中国の首都北京にある天安門広場で、男性に肩車されながら中国旗を掲げる子ども(2017年3月5日撮影、資料写真)。(c)NICOLAS ASFOURI / AFP 【8月28日 AFP】中国最高人民検察院(最高検)の機関紙、検察日報(Procuratorate Daily)は27日、現在審議が行われている民法典の草案から「家族計画」への言及がなくなると報じた。数十年にわたり議論を呼んできた家族計画規則の見直しにつながるもので、中国が「二人っ子政策」を廃止する可能性が示唆されている。 世界最大の人口を誇る中国はこれまで、産児制限策を講じてきた。違反者には罰金が科されると同時に、妊娠中絶や避妊手術が強要される問題も指摘されてきた。広範にわたるこの民法典により、産児制限策が終わる可能性が出てきた。 中国の現行の「家族計画」規則は、1組の夫婦につき子ども2人までとする「二人っ子政策」。検察日報は、新