分裂に拍車も=中国法解釈、支持と抗議-香港 7日、香港で記者会見する梁振英行政長官(AFP=時事) 【香港時事】中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会が香港基本法(憲法)の解釈を示したことを受け、香港では7日、政府や親中派が支持を表明した。これに対し、司法制度への介入と受け止める民主派などは抗議活動を続ける構えを見せている。香港社会の分裂に拍車が掛かる恐れもある。 政府トップの梁振英行政長官は7日、常務委の解釈を受け記者会見を行った。渦中の「本土派」2人を名指しし「故意に宣誓の手続きに違反し、国家と民族を侮辱する言動を取った」と強く批判。長官は、裁判所に2人の司法審査を申し立てており、会見でも2人の議員失職に向けて全力で取り組むと強調した。 一方、民主派からは懸念が相次いだ。地元メディアによると、公民党の楊丘橋議員は「宣誓無効問題は香港の裁判所で解決できた。司法制度への信頼が
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