため息をつく。彼らは、中国には、グローバルスタンダードで振る舞い、法治主義と民主化を掲げる以外に道はないと主張してきた。 中国政府はナショナルイベントを円満に成功させるために、あの手この手を使って、国内で噴出するあらゆる不安要素を揉み消そうとした。情報・言論統制。共産党のやり方に異議を唱える人間に対する軟禁、拘留、逮捕。集会・ストライキ・デモへの徹底した取り締り(反日デモは例外であったが)。思想・イデオロギー教育の強化などがそれに当

    2011年の中国は歴史のターニングポイントに立つ:日経ビジネスオンライン
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    mame-tanuki 2011/01/06
    自称「現代の遣唐使」加藤嘉一氏の連載開始/08~10年、国威発揚イベント連続で警察国家化した中国。11年は"政治の季節"開始年=保守化、というチャイナリスク分析。
  • ウィキペディアは「ウィキ」と略していいのか?:日経ビジネスオンライン

    インターネットの利用者なら誰もが見たことがあると思われる百科事典サイト「ウィキペディア(Wikipedia)」。これについて「略称として『ウィキ』という表現を遣うことはけしからん」、「どうしてウィキペディアを『ウィキ』と略したらダメなの?」という論争があることをご存じでしょうか。多くの場合、ネットの技術動向に詳しい人と、そうでない人との間で起こる論争のようです。 この種の論争は、一般利用者の間でウィキペディアの認知度が高まるのとともに、発生しました。2007年4月1日には、ウィキペディア(日語版)に「Wikiって略すな」という項目が登場したこともあるほどです。通常このような項目はウィキペディアに投稿される項目としてはふさわしくないのですが、ネット技術に詳しい人たちの思いが、どれだけ強いのかを代弁するような出来事になったのです。 今回は「どうしてこのような論争が起こるのか」について考えてみ

    ウィキペディアは「ウィキ」と略していいのか?:日経ビジネスオンライン
    mame-tanuki
    mame-tanuki 2010/12/21
    「ウィキと(ry」教の布教資料に最適!/ウィキリークスの知名度を高め、潰しぁ…ゲフンゲフン、この宗教戦争に終止符を!→ http://goo.gl/lnQRN