photo:erichan(unsplash) ■北里柴三郎、何をした人? 7月3日から新札の発行が始まった。SNSでは既に手に入れたという人が写真をUPしている。デザインについては発行前は「数字のフォントがダサい」など賛否両論あったが、手にした人からは「意外といい」「きれい」などのコメントもあり、おおむね好評のようである。 さて、お札のイメージを決定づけるのが、表面に描かれた肖像だ。千円札は野口英世から北里柴三郎にバトンタッチしたが、「知らない」という人もいるようである。しかし、北里は伝染病研究所や北里大学の設立に携わり、日本の感染症研究の第一人者として、日本の近代医学の父とも讃えられる偉大な人物なのである。 主要な業績としては、1890年に破傷風とジフテリアの血清療法の開発をした点、そして多くの弟子を育てた教育者としての一面が有名だ。野口英世も北里の教えを受けた存在で、親交があった。研
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