東山動植物園(名古屋市千種区)に17日、雄コアラの「マックス」(4歳)が豪州・タロンガ動物園からやってきた。22日から一般公開される。東山動植物園に今いるコアラはマックスを含めて雄4頭、雌4頭になった。 両園が1996年9月に結んだ姉妹動物園提携の20周年と、タロンガ動物園が昨年に開園100周年を迎えたのを記念して贈られた。シドニー郊外にあるタロンガ動物園が84年、東山動植物園にコアラを寄贈したことをきっかけに交流が始まった。 東山動植物園にはこれまで、タロンガ動物園から16頭のコアラや「イケメンゴリラ」シャバーニなどが贈られ、相互に職員の派遣研修もしてきた。18日からは東山開園80周年の記念イベントが始まる。担当者は「この機会に、より多くの人にコアラを見てもらえれば」と話している。
震災、アサリにもストレス 東邦大調査、殻の模様に異変2011年6月5日5時47分 印刷 ソーシャルブックマーク 殻の途中で帯状に模様が変わったアサリ=大越健嗣・東邦大教授提供 殻の途中で帯状に色や模様が変わったアサリ=大越健嗣・東邦大教授提供 帯状の変化がみられない通常のアサリ=大越健嗣・東邦大教授提供 福島県の沿岸で、二枚貝のアサリの模様に東日本大震災の影響とみられる異変が起きていることが、東邦大学の大越健嗣教授らの調査で分かった。9割の個体で殻の途中に溝ができ、それを境に色や模様が変わっていた。津波で環境が激変したことによるストレスが主因とみられるという。 大越教授らは5月下旬、アサリの産地として知られる福島県相馬市の松川浦とその周辺の河口で生息密度などを調べた。この調査で採取したアサリ216個体のうち、約9割にあたる192個体で、貝殻の模様の一部が帯状に変わっていた。同じ松川浦で20
2位で戻ってきたエチオピアのリレサは高く掲げた両手でバツ印をつくりながらサンバ会場の長い直線を走った。命がけの訴えだった。「エチオピア政府はオロモ族を虐殺して土地を奪っている。私の親戚は逮捕された。民主的な権利を訴えれば殺されるだろう。だから、彼らを守るために私は手を上げたんだ」 26歳のリレサは、最強と見られていたキプチョゲに35キロ過ぎまで食らい付く頑張りをみせた。「私はエチオピアに戻れば殺されるだろう。殺されなくても逮捕されるだろう。まだどうするか決めていないけど、恐らく他の国に行くつもりだ」と話した。 ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka
初出場の嘉手納(沖縄)に、横浜(神奈川)を春夏3回全国優勝に導いた、あの「名参謀」が臨時コーチとして同行している。甲子園を知り尽くした経験から、選手や指導者たちにアドバイスを送る。 小倉清一郎さん(72)は、横浜で部長やコーチとして指導し、渡辺元智・前監督と二人三脚でチームをつくった。横浜では3回甲子園で優勝。松坂大輔投手(ソフトバンク)や筒香嘉智選手(DeNA)ら多数の選手を育てた。2014年に勇退してからは、全国で野球の指導をして回る。 嘉手納の大蔵宗元監督と人づてに知り合いになり、一昨年12月に数日間、指導した。沖縄大会中も大蔵監督が電話で小倉さんに相談したという。 今月、関西に入った嘉手納と合流。変化球を投げる時の球の握り方など細かく指摘した。ところが、選手たちは戸惑うばかり。全国から有望な選手が集まる横浜と違い、大半が地元の嘉手納町と読谷村の出身。沖縄大会ではノーシードだった。
29日のロッテ戦は、DeNAにとって苦しい一戦だった。視界が白くかすむほどの雨。ボールが滑り、暴投で決勝点を与えて連敗を喫した。そんな中で、選手の人柄が見えた。 七回途中、投手交代を告げられてベンチに戻った先発山口のスパイクは泥だらけだった。ズボンの裾もドロドロ。2番手以降の投手のために、マウンドのぬかるんだ土を懸命にかき出して、ならしていたからだ。 山口は1カ月も白星から遠ざかっている。この日の力投も報われなかった。自身のことで頭がいっぱいになって当然の状況だが「次の投手には少しでも良い投球をして欲しい。僕にできることはそれくらいだったので」と静かに話した。 六回の攻撃では、こんな場面もあった。2死で凡退し、そのまま二塁守備に向かう石川にグラブを渡しにいったのは、太もも痛で欠場中の筒香。普段は控えの若手がする役回りだが、主砲はニコニコと小走りで駆け寄っていった。 石川「ゴウ、帽子は?」
昨年発見された「ラブジョイ彗星(すいせい)」が淡い尾を引いている姿を、東京都練馬区の天体写真家、中西昭雄さん(50)が山梨県北杜市で撮影した。 中西さんは10日午後7時半ごろ、北杜市内の高原地帯で天体望遠鏡に装着したデジタルカメラで写した。「肉眼でもうっすら、双眼鏡では頭の部分がはっきり見えた。撮影してみると、尾が長く伸びているのがわかりました」と話す。 国立天文台などによると、この彗星の公転周期は約1万年と推定されている。明るい時は4等級程度になるため、条件がよければ肉眼でもわかる。1月下旬ごろまで、おうし座付近からおひつじ座付近にかけて見えるという。 この彗星は、オーストラリアの天文愛好家のテリー・ラブジョイさんが見つけた。別の彗星も見つけており、「ラブジョイ彗星」は複数ある。(小池竜太)
酒田南(山形)と12日に対戦した中部商(沖縄)に、ひときわ目を引く巨漢の選手がいた。身長180センチ、体重110キロの3年生阿波根(あはごん)直幸・一塁手。個性的な名前とルックスから「怪獣」「ゴンちゃん」の愛称を持つ。甲子園でも軽快な守備を見せ、安打も放った。 甲子園では、小学生のファンからサインを求められた。体脂肪率34%の体に、そり上げた頭。球児離れした体格に加え、沖縄大会の攻守での活躍に一躍人気者になった。 チームを引っ張るムードメーカーだ。試合前の守備練習で「緊張をほぐすため」と一塁近くで、いきなり頭からグラウンドへ軽快に飛び込み、スタンドを沸かせた。2回の第1打席は三遊間を抜く安打を放った。スクイズを失敗した直後で「何とか取り返したい」と必死の一打だった。 小学3年から野球を始めた。「いつも他の選手より、ふた回り大きかった」と話す。上原忠監督は阿波根一塁手の魅力を「当たれば飛ぶ圧
先手となった羽生善治三冠は対局開始後、すぐに▲2六歩。森内俊之名人も△8四歩と応じ、相がかりに進んだ。羽生三冠が先手で相がかりを採用するのは、2011年の第59期王座戦第2局(対渡辺明竜王戦)以来、約1年半ぶりだ。 対局生中継はこちらから 羽生三冠が森内名人を破って十九世名人の資格を得た08年の第66期名人戦七番勝負では、双方が相がかりを採用。全6局中3局がこの戦型となった。勝負の行方はもちろん、戦型の面でも注目の七番勝負になりそうだ。(村瀬信也) ■第1局始まる 森内俊之名人(42)に羽生善治三冠(42)が挑戦する第71期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の第1局が9日午前9時、東京都文京区の椿山荘で始まった。持ち時間は各9時間で、10日夜に終局する見込み。 午前8時55分、記録係の石田直裕四段が森内名人の歩を5枚取って振り駒をした結果、「と金」が3枚出て羽生三冠が先
森内名人の封じ手「△8五歩」が記されていた用紙(右)と、封筒 「これは値打ちが出そう」。記者室では、今回の「封じ手」用紙を包んでいた封筒の評判が高い。表書きは「第七十一期名人戦第一局」「於ホテル椿山荘東京」などと、立会人の佐藤康光九段が毛筆で書き上げた。ベテラン担当者によると「ボールペンで書く人もいるけど、今回のは立派で、素晴らしいよね」。 対局生中継はこちらから 封じ手は同じ内容が2通作られ、1通は立会人の佐藤九段が自室で保管し、もう1通は主催者がホテルの金庫で保管していた。朝日新聞と毎日新聞の担当者は今朝、午前8時にホテルの金庫を開け、対局室に運び、対局開始に備えたという。 無事に役目を終えた封じ手の封筒について、佐藤九段から「もしも無理でなかったら、チャリティーイベントをする予定があるので、そのためにご提供いただけたら」という申し出があった。佐藤九段が初めて立会人を務めた記念の
前夜祭で富士市の紹介をする「かぐや姫クイーン」の石川三恵さん=静岡県富士市駒師の大澤建夫さん。本局で使用された駒の作者だ。手にしているのは本局の「検分」で披露したうちの、残り2組の駒だという=静岡県富士市名人戦の大盤解説会も開かれた=23日午後、静岡県富士市、白井伸洋撮影おやつは両者とも同じものを頼んだ=23日午後、静岡県富士市、白井伸洋撮影対局室「無双庵」の前で、静岡県富士市文化会館の大倉卓馬氏。文字は、平山郁夫さん。初手を指す森内俊之名人(左)。右は羽生善治三冠=23日午前9時、静岡県富士市、白井伸洋撮影途中図・▲7七銀まで 午後5時すぎ、記者室から富士山の頂上が見え始めた。ずっと雲に隠れていたが、主役の登場に、ロゼシアターの大倉氏は「ほら、見えたでしょう」と安堵の表情。 対局生中継はこちらから 余談だが、富士市では、富士山を見逃した観光客のうち希望者に「男前証明書」を交付している
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