ステランティス(Stellantis)は1月27日、中国のGACグループとの合弁会社の「GACステランティス」への出資比率を、50%から75%に引き上げると発表した。 中国政府は従来、海外の自動車メーカーが中国の自動車メーカーと合弁会社を設立する場合、自国の自動車産業の育成を目的に、海外メーカーの出資比率を半分以下に制限してきた。しかし、中国政府はこの規制を撤廃した。ステランティスはこの規制撤廃を受けて、GACステランティスへの出資比率を引き上げ、中国市場におけるジープブランドの拡大を目指す。 GACステランティスは2010年3月、中国の広州汽車集団(GACグループ)とステランティスが設立した合弁会社だ。ステランティスは2021年9月、ジープブランドの中国部門として、「ステランティスジープ」を設立すると発表した。 ステランティスは、中国でのジープブランドに関する事業を、ステランティスジープ
他国から香港に駐在する専門職のうち、すでに香港を離れた、あるいは帰国を予定している人は数百人、いや恐らく数千人を数える。これによって、世界有数の金融ハブという香港の地位は脅かされている。写真は香港で2020年6月撮影(2022年 ロイター/Tyrone Siu) タニア・シブリーさんは昨年末、金融サービス専門の弁護士という高給を得られる仕事を捨て、香港を離れてオーストラリアに帰国した。香港の厳格な新型コロナウイルス感染対策から一刻も早く逃れたかったからだ。 シブリーさんは、香港で過ごした5年間は楽しかったと話す。他国から香港に駐在する専門職のうち、すでに香港を離れた、あるいは帰国を予定している人はシブリーさんの他にも数百人、いや恐らく数千人を数える。これによって、世界有数の金融ハブという香港の地位は脅かされている。 「ホテル隔離が導入されて、人の移動がとにかく面倒になった。(オーストラリア
アート・バーゼル香港が5月に延期。変異株の感染拡大を受け今年3月に予定されていた「アート・バーゼル香港2022」が5月に延期することを発表した。新しい会期は5月27日〜29日。 アート・バーゼル香港の会場である香港コンベンション&エキシビション・センターの外観 (C) Art Basel 香港における新型コロナウイルス変異株による感染拡大を受け、アート・バーゼルが今年3月に予定していた香港でのフェアを5月に延期することを発表した。新しい会期は5月27日〜29日。 この決定について主催側は声明文で、「出展ギャラリー、コレクター、パートナーとの緊密な協議のもと、ここ数日間に香港で発生した感染者数の急増に対応し、出展者とパートナーが事前に計画を立てることができるようにするために行われたものだ」とし、「早期にこの決定を下すことで、関係者全員の健康と安全を守りながら、バーチャルで参加される世界中のお
本日は、ワクチン未接種者のレストランや各施設への立ち入りを禁止とする「ワクチンパス」の準備が始まり「新LeaveHomeSafeアプリ」がリリースされたこと、全学校が2月21日(月)まで対面授業停止となったこと、日本含むグループAからの入境者ホテル隔離期間が14日間に緩和されたこと、新型コロナ対策制限(店内飲食禁止や指定施設の営業停止)が2月17日(木)まで延長されたことをお伝えします。 ■ワクチン接種を判断する安心出行がリリース 香港政府は2月24日(木)から、ワクチン未接種者のレストランや各施設への立ち入りを禁止とする「ワクチンパス」の準備を開始しています。以前はワクチンバブルと呼ばれていましたがワクチンパスへと名称が変更されました。 まず、LeaveHomeSafe(安心出行)アプリの新バージョン(Version 3.0.2)がApp Storeから昨日リリースされました。新Leav
特区政府衛生防護中心は1月27日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の新たな感染者数を発表した。同日の香港メディアによると、同日午前零時までに新たに確認された感染者は111人、無症状感染者は53人、累計感染者は1万3450人、1日からの累計無症状感染者は333人、再発陽性が7人、累計陽性ケースは1万3790人と発表した。感染者数は新型コロナ流行が始まって以降で単日としては最多となった。新規感染者・陽性ケースのうち48人は域外からの流入で、71人は域外からの流入症例に関連、12人は地場感染、33人は地場感染に関連。153人は変異種ウイルス株に感染している。香港でこれまでに確認されたオミクロン感染者は676人に上った。過去14日(1月13~26日)の累計感染者は624人に上り、426人は域外からの流入症例に関連、26人は地場感染、53人は地場感染に関連、そのほかはすべて域外からの流入
第6期行政長官選挙の立候補届け出期間と選挙主任委任の公告が1月27日に官報に掲載された。同日の香港メディアによると、行政長官選挙は3月27日に実施。立候補届け出の受け付けは2月20日に開始、3月5日に締め切られる。香港永住者のうち中国公民で、外国の居留権を持たず、満40歳以上、香港に少なくとも20年連続で定住していれば誰でも推薦を得て候補者となれる。候補者の資格詳細は「行政長官選挙条例」第13条に、同資格の喪失については第14条に明記されている。候補者は少なくとも188人の選挙委員の推薦が必要で、選挙委員会の5分野でそれぞれ少なくとも15人の選挙委員の推薦を得なければならない。一方、選挙管理委員会は高等法院(高等裁判所)原訟法廷法官の楊家雄氏を今回の選挙の選挙主任に委任した。
香港空港管理局(AAHK)は1月25日、香港国際空港の2021年12月の利用統計を発表した。12月の航空貨物取扱量は前年同月に比べ8・6%増の47万7000トン。貨物取扱量が増加したのは主に再輸出が同18・0%増加したためで、輸入と輸出はいずれも同7・0%増加した。12月の旅客数は同70・0%増の延べ15万4000人。離着陸数は同14.7%増の1万4515便だった。香港を経由して海外へ渡航する中国本土のトランジット客の増加が目立った。 一方、21年通年の累計では、旅客数が同84.7%増の延べ140万人、離着陸数が同9.9%増の14万4815便だった。貨物取扱量は前年同期比12・5%増の500万トンで、2019年に新型コロナウイルス流行する前の貨物量480万トンを超えた。依然カーゴサービスの需要は大きく、貨物機の離発着数は8万2935回に上り前年に比べ19.8%増加した。
特区政府は1月27日、現行の社交距離措置の延長などを発表した。28日付香港各紙によると、現行の社交距離措置は2月17日まで延長、小中学校・幼稚園の対面授業中しは21日まで延長。24日からは「ワクチンパス」が推進され、カバー範囲は屋内のワクチン未接種者が入れない場所となる。当局は同時に「安心出行」の最新バージョンをリリースし、ワクチン接種記録とワクチン未接種者が提示するワクチン接種免除の医師の照明と連結する。医師の証明の有効期限は90~180日となる。また5日から香港に到着したすべての入境者のホテルでの検疫は21日間から14日間に短縮、さらに7日の自主監察となり、自主監察期間は外出が認められるが、2回の強制検査が必要となる。
新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行第5波を受けて黄大仙祠は春節(旧正月)年明けの焼香一番乗りイベントを中止したのに続き、1月26日に旧正月1~3日は開放停止にすると発表した。27日付香港各紙によると、信者は早くても旧正月4日にようやく入場して焼香が可能となる。当日は入場には「安心出行」をスキャンしなければならない。黄大仙祠が旧正月3が日に閉鎖されるのは1956年に全面開放されて以降で初めてとなる。一方、車公廟は旧正月2日のくじ引きは対外開放しないと発表した。黄大仙祠と車公廟はともに入場人数を4人1組に制限し、マスクを着用しなければならない。
特区政府は1月27日、現行の社交距離措置を2月17日まで延長すると発表したことによって、飲食店での夜間の店内飲食も2月17日まで禁止される。28日付香港各紙によると、飲食業界では夜間の店内飲食禁止で春節(旧正月)の新年会とバレンタインデーの商売が失われる。香港餐飲業協会の黄家和・会長は業界の売り上げは40%以上減少し、3~4月は閑散期となるため3月に廃業の波が押し寄せると予測。立法会の飲食業界選出議員である張宇人氏は、旧正月とバレンタインデーのゴールデンシーズンが失われることで業界の損失は約200億ドルに上るとの見方を示した。このため防疫抗疫基金第6弾での業界への支援金額を大幅に増加させる必要があり、申請と承認手続きも簡素化して焦眉の急に対処しなければならないと指摘した。
アジアで最も有名なエンターテインメント番組「春晩(春節聯歓晩会)」をニコニコ動画日中ホットラインチャンネルで1月31日21時より一部字幕・同時通訳を付けた上で生放送する。当日は14時よりドキュメンタリー番組や昨年度「春晩」の再放送も行う。中国の中央広播電視総台(CMG)主催・制作の「春晩」は、世界で最も視聴者数の多いテレビ番組としてギネス世界記録に認定されている中国の旧正月(春節)を祝う年越しカウントダウン番組。絢爛豪華なステージと圧倒的な映像表現の中、大スターによる歌やコント、伝統劇などが披露され、視聴率50%の圧倒的人気を誇る中国旧正月の長寿番組だ。今年の出演者も中国本土のみならず香港や台湾などから、アジアを代表するスターが予定されている。番組URL : https://ch.nicovideo.jp/jp-cnhotline
特区政府衛生防護中心は1月28日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の新たな感染者数を発表した。同日の香港メディアによると、同日午前零時までに新たに確認された感染者は83人、無症状感染者は32人、累計感染者は1万3533人、1日からの累計無症状感染者は365人、再発陽性が7人、累計陽性ケースは1万3905人と発表した。新規感染者・陽性ケースのうち4人は域外からの流入で、66人は域外からの流入症例に関連、6人は地場感染(感染経路不明)、39人は地場感染に関連。111人は変異種ウイルス株に感染している。香港でこれまでに確認されたオミクロン感染者は715人に上った。葵涌邨の感染者と初歩的感染者は28日午後2時までに累計396人に上り、206戸がかかわっている。過去14日(1月14~27日)の累計感染者は774人に上り、503人は域外からの流入症例に関連、37人は地場感染、76人は地場感
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