当ランキングでは、世界88カ所にある1543大学の学生が受講している各大学の個別科目のパフォーマンスについて、独立した比較分析をしている。調査対象は51科目と、5つに大別した学部学問領域((1)芸術・人文学、(2)工学・技術、(3)生命科学・医学、(4)自然科学、(5)社会科学・経営)だ。日本の51大学における5学問領域486科目(プログラム)のパフォーマンスに関する独自のデータを発表しているという。 このうちアジア地区の大学の398科目が、上位50位にランクインしていた。内訳は105が中国本土、76が香港、72が日本。 今年は日本の該当科目のうち48%が順位を下げ、32%は順位の変動がなく、16%が順位を上げた。学科領域の世界上位50大学にランクインした日本の大学の学部数は、19年には79だったが、22年には72に減少している。 ますます多様化する海外の競争校とは異なり、日本の高等教育分