香港国際空港で出境者向けの自動化セキュリティーゲート「e―Security Gate」が新たに設置され、9月20日から運用を開始した。機場管理局(AA)の9月19日付プレスリリースによると、設置場所は第1ターミナルの南出発ロビーで、計4機ある。これまで出境カウンターへと向かう前に出境者は旅券と搭乗券を職員に提示し、身分確認を行っていたが、これを自動化した。自動化ゲートにはスキャナーとカメラを設置してあり、パスポートの顔写真とカメラの画像を照合し審査するシステムだという。手順は、まずスキャナーにパスポートを置いてスキャンし、その後、搭乗券のバーコードやスマホのQRコードを読みこませると、カメラで顔が認証されてゲートが開く。所要時間は約20秒と、有人チェックに比べ短時間で済むのが特徴だ。使用条件は満11歳以上で、国際民間航空機関(ICAO)が指定した国・地域のICパスポート所持者で、特別な申請
中国のバレンタインデーに当たる七夕に開かれた「キス・コンテスト」に出場した恋人たち(福建省泉州) VCG/GETTY IMAGES <急速な人口高齢化に直面して国を挙げて結婚・出産を推進するが、こればかりは中国共産党も大苦戦している> 「誰かいい人いないの?」 帰省するたびに親に聞かれるこの言葉は、未婚の男女にとって何ともヘビーなもの。なのに、政府まで結婚のプレッシャーをかけてきたら、どれだけ息苦しい毎日になることやら......。 といっても、これは中国の話。2015年まで約35年間続いた一人っ子政策のために、中国では人口の高齢化が急速に進んでいる。国連の予測によると、50年までに中国の60 歳以上の人口は4億8000万人と、アメリカの総人口を超える見込みだ。 高齢化が進めば、労働市場は縮小する。中国国家統計局によると、14年の中国の労働力人口は、前年比371万人減の9億1583万人とな
台湾・台北の淡水天主堂で行われたミサ(2018年9月23日撮影)。(c)AFP PHOTO / Daniel SHIH 【9月23日 AFP】バチカン(ローマ法王庁)が司教の任命をめぐって中国と歴史的合意に達し、中国政府が教会への管理強化を進めようとしていると懸念される一方、香港や台湾の教会での礼拝に出席したカトリック教徒らは23日、おおむね前向きな反応を示した。 率直な物言いで知られ、かつて香港で司教職を務めたジョセフ・ゼン(Joseph Zen)枢機卿は合意の発表に先立ち、「裏切り」としてバチカン当局者らを非難。 さらに発表後に投稿したブログでも、ゼン枢機卿はこの合意が及ぼす影響への懸念を示し、「中国政府は同国のカトリック教徒に何と言うだろうか? 『われわれに従え、ローマ法王庁は既にわが国と合意を結んでいるぞ』だろうか?」と投稿した。 ソーシャルメディアには、バチカンが中国で起きている
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く