2012年8月15日の朝日新聞夕刊「素粒子」欄にこんな文章が出ていた。 67年前、この日まで神話に浸っていた。多くの命を犠牲にしない道はあったはず。そして戦後また神話にすがり。 まるで他人事だ。戦後の話はともかく、当時その「神話」を広め、世論を煽り立てたのは誰だったのか。まさか知らないってことはなかろう。こういう短文コラムですべての要素をカバーするのはもとより無理だし、何か書くたびに自省の文言を入れてこられてもうざいとは思うが、こういう日だからこそ書いてるんだろうから、当時「本土決戦、一億の肩に懸る 挙国全戦力投入も可能」みたいな記事を書いた新聞ならではの、こういう日だからこその自省のことばが少しくらい入っていてもバチはあたるまい。というか、そういうのなしにしれっと「神話に浸っていた」とか書かれても説得力ないよね。 終戦の日であるわけだし、一応念のため、朝刊も見てみたんだが、社説のテーマは
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