フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『XIANG PEN PEN(シャンペンペン)』のアラカルト中華です。 「コースもあるけどアラカルトで楽しめる。価格帯も行きやすく。僕はお酒も好きなんで、ワイン、クラフトビール、紹興酒、台湾ウイスキーも揃えて」。自分が本当に行きたい店を妻と共に作りたい……シェフの九鬼修一さんが独立するにあたって描いた夢が、8月にオープンした木場の中華料理店『XIANGPEN PEN』で形になった。 ホテル中華や『筑紫樓』といった王道から、中国のローカルな食文化を探求する代々木上原『Matsushima』等まで、多様な経験を積んだ九鬼シェフのお料理は、素材感の生きた確かな骨格の広東料理に、シェフならではのツイストが利いたスタイル(そんなのときめくに決まっている!)。例えば香港クリスピーチキン・脆皮鶏(チョイペイカイ)は赤鶏さつ
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