エアバス機の中で座席数がもっとも少ない小型機A220が、ゴールデンウイーク明けの羽田空港に姿を見せた。エアバスが日本でA220の見学会を開くのは、2019年8月に中部空港で開催して以来3年ぶり。ボンバルディア時代にCS300として2016年と2017年に飛来しているが、A220に改称後は初めて羽田に姿を見せ、その後は仙台空港でも関係者向け内覧会を開いた。 羽田空港で公開されたエア・バルティックのA220-300の客室。1列が左2席+右3席となる=22年5月9日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire A220は、カナダのボンバルディアが開発した小型旅客機「Cシリーズ」の事業会社をエアバスが2018年7月に買収し、名称を変更したもの。すべてが新設計の機体で、部品を9割以上共通化したA220-100(旧CS100)とA220-300(CS300)の2機種